ANAの新しいブランドであるAirJapanがプレスリリースを発表した。
シートや制服などが正式決定された。
就航開始は2023年2月だ。
広告
AirJapan
当初の発表では、2023年度下期就航予定となっている。
ホームページのトップ画像にも記載が残ったまま。
3月9日のプレスリリースでは、「2024年2月就航に向けて、シート・制服・ボーディングミュージック(機内BGM)を決定」となっている。
AirJapanはシート配列を決定。
全席エコノミーの324席。
引用⇒https://www.anahd.co.jp/group/pr/202303/20230309.html
シートピッチは32インチ(約81cm)で、足元広めとリクライニング深めの設計となっている。これは一般的な国際線エコノミークラスを上回るシートピッチとのこと。
各座席にはUSBポートとタブレットホルダーを装備する。モニターは無し。
機内食は有料。
2024年2月に東南アジアへの就航を予定。また、アジア路線を中心に順次運航路線を拡大していくということだ。
現時点では、具体的なルートは未発表だ。
無難に考えるとタイかシンガポールが筆頭候補となろうが、正式発表待ちとなる。
AirJapanは、ANAグループが蓄積したフルサービスキャリアとLCCの事業ノウハウを活用したものだとしている。
LCCのピーチはANAグループだ。
つまりは、AirJapanはANAとピーチの中間のような形態となるのだろうか。
全席エコノミーと機内食有料という点を考えれば、LCC寄りといってもよさそう。
エコノミークラスでもシートは広いのが売り。
ピーチより快適に座れるのは間違いないところ。
でもサービス面は、ANAに比べると大幅に抑える。
そんな感じのように思う。
LCCでは預け荷物は有料となるのが一般的だが、AirJapanがどうなるかは不明だ。
というわけで、来年2月に運航開始となれば、ANAグループは3つのブランド展開となる。
・ANA
・ピーチ
・AirJapan
サービスや料金など、それぞれに合わせて使い分けられるようになる。
まずはバンコク路線の就航からはじめてほしい。
なお、JALグループでは、ZIPAIRというブランドでLCCを運航している。
広告