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タイ地方都市グルメ 2018年パタヤ発チェンマイ・プーケット周遊旅行

チェンマイでカオソーイ三昧。一番おいしいのはカオソーイクンヤーイ。

投稿日:2018年5月5日 更新日:

チェンマイ旅行記

チェンマイ滞在初日はカオソーイを食べれなかった。
ちょっと悔しい。
せっかくのチェンマイだし、できるだけカオソーイは食べておきたい。
滞在は残り2日。

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チェンマイでカオソーイ

さすがはカオソーイの本場であるチェンマイだ。
街を歩けば、ほとんどの食堂やレストランにカオソーイがメニューに含まれている。

チェンマイのカオソーイ (2)

チェンマイカオソーイ (1)

旧市街地内には、日本語表記のカオソーイ屋もあった。

チェンマイのカオソーイ (1)

石を投げればカオソーイにぶつかる状態。

これだけあると、もはやどこで食べていいものやら。

で、結果は全部で3食。
滞在2日目は、昼と夜にカオソーイを食べた。
滞在3日目は、昼にカオソーイを食べた。

順番に紹介していきたい。

カオソーイイスラム

これは『地球の歩き方』にも載っているほどの有名店。
宿泊しているロイクロー通りのホテルからは徒歩圏内だったので、さっそく食べに行ってみた。

地図

ナイトバザールの近くにゲートがある。

チェンマイカオソーイイスラーム (9)

イスラム街になっているようで、モスクもある。
少し通りを歩くと、カオソーイイスラームを発見。

店構え
チェンマイカオソーイイスラーム (8)

まるで民家の納屋のような佇まい。

看板
チェンマイカオソーイイスラーム (7)

Khao Soi Islam Restaurantとの英語表記。

入り口
チェンマイカオソーイイスラーム (5)

店内の様子
チェンマイカオソーイイスラーム (3)

テーブルは多くて座れないことはなさそう。
ローカルっぽいが、有名店につき外国人客も多い。

猫が呑気に寝ている。

チェンマイカオソーイイスラーム (4)

無料のお茶あり。

チェンマイカオソーイイスラーム (15)

メニュー
チェンマイカオソーイイスラーム (14)

カオソーイが一番最初に載っている。

チェンマイカオソーイイスラーム (10)

あとは、クイティアオやご飯ものが並ぶ、

チェンマイカオソーイイスラーム (11)

サモサやサテも扱っているようだ。

チェンマイカオソーイイスラーム (13)

注文は、オーソドックスにカオソーイガイで。鶏肉入りのカオソーイだ。

チェンマイカオソーイイスラーム (12)

牛肉、鶏肉、肉丸(つみれ)、魚肉、素がそれぞれ並盛り50バーツ、大盛り70バーツ。
シーフード入りだと60バーツ、80バーツ。

すぐに配膳されてきた。

チェンマイカオソーイイスラーム (1)

大きめの丼にカオソーイ、隣には薬味と漬物。

乾麺は、やや細めでぶつ切りになったタイプ。
ほじくりかえすと通常麺が出てくる。

チェンマイカオソーイイスラーム (2)

鶏肉は、骨付きのもも肉ではなくて、カットされたもの。
これはこれですごく食べやすい。皮と脂身もあってジューシー。

一番肝心なのはスープ。
これまで食べたカオソーイの中には、一番あっさりしているかも。辛さはかなり控えめ。
あっさり系なのだが、妙に口に残る濃厚さも兼ね備えている。
カレー風味は薄いが、これまた妙にコクがある。
あっさりしつつも複雑という、なんとも言えないスープである。

ガッツリ系が好きな人には物足りないだろうけど、わたしはけっこう好き。
でも、インパクトがないのも確か。
イスラム系のカオソーイは初めて食べたけど、どうやら基本薄味とのこと。
うまいのは間違いない。あとは好みの問題か。

量はそこそこあるけれど、お腹いっぱいにはなれない。
大盛りは食べ過ぎなような気もするんで、二人で訪れてサテやサモサをシェアするといいかも。

チェンマイカオソーイイスラーム (6)

営業時間は、午前8時から午後5時まで。定休日はないようだ。
訪れて損はなし。
ナイトバザール周辺に滞在しているなら、さくっと歩いて行けます。

ナイトバザールのフードコート

続いては、ナイトバザール内にあるフードコートのカオソーイを食べてみる。

ナイトバザールには、いくつかフードコートがある。
今回はここ。

チェンマイナイトバザールフードコートカオソーイ (1)

Kalare Night Bazaarと呼ぶようだ。

地図

営業時間不明。ナイトバザールというからには、夕方から深夜までか。
中に入り、奥にフードコートがある。

チェンマイナイトバザールフードコートカオソーイ (4)

カオソーイ屋台
チェンマイナイトバザールフードコートカオソーイ (2)

カオソーイガイ60バーツ。
その場で現金払い。

まさかのプラ容器に入ったカオソーイ。

チェンマイナイトバザールフードコートカオソーイ (3)

薬味と漬物は一緒に入れられている。他の調味料は屋台前に置いてある。
乾麺はちりちり太麺タイプ。
鶏肉は、骨付きモモ肉。

スープも麺も具材もすべてが並。いや、並以下かな。
カレー風味は強いけれど、特徴は何もない。
いかにもフードコートの無難なカオソーイといった感じで、ちっとも面白くない。
第一、スープがぬるすぎる。

同じフードコートでも、パタヤのセントラルマリーナフードコートにあるカオソーイのほうがよっぽどおいしい。

関連記事:セントラルマリーナ(ノースパタヤビッグC)のフードコートでカオソーイを食べる

というわけで、ここのカオソーイはおすすめできません。
まあ、ナイトバザール買い物中で、ちょっと小腹が空いたときにさくっと食べるなら、ぎりぎりアリかなあというレベル。

カオソーイクンヤーイ

さて、次はどこで食べるべきか。
地元の味は地元民が知る。きっとそうに違いない。
と、ナイトバザールからの帰り道、ロイクロー通りにあるバーで知り合った女性は、地元チェンマイ出身。
彼女にチェンマイナンバー1のカオソーイが食べられる店はどこかと聞いてみた。
すると、逡巡することなく答えが返ってきた。
それが、「カオソーイクンヤーイ」だ。
翌日行ってみることに。

旧市街地内のお堀沿いにあるらしい。グーグルマップで調べてみると、ちゃんと登録されていた。

地図

ロイクロー通りやターペ門からはちょっと距離がある。歩いて行けないことはないが、流しのソンテウに乗れば、さくっと行けるはず。
わたしはレンタルバイクで行った。

店の看板がとても小さく、注意していないと、見過ごしてしまう可能性大。

これが入り口。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (11)

ゲートに小さな看板が掲げられただけ。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (12)

ゲートから中に入ると、左手に店舗がある。
なんか民家の軒先みたいな雰囲気。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (10)

営業時間は午前10時から午後2時までの模様。
昼過ぎには材料がなくなってしまうことがあるから、早い時間帯に行けとアドバイスされていた。
定休日は日曜。

正午過ぎの訪問。
ほぼ満席状態。なんとか席を見つけた。ラッキー。あとから来た客は満席でしばらく空席待ちしていたほど。

卓上に置かれたメニュー
チェンマイカオソーイクンヤーイ (1)

KHAO SOI KHUN-YAIと英語表記してある。おばあさんのイラスト付き。
なるほど、クンヤーイは、おばあさんのことだね。つまり、おばあさんのカオソーイという店名。

カオソーイビーフ(カオソーイヌア):並50バーツ、大盛り60バーツ
カオソーイチキン/ポーク(ガイ/ムー):並40バーツ、大盛り50バーツ

水とコーラが10バーツ。ロンガンジュース20バーツ。おもしろいのは、Lotus root juice。つまりれんこんジュースだ。他の客がオーダーしていたが、本当にジュースの中にれんこんが入っていた。味は不明。

無料の水もある。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (9)

厨房カウンターにも写真入りメニューあり。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (7)

通常のクイティアオも売ってます。

豚の皮と脂を揚げたケープムーも売ってますな。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (8)

カオソーイヌアがおいしいとも聞いていたので、牛肉入りカオソーイをオーダー。
が、すでに牛肉は品切れ。
噂通り売り切れるのが早い。
鶏肉ならまだあるそうなので、カオソーイガイにする。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (2)

オーダーしてから配膳されるまでかなり時間がかかった。これだけ繁盛しているのだからしょうがない。

15分ほど待って、ようやくカオソーイガイの到着。待ってました。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (3)

写真ではわかりづらいけど、どんぶりはかなり小さいです。
でも、味は抜群。

はっきりいってうまい。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (4)

スープは熱々かつ濃厚なカレー風味。かなり辛い。がつんとくるスープだ。でも、ココナッツミルクが辛さを和らげてくれる。
俗な表現となるが、辛味と旨味とコクが同居している。これはうまい。

鶏肉は、骨付きモモ肉ではなくて、カットしたタイプ。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (5)

濃厚なスープと麺がよく絡むこと。
付け合せの漬物や薬味はお好みで加えましょう。
紫たまねぎのしゃきしゃきした歯ごたえが好きだ。漬物はけっこうきつい味です。

あっという間に完食。

チェンマイカオソーイクンヤーイ (6)

スープだけが残ったが、このスープがうまくて、また飲んでしまう。

これまで食べたカオソーイの中では、間違いなくベスト1。
むろん、好みは人それぞれだろうけど、このカオソーイを嫌う日本人はまずいないだろうというレベル。

普通盛りだとかなり小さい。できれば大盛りをオーダーするのがベター。もしくは、カオソーイヌアとカオソーイガイの両方を食べてしまう欲張りコースでもいいかも。
開店時間が限られているんで、とにかく早め早めに来店すべし。正午前には行ったほうがよさそう。

カオソーイイスラームのあっさりなのに複雑な味という独特のカオソーイも好きだけど、やっぱりカオソーイはカレーラーメンでしょう。これくらいがっつりカレーカレーしてくれたほうがカオソーイっぽいです。
ああ、うまかった。
教えてくれたバーのお姉さん、ありがとう。

まとめ

結局3軒しか回れなかった。
というか、最後に食べたカオソーイクンヤーイがあまりにもおいしくて、もう満足してしまったというのが正直なところ。
まあ、チェンマイには他にも無数にカオソーイ屋があるわけで、中にはカオソーイクンヤーイを越える店があるに違いない。
いくらカオソーイ好きとはいえ、毎日2杯も3杯も食べ続けるのはきつい。
今回はここまで。
というわけで、現在のところ、個人的チェンマイカオソーイナンバー1は、カオソーイクンヤーイに決まりです。
チェンマイへお越しの際は、ぜひともカオソーイクンヤーイへどうぞ。

チェンマイのおすすめホテルはこちら。カオソーイクンヤーイからは反対方向となるが、ロイクロー通りにありナイトバザール近くで便利。

関連記事:【チェンマイのおすすめ格安ホテル】ホテル モンタ(Hotel Montha)。夜遊びとナイトバザールに最適。

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