昨年2020年は中止となったタイのソンクラーン祭り。
水かけで有名で、ソンクラーン期間中に外出すると全身ずぶぬれになるのが毎年恒例であったが、2020年のソンクラーンでは一滴の水もかけられることはなかった。
イベントもすべて中止となっていた。
今年2021年のソンクラーン祭りが実施されるかは不明であったが、本日、動きがあった。
2021年タイのソンクラーン祭りは開催の方向へ。
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2021年ソンクラーン実施へ向けて内閣が規制措置を検討
タイ文化省大臣は、3月3日水曜日に、文化省としてソンクラーン祭りの再開を支持すると発表。
ただし、ソーシャルディスタンスやイベント会場の入場制限など、厳格な感染防止対策を講じる必要があるとしている。
カオサン通りのような大規模な活動で有名な場所では、規制措置の対象となる。
ワクチン接種が可能となった今、ソンクラーンは観光と経済を刺激するのに役に立つだろうと大臣。
また、プラユット首相が発言。
2月末の3連休で道路渋滞を引き起こすほど多くの人たちが旅行したにもかかわらず、新たな感染は発生しなかった。これは、人々がマスクを着用し、手指を清潔に保ち、ソーシャルディスタンスを守ることに協力してくれおかげだ。
内閣として、人々がソンクラーンの祭りを自由に楽しめるのか、それとも何らかの予防措置を講じる必要があるのか検討していく。
人が多く集まり、お互いに水をかけあうと、新たな感染が起こる可能性がある。新たな感染が国中に波及していくかもしれない。
感染拡大再発を防ぐ必要がある。
これは難しい決断になるだろうと首相。
ソンクラーンは4月13日から15日まで。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2077631/songkran-festivities-allowed
参照:https://www.nationthailand.com/news/30403266
まとめ
とりあえず、今年のソンクラーン開催に向けてゴーサインが出た形だ。
詳しい規制措置にはついてはこれから検討され、発表になる。
政府の定めた方針をもとに、最終的には各県知事が判断を下すことになるだろう。
場合によっては、大きなイベントは昨年に引き続き中止となるかもしれない。
コンサートなどのイベントには多くの人が密集して参加する。このような形態のイベントが実施できるかは不透明。
また、街中での水のかけあいにも規制がかかることもありうる。
水かけが許可されても、時間制限は例年以上に厳しくなりそう。
パタヤでは、4月19日のワンライという街全体で水かけを行う祭りが開催される。昨年は中止となったが、今年はどういう形で開催されるのかはわからない。
ひとまず、今年のソンクラーンは開催へ動き出した。
あと1か月ちょっとある。
規制措置の詳細がどうなるか、しばらくは様子見だ。