パタヤで便利な配車アプリといえば、BoltとGrabだ。
パタヤではBoltのほうが安いため、利用者が多い。
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パタヤ市内で移動することがあれば、Boltばかり使っている。
が、便利な配車アプリだが問題もある。
特定エリアではBoltやGrabを呼び出すことができない。
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パタヤバスターミナルでの配車アプリ呼び出しは不可
さて、バンコク・エカマイからのバスでパタヤバスターミナルに到着した。
バスターミナルからパタヤの自宅までBoltを呼んで移動するのが常だ。
ターミナル内で待機している乗り合いソンテウは大通りを走るだけで、以前とは違い個別の訪問先まで行かないことが多くなった。
ソンテウをチャーターすると、パタヤ中心部まで200バーツくらいだろうか。
バイクタクシーもたくさん待機しているが、これまた高い。言い値は100バーツ。
ターミナルの外の道路を渡った先で待機しているバイタクだと80バーツか。
でも、Boltだと70バーツ前後だ。ソンテウやバイタクと違って事前交渉はいらないし、車内はエアコンが効いていて快適だ。
ソンテウやバイクタクシーは考えられなくなった。Boltしかない。
バンコクからのバスを降りる直前からBoltを立ち上げて、配車の手配をする。
このあたりで待っていれば、いつもなら、すぐに車がやって来る。
が、マッチングしない。
ドライバーは出てくるものの、次から次へとキャンセルされていく。
2人、3人、4人、5人、6人とそれはもう連発される。
なんだ、これは？
8人目くらいでようやくマッチした。
するとメッセージが届き、「ターミナル内へ行けないから、外へ移動してほしい」といった内容だった。
あ、そこでようやく気づいた。
そうか、バスターミナルで乱闘騒ぎがあったっけ。
今年1月16日のこと。
バスターミナルで客をピックアップするBoltのドライバーと、ターミナル内で待機しているバイクタクシーのドライバーで暴力事件が起きた。
タクシー側からの苦情を受けて、パタヤ市や交通局がチェックに入った。ターミナル内で配車アプリの営業は可能なのかどうかと。
そんな地元ニュースがあったことを思い出したのだ。
明確な違反行為であるとの続報は見当たらなかったが、まあ、これはよくあることだ。
数年前から配車アプリドライバーと地元バイタクとのいざこざは起きていた。
バイタクのたまり場の前で、Grabのステッカーを貼った車が客をピックアップすると、起こったバイタクと喧嘩になるといったケースだ。
また、プーケット空港のように空港側が明確にGrabの乗り入れを禁止していることもある。
今回のバスターミナルの一件も同じようなもの。
どうやら、BoltやGrabのドライバーのバスターミナルへの立ち入りは制限されているようだ。
というわけで、あわててバスターミナルを出る。
ノースパタヤ通りを少し歩いたところで待機しておく。
バスターミナル出口のすぐそばにもバイクタクシーがいるので、距離を取ったほうがよさそうだ。
しばらくするとBoltの車が到着した。
車種を確認して、すぐさま乗り込む。これで無事に合流できた。
Boltドライバーと話をすると、やはりBoltやGrabはバスターミナルへの立ち入りは不可。原因は、先の暴力事件とのことだ。
ちゃんと乗車できれば、あとは通常のBolt。
きちんと目的地まで送ってくれて、運賃は事前の提示されたとおりだ。チップは必須ではないけれど、たとえば運賃65バーツだったら、80バーツ渡して釣りはいいよと言ってあげれば、ドライバーは喜んでくれる。
以上。
ノースパタヤのバスターミナルからBoltやGrabを呼ぶ際には、一度ターミナル外へ出てから、手配するようにしましょう。
ターミナル内にいたら、いつまで経ってもマッチングしない可能性大。
あと、逆にパタヤ市内からバスターミナルに行く場合は特に問題ないはずだ。今年2月にBoltでバスターミナル内まで送ってもらったが、何もなかった。
ターミナル入り口の手前で降りてくれと言われることはあるかもしれない。
もうしょうがないんで、従いましょう。
下手なことをして暴力事件に巻き込まれるのは馬鹿らしいんで。
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