ガパオにも、いろんな種類がある。
一番メジャーなのは、豚の挽肉を使ったガパオムーサップだろうか。
鶏肉(ガイ)を使ってもいいし、イカ(プラームック)を使ってもおいしい。
今回は、屋台に缶詰があったので、ガパオプラーガポンにしてみた。
プラーガポン
プラー=魚
ガポン=缶
魚の缶詰のことだ。魚はイワシかニシンか、そんな小さな種類のもの。
オイルサーディンと考えたらいいみたい。
味は、トマト風味が一般的。
コンビニなんかでも簡単に買える。
他にも味はあるようだが、タイでは魚の缶詰といえば、トマト味が主流らしい。いわば、イワシのトマトソース煮缶詰か。
もちろん、ツナ缶や普通のオイルサーディンも買える。
ガポンは、クラポンともグラポンともカタカナ表記できそうだが、わたしにはガポンと聞こえるし、ガポンと発音したほうが通じやすいかな。
缶のビールも、ヌンガポン、ソンガポンと数える。
ややこしいのは、魚の種類にも、「プラーガポン」があること。
これは声調が違うので、タイ人に言わせると、まったく違う発音だよワハハ、ということなのだが、カタカナ表記だとどうしても同じになってしまう。
まあ、しょうがない。
缶詰のガポンは、ほぼそのままカタカナ読みで通じるかな。
さて、ガパオプラーガポンの出来上がり。
ここの屋台は、ほとんどそのままの大きさで魚を使っていた。中には、ほぐした上でガパオにする店もあるかも。
トマト風味とガパオの味付けが混ざって、ちょっと変わった味わいとなった。
これはこれでアリ。でも、やっぱり魚はある程度ほぐしてほしいかな。
缶詰の魚は、そのまんまイワシの味。
身をほぐしていないと、どうしても、魚の缶詰ご飯を食べているような気になってしまう。
おいしいんだけどね。
ガパオムーには飽きたよ、少々変わったガパオが食べてみたいよって人は、注文してみよう。
プラーガポンは、カオパット(焼き飯)に入れても、おいしいよ。
これも、屋台で注文可能。
缶詰だけコンビニやスーパーで購入して、酒の肴にしてもいいかもね。
日本でも買えるみたいです。
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