タイは7月1日に完全開国となった。
パスポートとワクチン接種証明書だけで簡単に入国できる。
タイ渡航に関しては、もうパンデミック前の状態にほぼ戻ったといえる。
が、現在、航空券は世界的に見ても価格が高騰している。
原油価格の上昇とインフレの影響だ。
タイ航空では、タイ開国に合わせるかのように7月の特別セールを開催中だ。その一方で、さらなる燃油サーチャージの値上げを発表した。
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タイ航空のJULY Special
7月の期間限定セール運賃での販売だ。
予約期間:2022年7月10日まで
対象期間:2022年12月15日まで
運賃検索結果から「SUPER SAVE」を選択する。
たとえば、11月の東京発運賃を検索してみる。
SUPER SAVEが表示されれば、セール対象の席が残っているということだ。
往路が43,570円
復路が42,580円
往復合計で86,150円。
(燃油サーチャージと諸費用込み)
やはり、燃油サーチャージの値上げにより、セール価格でもこの値段になってしまう。
今年6月1日発券分より、日本ーバンコク路線の燃油サーチャージはエコノミー片道で125ドルとなった。
往復で250ドルとなる。約34,000円だ。
サーチャージがなければ52,000円程度となるわけで、セールとしてはまずまず妥当な価格だと思う。
タイ航空の燃油サーチャージがさらに値上げへ
タイのメディアであるPrachachatの報道によれば、タイ航空が再度燃油サーチャージを引き上げると発表した。
世界的な原油価格上昇により、タイ航空の燃油にかかわるコストは、すべてのコストにおける割合で30%から40%へ増加した。
そこで燃油サーチャージの価格調整を行う。
1フライトあたりの燃油サーチャージを130ドルから150ドルへ変更する許可が下りた。2022年7月11日以降に有効とする。
つまり、7月11日以降にチケットを購入する場合は、より高い価格で購入することになる。
燃油サーチャージの価格はルートや距離によって異なる。
日本ーバンコク路線の新しい燃油サーチャージ料金がいくらになるかはまだ不明。
現在は片道125ドル。
ということは、150ドルくらいに値上げとなっておかしくない。
詳細はタイ航空からの発表を待つこと。
ANAとJALは8月からの燃油サーチャージの値上げを発表済みだ。
ANAは、日本ータイ路線で片道25,800円
JALは、日本ータイ路線で片道24,700円。
タイ航空も値上げとなるのは必至。
詳細発表待ちだが、一足早く7月11日発券分より値上げとなる可能性もあり。
タイ旅行を考えている人は、早め早めに航空券を購入しておいたほうがいいかもしれない。
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