昨晩、日曜日の夜のウォーキングストリートへ。
時刻はすでに深夜1時。
客足は少なめ。
バカラ Baccara
まずは、バカラに入店。すごく久しぶりな気分。
2階はすでにクローズ。ダンサーはすべて1階に集まっていた。よって、ステージ上はびっちり埋まっている。
平均レベルは今ひとつだが、これだけダンサーがいれば、選べそうなダンサーもちらほら。
でも、逆に、バカラというビッグネームのわりにはきついラインナップとも言える。
まあ、時間が遅いせいもあるだろうが、バカラはどうにも食指が動かない。
勝手な先入観で、バカラ=置屋バーという図式ができあがってしまっているのだ。
ここは見るだけ、飲むだけのゴーゴーバー。
ベテランっぽいホステスが売り込みにやって来た。
ドリンク攻勢を軽くいなしてから、軽く情報収集。
噂になっていたが、やはり、バーファインは1000バーツへ値上げとなっている。
バカラのバーファインは、これまで800バーツだった。
詳しい日付は聞いていないが、つい最近、1000バーツに上がったとのこと。
グループ店であるハッピーも同様。これまでは800バーツだったが、1000バーツへ値上がり。
ビーチクラブやペパーミントもバーファインは1000バーツ。もっとも、ビーチクラブやペパーミントは期間雇用コヨーテがいて、すでにバーファイン1000バーツとなっていた。
これで、ハッピーグループ全店がバーファイン1000バーツなった。
わたしがパタヤで本格的に遊び始めた2008年頃のウォーキングストリートのバーファイン相場は600バーツだった。
日本人人気ナンバー1のスーパーベイビー、スーパーガールも600バーツ。それに次ぐ人気のハッピーそしてほどなく新規オープンしたバカラも600バーツ。
2010年頃からだろうか、ウォーキングストリートに新しいゴーゴーができていき、バーファインを1000バーツに設定する店が増えた。
その後、ハッピーグループは100バーツずつ小刻みに値上げしていき、800バーツとなった。
それでも軒並みバーファイン高値をつけるゴーゴーバーが多い中、なんとか800バーツで踏みとどまっていた。時間に関係なく、ショートでもロングでも800バーツ。他店がショートとロングで違いをつけたり、12時前の早い時間帯では高い価格設定にしていたのに対して、バカラとハッピーは同一価格。
ぎりぎり昔ながらのパタヤの連れ出しシステムと価格を維持していたと思う。
それが今回は一気に200バーツアップ。
まさに最後の砦が陥落した。
なんというか、もう好きにしてくれといった感想しか出てこない。
なお、ホステスに聞いたところ、バカラでのチップの標準価格は、ショート2500、ロング5000とのこと。
ウォーキングストリートの価格高騰の一因は、間違いなくバカラにあるだろうけど、今となってはショート2500の言い値はまだ安いほうかも。
ショート3000提示があたり前になってきたからなあ、ウォーキングストリートは。
10年前は、バーファイン600、ショート1500、ロング2500あたりがデフォルトの言い値だった。交渉すれば、ハッピーグループでもロング2000は充分可能だった。
昔のように気軽にペイバーできる時代は遠い昔のこと。
過去を懐かしむのは虚しい行為。
時代の流れと言えばそれまでだが、さて、このようなインフレ状況が長続きするかはわからない。
パタヤの夜遊び価格がどうなろうと、この今瞬間を楽しむ方法を見つけるしかない。
ハッピー Happy
せっかくなんで、ハッピーにも立ち寄った。
客はがらがら。かぶりつき席にまばらに座っているだけ。
入って左奥のステージと客席の電気が消えていた。
ダンサーのラインナップは、バカラより少し上に思えた。
でも、特に食指が動くダンサーは見当たらず。
ちびちびとドラフトビールを舐めながら、ステージを舐め回すように眺めるだけ。
「おめえ、眠たそうだな。さっさと家帰って寝ろ」とステージ上からダンサーに諭される始末。
だって、目が覚めるようなダンサーがいないんだもの。しょうがないっす。
もちろん、バカラもハッピーも日曜日はダンサーの休みが多いだろうし、深夜1時ともなれば、売れっ子どころはペイバー済みのはずで、短絡的にレベルがどうのこうのと評価を下すわけにはいかないけれど。
ハッピーもバカラもドラフトビールはオールタイム69バーツを維持。
これは素直に評価したい。
気軽に入店可能だ。
さてさて、バカラとハッピーのバーファイン値上げに乗じて、このまま価格上昇の波は続くのか。
それとも、どこかで暴落するのか。
ドラフトビールを舐めながら、もうしばらく様子を見続けようと思う。