フィリピン旅行記9
8「アンヘレスからスービックへ。FLY THE BUSで楽々移動。」からの続き
これが初めてのスービック訪問だ。
どれだけ海外旅行を繰り返していても、未踏の地はわくわくするもの。
ホテルの部屋に荷物を置いて、さっそく散策開始。
目次
広告
バリオバレット
スービックといっても広い。
外国人観光客に向けて栄えているのは、バリオバレットと呼ばれるエリア。栄えているというよりも、バーが集中しており、必然的に夜遊び好きの男性外国人が集まってくる構図か。
なお、バリオバレットのことを、地元の人は、略してバレット(バレト、バレッ)と呼んでいるようだ。
バリオバレットの大通り
ホテルの向かい側にいきなりバー。
横にもバー。
ナイトクラブとかディスコクラブとか書いてあるなあ。
まだ開店しておらず中身は不明ながら、軽くテンションが上がる。
この大通りは、幹線道路(ナショナルハイウェイ)になっていて、けっこう車の往来が激しい。
ビクトリーライナーの大型バスもよく見かける。
ジプニーの数がとにかく多い。どうやら、このジプニーでオロンガポ中心部やスービックシティのほうへ簡単に行き来できるようだ。
とりあえず、バリオバレット地区を端から端まで歩いてみる。
ホテル、欧米人向けレストラン、バー、ローカル向け食堂、商店、両替所などなど。
バーはたくさん。
一箇所に固まっているわけではなく、点在している。多いといっても、せいぜい20軒ちょっとかなあ。
ごく一部をのぞいて、まだほとんどオープンしていない。どうやら午後6時からの営業がメインのようだ。
同じビーチ近くとはいえ、パタヤのビーチロードとは比べるべくもない。
物静かな田舎の海水浴場といった雰囲気だ。もしくは温泉街の横丁といった風情か。
昼間の活気はまるでありませんな。
パタヤのソイブッカオを間延びさせたような感じかなあ。でも人はそんなに歩いていない。車の音以外は静かなもんです。
スービック地図
簡単な地図を作ってみた。主要ホテルとバーとレストランとコンビニの位置を示しておいた。バーは他にもいくつかある。
西側の端が、角にセブンイレブンがある場所。
この角を曲がっていくと、隣のバロイビーチへ通じている。
東側の端が、アリゾナリゾートホテルあたり。
看板によれば、アリゾナリゾートホテルがフローティングバーを出しているようだ。
この先は山になっている。
西端のセブンイレブンから東端のアリゾナホテルまでがちょうど1キロメートル。
バーエリアにかぎるなら、500メートルくらいの範囲。
横長のせいで少々間延びして見えるが、とにかく狭い町です。
東側にもセブンイレブンがもう一軒あり。
ホテルの場所によっては多少歩くけれど、コンビニはあるんで生活に不自由しないかな。
ちなみに、スービックのセブンイレブンでは、ビニールではなくて紙袋に入れてもらう。
環境保護ののためのノープラスチックキャンペーンの一環だそうな。
スービックの両替所とATM
いくつか小さな両替所がある。レートは不明。
日本円も両替可能だろけど、おそらくアンヘレスより下がるはずだ。
なるべくならアンヘレスの高レート両替所ですませておいたほうがいいだろう。
AMTは数台ほど見かけた。
スズキ ビーチ ホテル (Suzuki Beach Hotel)
スービックで唯一耳にしたことのあるホテルが、スズキビーチホテル。日本人経営とのこと。
ここを目印に行動してもわかりやすい。
敷地にお邪魔させてもらうと、ホテルのフィリピン人から日本語で挨拶された。ホテルの建物はちょっと古そうだけど、感じはいい。
1泊2000ペソ、4500円といったところ。ハイシーズンはこれより高くなるだろう。
ビーチ至近で、周囲にコンビニとレストランとバーがたくさんあって、とにかく便利な立地。
スズキ ビーチ ホテル (Suzuki Beach Hotel)予約先
⇒アゴダ
バリオバレットビーチ
スズキビーチホテルの敷地内を通り抜けさせてもらい、ビーチへ。
どうも公共の道でビーチへ行くのは難しいみたい。こっそりと敷地内を抜けるしかないのか。
でもビーチはプライベートビーチではなくて、誰でも利用可能。
はたしてここもバレットビーチなのかは不明。グーグルマップにはマンガビーチと表記してある。
誰もいない海。
人っ子ひとり見当たらない。
あなたの愛を確かめたくってと口ずさみそうになったが、愛を確かめる相手もおらず、一人たそがれるしかない。
沖合には巨大船がいくつも停泊中。
スービックが重要な港だと認識。
うーむ。本日は曇りがちなれど、雨は降っていない。でも、誰も泳いではない。
この季節(10月)に泳ぐのは難しいのかな。
ビーチ入り口に赤いフラッグが立ててあったから、遊泳禁止なのかもしれない。
東側に、バーらしきものが浮かんでいる。アリゾナホテルのフローティングバーのようだ。てっきり休業中だと思ったが、営業しているような雰囲気。
(翌日訪れたバロイビーチのフローティングバーはやっていなかった。)
人はいないけれど、この雰囲気は嫌いじゃない。
山に半包囲されていて、自然をたっぷり感じられる。
雨季だけに海水はそれほど綺麗ではないが、立派なビーチじゃないですか。
けっこう気に入りました。
あとで聞いたところ、スービックでは海水浴のほか、トレッキングも盛んだそうな。
Andok's(アンドックス)
大通りに戻る。
腹が減ってきたので、食事。
フライドチキンのチェーン店のアンドックスへ。
がっつり食べて100ペソ以下だった。
(スービックの食事どころについては、まとめて記事にしておきます。⇒スービック・バリオバレットのグルメをまとめて紹介。洋食レストランから食べ放題フィリピン料理店まで。)
腹が満たされたところで、まだ午後1時。
あっさりと、スービック・バリオバレットの散策終了。
けっこう歩いたつもりだが、やはり狭い町。見どころも多くないし、ビーチサイドのレストランあたりでぼーっとするのが正しい昼間の過ごし方かと思う。
ホテルに戻って、夜を待つ。
さて、どんな夜遊びが待っているのか。
ザ パブ ホテル (The Pub Hotel)
少々割高感のあるバリオバレットのホテルでは安い部類。というか、Agodaではほぼ最安値だったので、ここに泊まった。
部屋は少し狭めだが、一人で過ごすにはこれで充分。
しかも清潔で、スタッフはフレンドリー。まったく問題なし。おすすめ。
ザ パブ ホテル (The Pub Hotel)予約先
⇒アゴダ
広告