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屋台もの(焼き鳥や唐揚げやつまみ) グルメレポート

サイクロークイサーンはもち米入りのイサーンソーセージ。ビールのお供に。

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タイ・パタヤの街角には無数の屋台が出没する。
その中にでも、ひときわ異彩を放つのが、この屋台。

サイクロークイサーン サイクロックイサーン (1)

南京玉すだれか巨大数珠か、最初見た時はびっくりした。
タイ人に教えてもらったところ、サイクロークイサーンだという。
サイクローク(サイクロック)は腸詰めソーセージのこと。イサーンは、タイ東北部。つまりは、イサーン風ソーセージとなる。

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サイクロークイサーン

サイクロークイサーンの形状は、ソーセージといっても様々。

球タイプ
サイクロークイサーン サイクロックイサーン (2)

一般的なソーセージタイプ
サイクロークイサーン屋台

通常は焼きソーセージだが、中には油で揚げるタイプのものもある。

中身もそれぞれ微妙に異なるが、基本は豚の挽肉と香辛料ともち米(カオニャオ)をこねたもの。
注文すると、炭火で焼き直してくれる。

サイクロック屋台

油で揚げるタイプも同様に熱々仕様となる。
やけどには気をつけましょう。

どれでも一皿20バーツ。
球タイプのものは、8個ほどそのままの形。
長いソーセージタイプのものは、カットして皿に入れてくれる。

サイクロックつまみ

キャベツ、紅しょうが、唐辛子が付け合せとなっているのが基本。キュウリとセットになっていることもある。

ソーセージ単体で食べるとかなり濃厚。臭みもある。

キャベツと一緒に食べるのがベター。
タイ人は、唐辛子も一緒に口に放り込んだりする。
口直しに紅しょうがをどうぞ。紅しょうがは、日本のものとほぼ同じ味。

豚のひきにく、香辛料、もち米、それに腸の皮の香ばしさがあいまって、口の中いっぱいにイサーンの大地の香りが広がるような気がしないでもない。
いや、うまいけど、喉が乾いてしょうがない。

で、ビールを飲んでしまう。

まあ、好き嫌いが分かれるところではありますが、わたしはけっこう好き。

もち米が入っていて、腹持ちもいい。
主食にはならないけれど、ビールのアテとしては最適な一品。

おつまみとしてバービアに持ち込んで、イサーン出身の人たちと一緒にサイクロークイサーンをつまむのはオツなもんです。

正体不明の見た目だけど、見かけたらぜひ買ってみるべし。

タイのソーセージは他にも種類いろいろ。

これは見た目はサイクロークイサーンっぽいが、中身は珍しく牛肉だそうだ。

サイクローク

名前は失念。

こちらは、タイ北部チェンマイ名物のサイウア。

サイウア チェンマイ料理レストランKASALONG (1)

関連記事:カオソーイとサイウア。パタヤの新チェンマイ料理レストランKASALONG。

サイクロークイサーンと似ているが、よりハーブがきつめで濃厚な味。

ちなみに欧米式のソーセージは、単純にサイクロークと呼ぶか、もしくはサイクロークファランとか呼んでいますね。ま、ソーセージで通じるけど。

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