フィリピン旅行記12
スービック4日目の夜。
明日はアンヘレスに戻る予定。
夜な夜なスービックのバーめぐりをしてきたが、まだ一度もバーファインをしていない。
これはというほどのダンサーと出くわさなかったこともあるけれど、この鄙びた雰囲気の中でだらだらと飲み歩くのが楽しかったのだ。
でも、せっかくのスービックだし、一度くらいはバーファインしておこう。
お相手探し
目をつけていたのは、CLUB 20/20というバーにいた20歳の子どもなしレディ。連日のバーホッピングの中、一番まともそうに見えたのが彼女。
わずかに腹が出ているが、おおむねスレンダーな体型。
なにせ、フィリピン人はジョリビーが大好き。また白ごはんも大好き。おかず少なめでご飯とジョリビーばかり食べるものだから、すぐに腹がぽっこりと出てしまう。
ビキニ着用のゴーゴーダンサーなら体型がわかる。が、スービックのバーでは基本的に私服のようなドレスやホットパンツ着用ばかり。パタヤのバービアと同じで脱がせて見ると、あらがっくりというパターンに遭遇しがち。
でも、20歳の子どもなし嬢は、腹回りが露出したミニTシャツとホットパンツ着用。問題なさそう。
20/20には、他にも何人か選べそうなダンサーがいた。
ここで決まりでしょう。
どうせ客は少ないだろうと、夜9時過ぎに余裕ぶっこいて外出。
他のバーに寄り道してから、20/20へ。
この日は金曜日だった。
中に入ると、ほとんどダンサーがいない。
もちろん、目当ての20歳も見当たらない。
閑散とした場内である。
ウェイトレスに話を聞くと、集団でやってきた某国の人たちが丸ごとかっさらっていったらしい。
スービックの平日はファラン客しか見かけないのだが、週末は状況が一変するようだ。
アンヘレスと似たような状況だな。あとはパタヤのウォーキングストリートも同じ。彼の国の人たちが集団で来るとゴーゴーバーが置屋化してしまう。
しかたない。
隣のCocolipsへ。
ここもダンサーが少なくなっている。
これまたバーファイン候補だった顔見知りの23歳ダンサーが売れ残っている。
ややきつそうな顔立ちだが、話してみると優しい雰囲気。ねっとりとした接客で夜のサービスにも期待が持てる。
子どもが一人いるが体型は崩れていない。普通のシャツを着ていてるので腹は見えないが、服の上からチェックしてみても、ジョリビー腹ではなさそうだ。
バーファンのお誘いをいただく。
ロングタイム可能で、朝まで一緒に過ごせるという。
条件的には良さそう。
でも、このままバーファインしてしまうのはちょっと気が引けた。
もうちょっと他もチェックしてみたい。
あとで戻ってくると告げて、店を出る。
バリバレット彷徨
余裕をぶっこいていたせいで、あまり時間がない。
急いでバーめぐり。
26歳の美人顔。もちろん子持ち。顔とスタイルは問題ないが、いかんせん胸がまったくない。あと、歯並びが以上に悪い。かなり積極的にバーファインを誘われたが、ちょっと遠慮。
ふらふらとバリバレットの大通りを彷徨っていると、はっとするほどの若い女性に抱きつかれる。
そのままバーの中へ連行。店内はファラン客ばかりのリアルやさぐれ系バーだ。韓国人客はいない。
19歳とのこと。小さな体。もろに東アジア系好みだが、このようなバーには韓国人は来ず、売れ残ったのか。
てっきり子どもいないと思ったが1歳の子どもあり。
でも、このルックスだもの。アリだな。
ロングタイムでのバーファインを持ちかけると、なんだかんだ理由をつけてショートオンリーだという。
ちなみに、バーファインはショートでもロングでも同じ2500ペソ。
どうせならロングがいいよなあとしぶっていると、急にロングでもいいと19歳が言い出す。
その態度が疑わしい。これはロングで約束して、やっぱりショートで帰るというパターンだな。きっとそうだ。
なんだか逆に興が削がれてしまった。
やっぱりバーファインはよそう。これはハズレだと直感が告げている。
やっとこさのバーファイン
で、結局、Cocolipsの23歳の元へ。
時刻は夜11時過ぎ。
ちょっと時間が空いてしまったが、彼女はちゃんと待っていてくれた。
そのままバーファインを宣言。
彼女が控室から荷物を取って戻ってきたが、どうにも表の様子がおかしい。
今は外へ出てはダメだと言われる。
ポリスの巡回パトロール中とのこと。
しばらく店内で待機。
本来は店の中でバーファインは先払いだが、それもあとにしてくれと言う。
どうやら店内での金銭のやり取りはまずいらしい。
5分ほど待機してから、まずわたし一人で外へ。
まだポリスがいた。
軍服らしき迷彩服を着て、ライフルを肩からぶら下げた軍人らしき一団だ。こりゃあ、ポリスじゃなくてアーミーだな。
大通り沿いにも軍人がパトロール中。
おいおい大丈夫かよ。
50メートルほど歩いたところで彼女が追いついてきた。
事情を聞くと、別に事件があったわけではなく、単なるルーティンの巡回らしい。
その後は、普通に手を繋いでホテルまで歩く。アーミーにも見られているだろうけどお咎めなし。
ホテルはIDチェックもなく素通り。
部屋に入り、ようやく一息ついた。
別々にシャワーを浴びて、いざ。
うん、体型は経産婦だけあって、ちょっとタレている箇所もあるけど、まあ許容範囲。
べったりと抱きついてくるし、サービスは濃厚。
腹は出てない。ジョリビーは食べないと言っていた。
が、出産のあとがすごかった。縫合痕が、腹全体に、まるで雑巾の縫い目のように走っている。
ここまでのものは初めて見た。
別に彼女に罪はないし、そこを責めるわけにはいかない。母子の安全をはかるため、医師が最良の手段だと講じた結果に過ぎない。技術不足は否めないがこれまたやむを得ない。
でもどうしても目に入ってしまうし、これはもうしょうがない
何とか一戦をこなすのが精一杯だった。
事後は、そのまま抱き合って就寝。
翌朝、あえて朝の一戦をこなす気になれず。
彼女からも挑んで来なかった。
きちんとロングを過ごしたから問題ないでしょうという態度。
最後にバーファインの2500ペソだけを渡してバイバイ。
拙速で選んだわけでもないし、それなりに吟味はしたつもり。
でもアタリとはいえないバーファインとなった。
これで2500ペソはちょっと高いかな。
次回、スービックに来ることがあれば、とにかく週末は避けようと思う。
月曜日から木曜日の滞在がベストかも。
ライバルは沈没系ファランばかり。いくらでも勝機はある。というか、ファランはそもそも勝とうなんて思っていない。
ファランと同じようにダラダラ飲みながら、たまたま気になるダンサーがいれば、ひょこっとバーファインする。
パタヤのバービア沈没スタイルと同じだ。このスタイルで、だらだら過ごすのがスービックの夜遊びの本道だと思う。
ひたすらバーファイン目的なら、平日も週末も午後6時から行動すべし。
置屋じゃないはずなんだけどなあ、ゴーゴーバーは。とほほ。
アンヘレスからスービックへの行き方はこちら。
⇒アンヘレスからスービックへ。FLY THE BUSで楽々移動。
スービックのバリバレット地区やビーチについてはこちら。ホテル情報も。
⇒はじめてのスービック。バリオバレットを散策。
スービックの夜遊び情報全般はこちら。地図もあり。
⇒スービックで夜遊び。ゴーゴーバーをひたすらめぐってみる。
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⇒スービック・バリオバレットのグルメをまとめて紹介。洋食レストランから食べ放題フィリピン料理店まで。
次は再度アンヘレスへ。
⇒アンヘレス・プリメタ、フェニックスホテルでプチ沈没生活。食事から夜遊びまで。