2021年のタイ、ソンクラーンフェスティバルは開催の方向へと先日報じられた。
文化大臣が開催に同意し、首相はどうのようにに開催するべきか制限措置について検討すると述べた。
また、CCSAが具体的な措置について議論することになっている。
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首相は難しい決断になるだろうと述べており、まだすべてが正式決定となったわけではないが、タイは2021年のソンクラーン再開に向けて大きく動き出している。
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パタヤのソンクラーン・ワンライ開催へ
では、パタヤではどうか?
地元テレビ局の報道によれば、パタヤ市長がソンクラーンとワンライを開催すると発表した。
厳格な感染予防措置のもとに開催することにより、経済と観光を刺激し、伝統を守っていくと。
⇒STV
ナックルアの寺院での伝統行事や、パタヤビーチでのイベントなどは、コロナ以前は毎年開催されてきた。
これらの伝統を継承し、観光を促進するために、2021年パタヤで開催されるソンクラーン祭りは、厳格な規制措置を守る必要がある。ソーシャルディスタンス、マスクの着用、検温の実施だ。
今年は、4月10日から4月15日まで6日間の長期休暇となる。
伝統的なソンクラーンは4月13日から15日までだが、観光促進のために休日を増やした。
また、パタヤ市長は、今年2021年のパタヤのワンライは4月19日に開催すると発表。
ワンライとは、チョンブリ県周辺地域独特の祭りで、パタヤでは毎年4月19日に開催される。
街全体で水掛けを行う狂乱の祭りだ。
昨年はむろん中止となった。
今年2021年はワンライも開催へ。
ワンライ当日は、パタヤ各地でイベントやコンサートが開催されるのが常だが、今年はどうなるかまだわからない。
祭りもイベントも水かけも政府の定める規則に従う必要がある。
CCSAならびに政府による規制措置がまだ明確になっておらず、正式決定を待つ必要がある。
政府の感染予防対策措置が決定されれば、それに沿った形でパタヤでの規制措置も定められ、イベント開催についても、順次決定していくはずだ。
まとめ
ともかく、パタヤにあの水かけが帰ってくる。
例年と同じような水かけになるかはまだわからないけれど、一滴の水も流れなかった昨年とは大違いのソンクラーンとなりそうだ。
パタヤの水かけには多くの外国人短期旅行者が参加するもの。でも、今年は短期外国人旅行者はまずやって来ないだろう。
通常ならソイ7がパタヤ最大の水かけ激戦区となるはずだが、今のソイ7はゴーストタウンと化しており、はたして水かけがどうなるのか。
ワンライでは、ビーチロードを歩行者天国にして、コンサートも各所で開いていたものだ。今年はどうなるのか。
パンデミック前とも違う、ニューノーマルでのソンクラーンの開催だ。
パタヤで何度も水かけを経験していると、正直もはや鬱陶しい存在でしかないが、なければないで寂しいもの。
今年のソンクラーンは、いろんな意味で楽しみではある。
まずは政府の正式決定待ち。
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