6月1日発券分より燃油サーチャージが大幅に値上げされた。
特にJALとANAの値上げ幅は大きく、日本とタイの往復では2万円ほどの値上げとなった。
ANAは、8月1日発券分からの燃油サーチャージについて早々に発表。
さらに値上げされることになった。
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ANAの燃油サーチャージ値上げ
6月13日付けで発表されたANAの燃油特別不可運賃(燃油サーチャージ)の新しい告知。
2022年8月1日から9月30日までの購入分に適用される。
⇒https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/charge/fuelsurcharge/
1区間片道あたりの額だ。運賃とは別にかかる。
日本からヨーロッパや北米に行くには往復で98,000円の燃油サーチャージとなる。
日本とタイでは片道25,800円で、往復なら51,600円。
6月1日から7月31日購入分までの燃油サーチャージは、日本-タイで片道20,400円、往復40,800円。
同じフライトであっても、8月1日以降に購入すると、片道5,400円、往復10,800円高くなる。
ちなみに5月31日購入分までの燃油サーチャージは往復で19,400円だった。
6月1日から7月31日が、40,800円。
8月1日からは、51,600円。
5月と8月を比較すると、実に3万円以上の値上がりとなる。
レガシー他社とLCC
JALとタイ国際航空の燃油サーチャージについてはまだ発表がない。
JALは近々発表しそうだが、タイ国際航空はもっとあとになるだろう。
現在のエネルギー問題をかんがみると、値下げされることはちょっと考えにくい。
この先、どこまで上がっていくのか。
各国の開国にともない、フライト需要は高まっている。
すでに安いチケットは取りづらくなっている状況に加えて、燃油サーチャージの値上がり。
海外旅行好きにはつらいところだ。
LCCの場合は、燃油サーチャージ込みの運賃となっている。
燃油代が上がれば、そのぶん運賃に上乗せする形となろう。
現在、日本とタイを結ぶLCCはZIPAIRのみとなっている。
来月にはタイ・エアアジアXが東京(成田)・バンコク(スワンナプーム)路線を就航開始させる予定だ。
7月の運賃はすでに高くなっている。これは単純にシートが少なくなっているのが原因かもしれない。
タイ・エアアジアXは、10月には、関空-スワンナプーム、札幌-スワンナプーム路線がそれぞれ運航開始予定。
本当に飛ぶのかはまだ不透明だが。
LCCも基本運賃を値上げする可能性がある。
販売価格には注視を。
8月以降に海外旅行予定があるなら、早めに航空券を買っておいたほういいかもしれない。
7月31日までに購入するなら現行の燃油サーチャージ代となる。
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