ビエンチャン滞在時には、ラオンダオ1ホテルに泊まるのがお約束になってきた。
ビエンチャンを訪れる目的はタイビザ取得オンリーといってもいい。
以前はいろいろとビエンチャン観光してみたり、川沿いの屋台をまわったり、はたまたナイトスポットの捜索をしてきたが、回を重ねるごとにビエンチャン滞在が煩わしくなってきた。
トゥクトゥクとの交渉は面倒だし、バイク借りるにしても高いし右側通行だし、なにかと面倒。
物価自体タイより高くて、安いのはビールとタバコと女代くらいなもの。
夜遊び代にしても、ビエンチャン中心部の行きやすいところは、パタヤで遊ぶのと大差はない価格帯。
それだったらパタヤでいい。
郊外に出ればさらに安くなるのはわかっているが、なんだか面倒になってしまう。
15年くらいビザの関係でビエンチャンに通っている友人も同じようなことを言っていた。
かつてはローカル系の置屋を攻めていたそうだが、最近は部屋に籠もって、煙をもくもくさせていると。
気持ちはよくわかる。
ビエンチャンには心を掻き立てるものがない。
いや飽きたというべきか。
パタヤは飽きないがビエンチャンはすぐ飽きる。
むろん、パタヤは肌に合わないが、ビエンチャンには年に何度も通うという人もいる。
もうこればっかりは好みと相性の問題なので議論するだけ無駄。
ラオンダオホテル1
飽きた飽きたと言いながら、ビエンチャンには最低1泊はしないといけない。
川沿いのエリアに興味がないなら、タイ大使館から徒歩圏内のホテルに泊まってしまうのが楽でいい。
そんなときは、ラオンダオ1がうってつけ。
もし急に遊びたくなっても、裏庭には置屋がある。
それでも足りなければ、ホテル前に待機しているトゥクトゥクに頼めば、他の置屋へ連れて行ってもらえる。
最近は近所に食堂や商店もできて、昼も夜も生活には不便はなくなった。
で、またしてもラオンダオ1に投宿決定。
前回の様子⇒【ビエンチャンの夜遊び2018年10月】ラオンダオホテル1併設置屋ショート1000バーツ
ビザの申請を済ませて、午前10時過ぎにラオンダオ1到着。
ちなみに、大使館前からはたまたま通りかかった乗り合いトゥクトゥクで40バーツ。先に乗っていたのはビアラオの瓶をラッパ飲みしている陽気で若いファラン。バンコク在住のアメリカ人らしい。
さすがにこの時間帯ではまだチェックイン不可。1時にもう一度戻ってこいと言われる。
長いと思ったが、ロビーの木製ソファーに座って待機。
他にもチェックイン待ちの人多数。たぶん、ほとんどはフィリピン人。ビザツアーに参加しているのだと思われる。たまに知っているタガログ語が耳に入ってきた。
11時前、レセプションの人がチェックインできますと大声で告げると、一斉に列ができた。
続々とチェックインを済ませて、部屋に入っていくフィリピン人たち。
空いてきたところで、こちらもチェックイン。
パスポートは大使館に預けてきたので、タイの免許証を提示。問題なし。
すぐに部屋の鍵を渡してくれた。
アサインされた部屋は、例によって、一階の置屋向きの部屋。
これが3度目の投宿だけど、毎回この一角の部屋になる。
日本人男性一人だと、これがお約束みたい。
以前とは部屋自体は別だけど、中身は一緒。
掃除が行き届いていないし、老朽化もしているけど、それほど劣悪な部屋というわけでもない。
1泊だけなら文句ない。
作業机は広い。
Wi-Fiの速度はばっちり。動画サイトもストレスなく見られる。ただし利用者の増える夜間はちょっと遅くなった。
窓の外を見やると、目の前に置屋がある。
ほんと目と鼻の先の距離である。
が、昼間はまだ営業していない。
夕方6時くらいから徐々に集まるのだそうな。
タイ大使館すぐ近くにあるラオスサンドイッチで昼飯。
キープなら1万キープ、バーツだと50バーツ。
実勢レートからすると、キープ払いのほうがお得。
パクチーはちょっとだけ入れてもらう。
これ1個でかなり腹は膨らむ。
でも、味は普通。
タラートサオバスターミナル向かい側に並ぶサンドイッチ屋のほうが断然おいしいと思う。
置屋見学
だらだらと過ごしていると外が暗くなっていた。時刻は7時をまわっている。
ちょっくら置屋でものぞいてみるか。
(昼間撮影したもの)
ホテルの裏口から出たところに、やりてババアが待機している。
すぐに顔見せ部屋までご案内。
小さな待機部屋に女が15人から20人ほど。
まあ、いつもどおりの光景である。
いちいち年齢を聞いたりはしないが、まあ、たぶん若いでしょうな。
やりてババアの言い値は、ショート1200バーツ、ロング2400バーツ。
本来ロングは2000のはずだが、どうも早い時間帯では2400と言われるみたい。
前回少し遅い時間帯に訪れると、ショート1000、ロング2000にすぐに下がったんで。
じっと見学するが、まるで触手が動かない。
ぴくりともしない。
一部の好事家にとっては魅力的なラインナップに映るかもしれないが、なんだか相手にする気にもなれず、「パイギンカーオコン(まず飯食べに行ってくる)」とババアに告げて、すごすごと退散。
ビアラオ
で、本当に飯を食べに行く。
ラオンダオ1向かい側に新しくできたレストランだ。
いや、前から店はあったが、どうやら綺麗に作り変えたようだ。
ガパオムーとコーラ、それに氷入りグラスで、22,000キープだったような。90バーツほど。
やはりビエンチャンの食事は割高。
ただ、味の方はマイルドな味付けで日本人の口に合いやすいと思う。同じ料理でもタイとラオスではわりと違う。
タイでは、特に指定しなければガパオは激辛仕様で出されることがほとんどだけど、ラオスでは何も言わなくてもマイルド。もちろん辛さもあるけれど、全体的な味付けがなんだかやさしい。
どっちがいいかは好みだろうけど、どっちも好き。
レストランの隣には、これまた広くなった雑貨屋。
個人商店だけど、コンビニ風になっている。
ここでビールとつまみを購入。
あとは部屋で飲む。
飲むのはもちろんBeer Laoだ。
しかも、通常のビアラオに加えて、GOLDまでも。
ゴールドのほうは、日本のプレミアムモルツみたいな感じかなあ。
ちょっと贅沢なコクがあるみたい雰囲気。
普通のビアラオのほうが飲みやすいと思う。
ちなみに、ラオンダオ1では室内に禁煙の表示なし。灰皿は置いていないが、たぶん喫煙可能。ラオスではタバコが安い。メビウスが1箱200円くらい。
酒を飲みながら、タバコも吸えて、Wi-Fi使って動画サイトも見られる。
ダメ人間の出来上がりだ。
どうしてもというなら、トゥクトゥクドライバーに頼めば、別の煙が出るやつも手に入るだろう。
もっとダメ人間の出来上がり。
で、興が乗ったら、徒歩1分で置屋へゴー。
だめだめすぎるなあ、ここ。
もう一度置屋見学に出かけようかとも思っていたが、結局ビール2本をあけると、ほろ酔い気分となってしまい、もはやどうでもよくなってしまい、そのまま眠ってしまったのであった。
これにてビエンチャンの夜は終了。
ほんの数分置屋をのぞいただけ。
いやあ海外夜遊び好きとしては失格ものの行動に違いないが、もうビエンチャンはいいかなあと。
明日ウドンで遊べばいいや。
置屋はどうにも肌に合わない。
バービアがいい。
ウドンのバービアがいい。
置屋系の遊びにしても、ソイ6やジェントルマンズクラブのように飲みながらコミュニケーションをはかってから気分が乗ってきたところで2階に上がりたい。
そんなわけでビエンチャンの夜遊び調査はゼロ。
ラオンダオ1はちゃんと営業しているのがわかっただけ。
たぶん、他のホテル系置屋も営業しているはず。
去年の情報だけど、参考までにどうぞ。
関連記事:【2018年5月更新】ビエンチャン夜遊び風俗最新情報。ラオンダオ1・2、ソクサイフォン、帝豪(ティハウ)ホテル。
朝食
ラオンダオ1は無料の朝食付き。
翌朝までだらだらと寝ていると、目が覚めたのは午前8時。
たしか朝食は9時までだったはず。
あわてて4階にある朝食会場へ。
会場は一見豪華だけど朝食の内容はしょぼい。
しかも、もうすでに食材はほとんどなくなっていた。
みんなどれだけ早起きなんだよ。
色合いの悪い、実に寂しい朝食となった。
ラオンダオ1ホテルまとめ
ビエンチャンのホテル事情は、はっきりいって良くない。
設備のわりには高い。
コスパの高いパタヤのホテルに比べると、もう惨憺たるもの。
その中でもラオンダオ1は、まだましなほうかもしれない。
1泊700バーツ程度ならなんとか許容範囲。
ビザ取得目的かつ少しは夜遊びもしたいと考えているなら、もはやラオンダオ1しか考えられないかも。
というか、個人的にはビエンチャンでも他に考えることすら面倒になってしまっている。
ああ、早くタイに帰りたい。
と、ぐだぐだ書いてきたが、ビエンチャンを訪れたことがない人は、一度や二度くらいは行ってみたほうがいい。
できれば、バンビエンとルアンパバーンもついでに行ってみましょう。
関連記事:ルアンパバーン夜遊び情報。ラオっ娘広場よりベトナム置屋とハンノイ。
関連記事:バンビエン夜遊び情報。置屋でショート600バーツ。
夜遊び的に言えば、バンビエンの600バーツ置屋が風情があって好き。
ほどよく秘境感がありつつ、旅の醍醐味を味わえる。
ラオスのもっと田舎の秘境へ行けば、おもしろいことがあるかもしれないなあ。