タイ保健省が隔離期間の短縮を提案していたが、本日のCCSA本会議にて承認された。
10月1日から隔離期間は最短で7日間に短縮される。
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タイ隔離期間短縮
通常のタイ入国では、AQと呼ばれる代替隔離施設(ホテル)にて強制隔離を受ける必要がある。
AQは、以前はASQないしALQという名称だったが、現在はAQとまとめて呼んでいる。
プーケットサンドボックスとサムイプラスをのぞき、タイ人も外国人もタイ入国時にはこのAQで隔離を受けなくてはいけない。
従来の強制隔離期間は14日間だ。
これを10月1日より短縮するとCCSAが発表した。
厳密にいえば、内閣承認と官報掲載が必要だが、CCSAが承認したので実質的に最終決定と考えていい。
・ワクチン接種証明書を持つ旅行者の隔離期間は7日に短縮
・ワクチン接種証明書を持たず空路で到着した旅行者の隔離期間は10日に短縮
・ワクチン接種証明書を持たず陸路で到着した旅行者の隔離期間は14日間のままとする
隔離滞在期間中は2回のPCR検査が求められる。現行では3回なので回数は減少。
隔離7日間の場合は、0-1日目と6-7日目に検査実施。
隔離10日間の場合は、0-1日目と8-9日目に検査実施。
隔離14日間の場合は、0-1日目と12-13日目に検査実施。
最後のPCR検査で陰性結果が出れば、隔離期間終了後は隔離施設を出て自由に移動できるようになる。
また、AQでの隔離中はホテルの敷地から出ることはできないが、一部の施設が利用できるようになる。
・屋外での運動
・スイミング
・サイクリング(監視可能なエリアがあれば)
・外部からの食事をオーダーする
・ビジネス目的で人と短時間の面会
具体的にどれほどの頻度でプールを利用したり、人と面会できるのかは不明。屋内のフィットネスジムは利用できるのかも不明。
実際の運用は各AQホテルによるだろう。
隔離期間の短縮はタイ開国パイロット県(つまりプーケットやサムイ)も含むとの記載があるが、詳細はよくわからない。
サンドボックス制度での入国ではホテル内強制隔離は免除されるが、開放エリアに14日間滞在していないと、エリア外での自由な行動ができない。15日目からはタイ国内を自由に移動できるようになる。
この14日滞在ルールが7日間に短縮されるということかもしれないが、詳細はTATやタイ大使館からの発表を待ちたい。、
まとめ
いよいよ隔離期間短縮が実現する。
14日から7日へと一気に半減される。これは大きい。
日本から利用する場合は、日本のワクチンパスポートを接種証明書類として添付すれば隔離期間7日短縮となるはずだ。
詳細は日本のタイ大使館で確認すること。
現時点では各国のタイ大使館で10月1日以降のCOE(入国許可書)発行を停止している。
在東京タイ大使館では9月28日まで停止となっているので、9月29日より再開するとみられる。
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