タイの街角で、「豆漿」と漢字で書かれた屋台を見かけたことはないだろうか。
これは、ソイブッカオ北側、常設市場近くのテスコロータス前付近に夜になると出現する屋台だ。
漢字で「豆漿」、タイ語で「น้ำเต้าหู้」と掲げてある。
豆漿は、豆乳のこと。
น้ำเต้าหู้は、ナムトーフ。豆腐水。
ノムトーフという言い方もして、豆腐牛乳となる。
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タイの豆腐牛乳
オーダーすると、熱々に保温された寸胴から豆乳をビニール袋に入れてくれる。
立ち上る湯気がなかなか強烈な匂い。
1杯10バーツである。
一昔前は5バーツだったそうだが、今はさすがに無理。
それでも安い。
ビニール袋を持ち帰って、グラスに注いで飲む。
通常のグラス2杯分くらいの量がある。
グラスがないならストローを直接ぶっ刺して飲んでもいい。
まだ熱々。
これ、けっこううまい。
豆腐独特の癖があって好みは分かれるところだが、わたしは好き。
疲れた胃袋に染み渡る。
なんだかほっこりする。
はたして、通常の豆乳と豆腐牛乳の違いが奈辺にあるのかよくわからないが、タイのコンビニで売っているパック入り豆乳よりも好きかも。
なにより熱々なのが嬉しい。
豆漿屋台(テスコロータス前)
移動式の小さな屋台のため、いつも同じ場所は限らないが、ほぼだいたいテスコロータス前で夜になると営業している。
豆乳屋台ではカノムパン(食パン)も一緒に売っていることが多いけれど、ここの屋台はシンプルに豆乳だけを扱っているようだ。
カノムパンとサンカヤーも一緒に
ソイブッカオ北端で夜から営業している豆乳屋台では、いろいろ売っている。
ここには、นมสดと書いてある。
ノムソッド、生乳のこと。
確認はしていないが、たぶんノムトーフもあると思う。
蒸した食パンが20バーツ。
サンカヤーという緑色のカスタードクリームみたいなやつが10バーツ。
熱々の豆腐牛乳と、サンカヤーをたっぷりつけた食パンを一緒に食べるのがタイ人スタイル。
妙にくせになる。
この屋台はテーブルもあるので、席で飲み食い可能。
夜遅くまでタイ人客がやってくる。
地図
昼間は何もないが夜になると固定屋台が出現する。毎日同じ場所で営業している。
隣は、マッサマンカレーがおいしいぶっかけ飯屋台。
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まとめ
豆乳屋は、基本的に早朝か夜しか出現しないとのこと。
パートンコー屋台でも豆乳を売っていることが多い。
関連記事:タイの朝食といえば、パートンコー(揚げパン)。練乳シロップをつけて食べると病みつきの味だ。ソイブッカオでどうぞ。
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白い袋に入っているのが豆乳。
緑色のクリームがサンカヤー。
パタヤで早起きした時はパートンコーと豆乳とサンカヤーで。
夜はカノムパンと豆乳とサンカヤーで。
もちろん豆乳だけでもいい。
アルコールに疲れた時は熱い豆乳で胃腸を休ませましょう。
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