本日12月25日はクリスマス。
日本と違い、タイではクリスマスのイベントはイブの24日ではなく25日が本番となる。
欧米人が多いパタヤではクリスマス当日にかけて街はクリスマスモードになっていく。
とはいえ、今年のパタヤはあまりにも観光客が少ない。
またサムットサコーンでの大規模クラスター発生を受けて、パタヤにおいても年末年始のイベントの中止が余儀なくされている。
普段のパタヤのクリスマスとは大きく異なる。
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パタヤのクリスマス
普段であれば、街のあちこちにクリスマス衣装やグッズを売る店や屋台が出現するが、今年はかなり少ない。
クリスマスの飾り付けもやはり減っている。
ソイブッカオ脇にあるSleep with Me Hotelの名物ゴリラは、ちゃんとクリスマス仕様になっているのがうれしい。
LKメトロ内のクイーンクラブやクリスタルクラブは例年どおりの飾り付け。
ウォーキングストリートはそこまで派手にクリスマス仕様とはなっていない。
やはり、今ファランの客が集中しているのは、LKメトロとソイブッカオだ。
クリスマスイブの夜
クリスマスイブの夜、パタヤの様子を見てきた。
セカンドロードはほとんど車が走っていない。
アルカザールの電飾がきらびやかだ。
ソイ6に入ってみると、普段の平日よりはファランの客足が多め。
普段だとソイ6全体で歩いている客が5人以下だが、イブの夜は10人くらいはいた。
たとえ客が10人でもにぎわっていると感じさせるのがソイ6の現状なのである。
呼び込みに出ている女性陣の多くは赤い衣装。
そこまでクリスマスクリスマスしているわけではないが、場の雰囲気は明るくなる。
でも大半のバーでは、呼び込みよりもネット配信に夢中。
もはやリアル客には期待しておらず、遠く離れた異国にいるサンタクロースからの遠隔リンガベルが最高のプレゼントというわけだ。
そりゃあチンケな沈没客よりも金を持った異国のサンタのほうが望みを持てる。
ビーチロードに出るも、やはりがらがら。
パタヤカンとの交差点付近では、電飾回廊が作られていた。
これはけっこう綺麗。
インスタ映えするスポットでもあり、ローカルタイ人が撮影に訪れていた。
中央には、Happy New Year 2021の電飾もあり。
ほんと、幸せな新年になればいい。
ウォーキングストリート
ウォーキングストリートに入っていく。
やっぱり、がらがら。
クリスマスイブとはいえ、平日の夜だ。
特に人が増える要素はない。
呼び込みの衣装がクリスマス仕様になっているが、これまた特に盛り上がりはない。
いたって平穏な昨今の寂れたウォーキングストリートである。
歩いている外国人客は少ない。
ファランと東アジア人少々。
どこのゴーゴーも店内の客はせいぜい数人程度しかいない。
小さな箱だと客がゼロのケースも珍しくない。
再開したパンダゴーゴーをのぞくと客は3人。全員ファラン。意外と中国人がいない。
一方、奥のほうにあるパンダクラブは盛況のようだ。
ドイツ製高級車で乗り付ける中国人をよく見かける。
帰る時も高級車が迎えに来る。
ウォーキングストリートを我が物顔で高級車で走るのだ。
これが今のウォーキングストリートだ。
LKメトロ
正直今のソイ6もウォーキングストリートもおもしろくはない。
楽しいのは、ソイブッカオとLKメトロだ。
LKメトロに行くと、やっぱりにぎわっている。
ウォーキングストリートよりもクリスマスモード高め。
ファランが多い。というかひたすらファランばかりだ。
まだクローズしたままのバーもあるが、営業しているバーだけでも通り全体のクリスマスパーティ感を出すには十分。
ためしに、リノベーションをしたレディラブに入ってみた。
なんとびっくり。
場内大盛況。座る席がないほどの混雑ぶりと熱気が渦巻いているではないか。
リノベーションして綺麗になった影響かもしれないが、ここまで客が集まっているレディラブは初めて見た気がする。
寂れたウォーキングストリートやソイ6とは桁違いの盛り上がりだ。
集まるところには、ちゃんとファラン客が集まっている。
ソイブッカオの界隈のバービアも同様。
元々Zeroがあったバービアでは、ビールが安くバンドの生演奏もあって、ファランから人気。座るテーブルがないほど人が集まっている。
ツリータウンあたりのバービアもけっこうなにぎわい。
中には、爆竹を派手に鳴らすバーもあった。
今のパタヤでクリスマスの盛り上がりを感じるならLKメトロとソイブッカオだ。
パタヤに戻ってきたファラン
ちなみに、パタヤで少しずつではあるがファランが増えているような印象。
年末年始の長期休暇で、本国からタイに入国し、パタヤを訪れているファランがいるのだ。
実際に、14日間の隔離を終えてパタヤに遊びに来たんだというファランにバービアで遭遇した。
他にも最近パタヤにやってきたと思しきファランもちらほらと見かける。
面倒なCOE取得や、決して安くないヨーロッパからの長い長いフライトに耐え、2週間の隔離検疫をも乗り越えてまで、パタヤに戻ってくるファランたち。
それほどまでにパタヤの魅力は奥深い、いや罪深いのだ。
クリスマスに間に合ってよかったね。
まあ極端なたとえだが、中国人は高級外車でウォーキングストリートのディスコへ、ファランはLKメトロやソイブッカオのバービアで沈没。
でも、パタヤ独特の雰囲気を作るのは、間違いなく沈没ファランたちだ。
隔離を終えてパタヤに戻ってくるファランが増えているとはいって、例年に比べれば圧倒的に少ない。
年越しまでに、もっと多くのファランがパタヤに戻ってくることを期待する。
パタヤカウントダウンイベントが中止となっても、パタヤの年越しには多くのファランが欠かせない。
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