プーケット・パトンビーチに2泊。それぞれ別のホテルに投宿した。
どちらもバングラ通りまで至近距離にあって、夜遊びに最適。
かたや部屋は古いがプール付きでリゾート感あり。かたやビジネスホテル風でリゾート感はないが綺麗で快適な部屋。
どちらも800バーツ前後で泊まれた。
高いと思っていたパトンビーチのホテルだが、きっちり探せば、便利な場所で快適なホテルが安く見つかるものだと実感した。
目次
エクスパット ホテル (Expat Hotel)
まず1泊目は、エクスパットホテル (Expat Hotel)だ。
Expatとは、少々定義が難しいが、ざっくり言えば移住者とか長期滞在者とかそんな意味。主に仕事をリタイアして海外でずっと暮らしている人のことを指す。
欧米人がビーチリゾート地で昼間からずっとプールサイドでのんびりしているイメージだ。パタヤにもプーケットにもExpatsは多い。
このエクスパットホテルは、まさにそんなエクスパットたち向けのホテル。
外観
スポーツバーが併設。
曜日によっては、クイズ大会なんかも実施している。
レセプション
中庭にスイミングプール。
スイミングプールを取り囲むようにして客室が並ぶ。
スーパーデラックス(プールサイドバルコニー付き)
プールサイドの部屋を予約した。
もちろん1階にある。
玄関脇にバルコニーがあり、プールはすぐ目の前。少々安っぽいが、リゾート感あり。
部屋内部は、けっこうくたびれていますな。
でも清潔には保たれている。
広さは充分。
ベッド、エアコン、冷蔵庫、テレビ、イスとテーブル、クローゼット、鏡台など最低限の設備は揃っている。
冷蔵庫内は有料ミニバー。近所にコンビニもあるんで、無理に利用する必要はなさそう。無料の水2本あり。
クローゼット内にセーフティボックスあり。
窓はスイミングプール側を向いていて、開けっ放しにすると他の宿泊者から丸見え。
浴室は無駄に広いです。
定番のタイスタイルで、洗面台・トイレ・シャワーが同じ床。
でも、シャワーは奥にあるんで、洗面台とトイレの床がずぶ濡れになることはない。
お湯の温度と水圧は問題なし。
洗面台は小さめで、アメニティは石鹸くらいしかない。
必要なものは自分で揃えましょう。
ホテル全体的に古めかしいが、浴室は特に年季を感じさせる。
タイの老舗系ホテルに馴染みがない人はちょっときついかも。
元々バックパッカーをやっていたような人なら、まったく問題ない。むしろリゾート気分を満喫できてハッピーなくらいだ。
大通りからは奥まったところにあるため、車の騒音やバーの音楽はほぼ聞こえない。また、宿泊者の大半は欧米からの長期滞在者のようで、騒ぎ立てるような人もいない。
静かに眠れた。
ただ、蚊が出やすい環境なので、ドアの開け閉めはすばやくやったほうがいいかも。
Wi-Fi無料
レセプションでパスワードをもらう。
ジョイナーフィー無料
セキュリティはかなり甘め。
普通に素通りしてゲストの連れ込みができそうだ。
実際にIDカード預けが必要かどうかは不明。
地図
大通りから小さな路地に入り、突き当りにエクスパットホテルがある。
路地の中には、屋台がいくつか並ぶ。
バングラ通りまでは徒歩2分くらい。
巨大ショッピングモールもジャンクセイロンまでは徒歩4分ほど。
昼も夜も便利な立地。
宿泊料金と予約先
アゴダで1泊789バーツだった。日本円で2,700円といったところ。
プールサイド以外の部屋はもう少し安くなる。
C & N ホテル (C & N Hotel)
つづいて2軒目は、C&Nホテル。
実は、エクスパットホテルのすぐ近くにある。
徒歩2分でホテル移動が可能だった。
エクスパットホテルとは違い、きちんとしたホテルの佇まい。
決して高級ホテルではないが、しっかりしたビジネスホテルといった雰囲気だ。
外観
玄関は路地を進んだ先
レセプション
ロビー脇にレストラン。
奥にエレベーター。
ほんと、普通のホテルです。
スタンダードルーム
宿泊したのはスタンダードルーム。一番安いグレード。あらかじめダブルベッドを指定しておいた。
普通に広い部屋。
普通に清潔。
普通に設備も充実。
冷蔵庫内はミニバー。無料の水2本あり。
作業用テーブルも広い。コンセントあり。
クローゼット内にセーフティボックス。ビーチ用のタオルもある。
さらに傘まで置いてあった。
浴室内はやや老朽化しつつあるが、特に問題なし。
タオルは、バスタオルとハンドタオルが2セット。
シャワーノズルは固定式。湯音と水圧はばっちり。
シャワーと洗面台の間に仕切りがないため、床はけっこう濡れる。
洗面台と鏡は大きくて気持ちいい。
このクラスのホテルにしてはアメニティが充実。
石鹸、シャンプーはもちろん、歯ブラシも置いてある。
部屋はバルコニー付きだ。
裏側の2階の部屋だったため、景観はまったくなし。隣のビルと駐車場が見えるだけ。
室内禁煙だが、バルコニーで吸える。
また、バルコニーの扉の密閉度が高く、外の騒音はまったく聞こえなかった。
パトンビーチとは思えぬ静けさ。
ただし、表側の部屋は近くにバーがあるため少しうるさいかも。
ダブルベッドルームのバックサイド希望を伝えておくのがベター。
Wi-Fi無料
チェックイン時に、ログイン名とパスワードが書かれた紙をもらう。
ログイン名は部屋番号、パスワードは自分のファーストネームとなるはず。
ブラウザを開いて、ログイン。ホテルのサイトへ繋がる。
接続状態は、ちょっと不安定かも。
つながりにくいことがあった。
繋がりがいいときは、速度も良好。
ジョイナーフィー無料
JF無料。
ただし、ゲスト二人目以降は500バーツかかる。
宿泊人数を二人で予約して、一人までなら連れ込み無料。
IDカード預けあり。
地図
大通り沿いにホテルは建つけれど、玄関は少し路地を入ったところ。
立地条件はエクスパットホテルとほぼ同じ。
バングラ通りまで徒歩2分、ジャンクセイロンまで徒歩4分。パトンビーチまで徒歩5分といったところ。
宿泊料金と予約先
アゴダで1泊804バーツだった。日本円で2,740円ほど。
この立地の良さと部屋の清潔さから考えると、3,000円以下で予約できるならコスパはかなり高いと思う。
ハイシーズンはこれより高くなるはずだが、1000バーツ程度なら利用価値は高い。
ただしスイミングプールもないし、ホテル内でのリゾート感はほぼ皆無。
昼間はパトンビーチへ行きましょう。徒歩5分くらいです。
ホテルへの直接予約料金表
宿泊した4月下旬の料金が1,500バーツ。
アゴダでほぼ半額で予約できたことになる。
プーケット・パトンビーチ夜遊び関連地図
両方のホテルの場所と、主な夜遊びスポットを記載しておいた。
ホテルからパトンビーチのメイン夜遊びスポットであるバングラ通りまで目と鼻の先にあるのが一目瞭然。
小さなバービア群がいくつか点在しているが、これはどこに泊まろうと歩きまわる必要あり。
エクスパットホテルもC&Nホテルも、夜遊びスポットの中間地点にあり、まさに夜遊びには最適の立地。
ここでいう夜遊びは成人男性向けではあるが、バングラ通り周辺にはディスコクラブがたくさんあり、若いバックパッカーや観光旅行者も普通に遊んでいる。
昼間の買い物や食事も巨大ショッピングモールのジャンクセイロンやビッグCへ行けば問題なし。
一般旅行者でも、おすすめできるホテルだ。
まとめ
ビーチ沿いのホテルやどうしても高くなりがち。これはどこのビーチリゾートへ行っても同じこと。
だが、少し内陸に入ると、とたんに安くなる。
かといって繁華街から離れるわけでもない。
部屋が少し古くてもいいからリゾート気分を味わいたいなら、エクスパットホテル。
なるべく綺麗なホテルに安く泊まりたいなら、C&Nホテル。
お好みに合わせてどうぞ。