3月5日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は前日比で少し増加。
パタヤでは中国人バー経営者が感染。
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タイ全国の感染状況
3月5日発表、タイの新規感染確認者は79人
(累計26,241)
外国からの入国14人
国内感染(病院にて検査):22人
積極調査:43人
死亡:0人(累計85人)
病院での検査22例内訳
サムットサコーン12
バンコク6
チョンブリ1
パトゥムタニ3
積極調査43例内訳
サムットサコン38
パトゥムタニ5
国内感染65例のうち、サムットサコンで50例で確認され、割合は76.92%。
サムットサコンとパトゥムタニではまだ感染がおさまっていない。
外国からの入国14人は隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
12人の出発国は、スロベニア、アメリカ、ロシア、UAE3人、ドイツ、イタリア3人、リビア、南アフリカ。
あとの2人は、ミャンマーの自然国境を通過してタイに不法入国してきていた。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ずっと新規感染者二桁台を維持。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本はまた増加。最近は1000前後をうろうろしている。
チョンブリ感染状況
3月5日発表、チョンブリの新規感染確認は1人
(累計657人)
チョンブリの新規感染はバンラムン地区(パタヤ)で1人となっている。
パタヤでレストランとバーを経営している中国人。バーは昨年末より閉鎖されたまま。
今年2月24日から26日までバンコクへ旅行。ショッピングモールには4度行ったが、場所は未発表。
咳が10日、鼻づまりが2日続いたので、病院へ。陽性が確認された。
2月26日以降のパタヤでの行動は、近所のコンビニへ行ったのみ。食事はGrabでオーダー。常にマスクを着用していたとのこと。
さらに詳しい調査を実施中。
その後、チョンブリ保健局より、感染者タイムラインによる注意喚起が出されている。
どうやら感染者はテパシットのDusit Grand ParkコンドミニアムE棟に住んでいるようで、バンコク(スクンビットソイ26)へ送迎したドライバーや、接触したおそれがあり、症状がある人は病院で検査を受けよとのこと。
チョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
チョンブリの新規感染者は2日連続で1人となる。
政府ブリーフィング概要
政府による状況ブリーフィング(英語版)は毎週月水金の開催。
・タイでのワクチン接種は13県にて計画どおりにスタートしており、さらにワクチンが到着すれば、他県へ拡大させていく予定となっている
・3500万回分ワクチン購入のための追加予算を承認した。これにより今年6300万回のワクチン接種が行える。タイ在住外国人も対象となっている。
・多くのスポーツイベントの開催がCCSAによって承認された。ニューノーマル生活様式に適応するため、主催者側もリスクを認識している。観客数の制限があり、当初は50%としていたところ、25%とすることに主催者も同意した。
タイ国内ワクチン接種進捗状況
2月28日から3月4日時点までの累計:17,697人
累計内訳
医療従事者や公衆衛生ボランティア:15,981人
感染者と接触する高リスク職業人:1,603人
先天性疾患を持つ人:22人
高リスク地区の住人:91人
中国人による偽造ワクチン摘発
タイ保健省が注意喚起を発表している。
インターポールによれば、中国と南アフリカで数千単位の偽造ワクチンが押収され、中国の工場では80人を逮捕。南アでは中国人3人とザンビア人1人を逮捕。中国人は南アで偽のワクチンを売りさばこうとしていた。
正規ワクチンはインターネット上では購入できないとインターポールが警戒を呼び掛けている。
なお、現時点ではタイでのワクチン購入と管理はタイ政府のみが行っている。
いずれは民間でも独自購入が可能となるとされているが、扱えるのは医療体制の整った病院のみ。民間企業やネットでの販売はない。
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