CLUB4(クラブフォー)は、以前からパタヤリピーターや長期滞在者の間では、密かに有名な遊び場。
うまい名称が思いつかないが、ショートタイムバーとでも呼べばいいのだろうか。
ジェントルマンズクラブのようなところ。
ソイ6に近いが、雰囲気はちょっと違う。呼び込みがいるわけではないし、店内で音楽がガンガンかかっているわけではない。
かといって落ち着いて飲むわけでもなく、しきりにお誘いが来る。
で、お互い気に入れば、2階のヤリ部屋へ上がるスタイル。
前回のパタヤ滞在時に紹介した、ソイエキサイトにある「エキサイトクラブ」は、このクラブ4を模倣して作られたものだ。
さらに、クラブ4の近くに新しいショートタイムバーができていた。おそらく今年の6月か7月くらいにはオープンしていたはず。
店名が「007」という。
タイ人の呼び方は、「スンスンジェット」。
ファランは、「ゼロゼロセブン」ないし「ダブルオーセブン」と呼ぶそうだ。
クラブ4ならびに、007を訪問してきたので、そのレポートをお届けしたい。
クラブ4と007への行き方と場所
おおまかにいうとソイボンコットからソイアルノタイへ抜ける道の途中にある。
かなり不便な場所だ。
バイクがないと、かなりきつい。歩けない距離ではないが、長い道のりとなる。
ビーチロードやセカンドロードに滞在している人は、バイタクを拾ったほうがいい。
パタヤカンから行くなら、ソイアルノタイ入り口付近でバイタクを利用しよう。
(なお、タイ人の「クラブ」の発音は、「カブ」に近い。)
帰りは、近くにバイタクの溜まり場がある。もしバイタクがないなら、少し歩いてから拾うか、店の人にバイタクを手配してもらおう。
ローカルなエリアゆえ、夜間はかなり暗くなるが、治安の心配はそれほどなさそう。が、注意は怠らずに。
パタヤ初心者には、地理的にハードルが高いが、いろいろと刺激的な店なんで、ぜひとも足を運んでもらいたい。
クラブ4の名刺の地図を載せておく。
かなりアバウト。
アルノタイのニランコンドから近いように見えるが、実際はそこそこ遠い。
また、ソイアルノタイのパタヤカン側入り口からニランコンドまでも距離があるんで、徒歩では厳しいだろう。
グーグルマップ
ソイブッカオ近辺からの行き方を軽く解説。起点はソイエキサイトとする。
上掲グーグルマップのA地点がソイエキサイト。B地点がクラブ4。
ソイエキサイトからサードロードを渡れば、サードロード(チャロームプラキアット)ソイ18となる。
ソイ18入り口
このソイを道なりにずっと進む。途中、右手に59バーツのステーキ屋が見えるが、ずっと直進。このあたりを総称してボンコットと呼ぶ。
すると左手にファミリーマートが見える。ここの角をを左折する。
(追記)このファミリーマートはその後閉店した。現在は空き店舗。FULL LOVE INNという青と赤の看板を目印にすべし。
しばらくすると、二股に道が別れており、手前側の道を右折。
さらに延々と直進すると、右手に長屋風の建物が見えてくる。
そこがクラブ4と007となる。
間に数軒挟まっているが、ほぼ同じ建物みたいなもので、近くまで行けば2軒ともすぐにわかる。
ソイエキサイトから歩いて15分から20分といったところか。バイクならあっという間です。
(2018年1月追記)その後、ぞくぞくと店が増えた。現在の夜の様子。
CLUB 4(クラブフォー)
入り口には鍵がかかっていることがあるようだが、近づくと中の従業員が気づいて開けてくれる。
閉まっている時はブザーを押してみよう。
鍵が開いていれば、勝手に入ってもかまわない。
中に入ると、手間に座敷スペースになっており、一番奥がバーカウンターとなっている。
一人で訪れたらバーカウンターに座ってドリンクを注文するのがいいだろう。
仲間同士だと、いきなり座敷スペースに陣取るのもおもしろいかも。
ビール(LEO)が70バーツ
レディドリンクが130バーツ
営業時間は昼2時から深夜0時までが基本。
出勤人数が少ない時は、早めに閉店することもあるようだ。
わたしが訪れた際の出勤人数は4人だけ。
普段は7,8人くらいいるそうだ。
手の空いている女性が言い寄ってくるので、気に入れば相手をしてもらうことになる。
ドリンクを奢って、座敷スペースへ移動してもオッケー。
靴を脱いで座敷に上がる。座敷といっても、ソファーのようなやわらかいスペースになっており、寝転がることができる。ラウンジスペースといったほうがいいかな。
ここで散々っぱら、女性といちゃいちゃできるというシステム。
これは、同形態の店である007やエキサイトクラブでも同様。
狼藉三昧を繰り返すファラン客をよく見かける。
この座敷ラウンジスペースでの楽しみが、クラブ4の特徴だろう。
さらに盛り上がれば、バーファインを支払って、より濃厚なサービスを受けられる。
バーファイン:300バーツ
口:500バーツ
ブンブン:1000バーツ
上階にやり部屋がある。
また、座敷スペースにはカーテンが用意してあり、カーテンを閉めてから、その場でサービスを受けることも可能とのこと。やり部屋を利用しないが、やっぱりバーファインはかかるそうだ。
基本的な流れはソイ6と同じなんで、あとは簡単。
ことが終わって、下に戻ってからドリンク代とバーファインを精算する。
(先に払ってもいいだろうし、その後もさらに飲み続けてもオッケーだけど。)
ちなみに、これは2014年に撮影したクラブ4。今とはやや違う。
007(スンスンジェット、ダブルオーセブン)
ここも玄関には鍵がかかっていてブザーを押して入れてもらうスタイルのようだが、店に近づくと従業員が招き入れてくれた。
もちろんドアが開いていれば、勝手に入店しても問題なし。
クラブ4は何度か訪れているが、007は今回が初訪問となる。
クラブ4と違って、手前側がバーカウンター、奥がカーテン付きの座敷ラウンジスペースとなっている。
店内には映画007シリーズのポスターが飾ってある。ショーン・コネリーが若い。
もちろん、店名の由来はその007シリーズからだ。よって、ファランはダブルオーセブンと呼ぶ。
流れはすべてクラブ4と同じ。
カウンターに座ってドリンクを注文する。
カウンター席のすぐ後ろが、女性陣の待機場所となっており、すぐに声がかかってくるはずだ。
レディドリンクを奢って、座敷ラウンジへ移動して、いちゃいちゃするもよし。
ビール(LEO):70バーツ
LD:130バーツ。
バーファイン:300B
口:500
ブンブン:1000
これまた、クラブ4とまったく同じ料金設定とシステム。
営業時間は、昼12時から夜12時まで。
わたしが訪問した時は、出勤者7名。
在籍嬢は全部で10人くらいと言っていた。
エキサイトクラブもそうだが、ここにも元クラブ4在籍嬢がいた。
同じような店で働く傾向が強いようだ。
年齢層は20代前半が少しで、あとは20代半ばから後半。
わたしの相手をしてくれたのは、24歳の女性。
顔もスタイルもまずまずといったところか。でも、妖艶な雰囲気は漂わせている。
レディドリンクを奢って、楽しく飲むことができた。
接客はかなり積極的だ。
なお、バーファインを払って外へ連れ出すことも可能。
応じるか応じないかは女性次第。またその場合のチップも女性次第。
ちなみに、日本人は毎日一人か二人くらいは、店にやって来るとのこと。
これは、クラブ4も同じ。
意外と好きな日本人も多いみたい。
まとめ
立地条件が悪いので、レンタルバイク派以外にはかなり厳しい。
昼間なら、上記地図を参照にブッカオから徒歩で訪問可能。夜間でも問題ないと思うが、治安に気をつけるに越したことはない。
この手の店で簡単に行けるのは、エキサイトクラブだ。
中身はクラブ4や007と同じ。在籍女性には元クラブ4出身者もいる。
関連記事:エキサイトクラブ(EXCITE CLUB)はソイエキサイトにある新しいショートタイムバー。トータル1300バーツなり。
クラブ4、007、エキサイトクラブにしても、ソイ6のような激しい客引きがまったくない。ドアが閉じられているんで、最初は入るのに抵抗があるかもしれない。
が、入ってしまえば、どうということはない。
ドリンクも別に高くない。ビールとレディドリンクで200バーツぽっきり。ソイ6より安いくらいだ。
基本的にはファランの遊び場だろうけど、日本人でもウェルカムなんで問題なし。
大まかな流れはソイ6と一緒なのだが、何となく雰囲気が違うんだよねえ。
大人の秘密の社交場とでも言えばいいのかな。
特に座敷ラウンジスペースでのまったりかつ濃厚な触れ合いが、大人の男の心を強く刺激すること請け合い。
この空気に慣れてしまうと、ソイ6では物足りなくなってしまうかもしれない。
クラブ4も007も似たようなものだが、どちらも一度は訪れてみてほしい。
Gダイアリーは休刊となりました。これが最終号。電子書籍版のみ。
紙媒体の最終号はこちら。最新の最強マップを切り取って使いたい人は、品切れ前に購入しておきましょう。