フィリピン旅行記2
なんの実りもない香港一夜を終えて、翌朝。
本日は、セブパシフィック航空5J149便にて、クラークへ向かう。
午前9時45分離陸予定なので、午前8時には空港についておきたい。
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尖沙咀から香港国際空港へ
6時49分、尖沙咀の美麗都大厦にあるゲストハウスをチェックアウト。
6時53分、大通りを渡って、バス停へ。
6時56分、A21バスがやって来る。
往復バスチケットを購入済みで、残りの復路分を料金ボックスに投入するだけ。簡単。
早い時間帯だが、乗客は多い。1階最後尾の席に座る。
7時54分、香港国際空港第1ターミナル到着。
一服してから、荷物整理。
セブパシフィックの手荷物制限はいちおう7kgまで。重たいガジェット類はポケットやサイドポーチへ収納。これでクリアできるはず。
あらかじめセブパシフィック航空の公式HPからウェブチェックインしていたが、ドキュメントチェックを受ける必要があるようだ。したがって、カウンターへ。
8時19分、チェックイン完了。
結局、手荷物の重さは測られなかった。
また、チェックイン時には、フィリピン出国の航空券の提示が必要。これも今まで通り。
イミグレーションを通過。やはり出国スタンプはない。寂しい。
セブパシフィック5J149便でクラークへ
香港空港はでかい。さらに、LCCの搭乗口は最果てに追いやられている。
ひたすら移動。
8時54分、搭乗口へ。
クラーク(Clark)は、中国語表記で、「克拉克」と書く。
では、クイズ。
「宿霧」はどこでしょう?
正解は、セブ(Cebu)。読めねえよ。
ちなみに、「檳城」でペナン(Penang)となります。これまた、わからん。
中国語の深淵とテキトーさに感服しながら、奥の展望デッキで最後の一服。
9時35分、搭乗。
窓際の席だった。しかも、隣の2席は空いたまま。ラッキー。
客層はフィリピン人らしき人が大半。あとは中華系とファランが少々。日本人も数人ほど見かけたが、ビジネス目的らしき格好をしている。
10時10分、離陸。
雲霞を切り裂き、いざフィリピンへ。
11時45分、クラーク空港着陸。
香港とフィリピンへの間に時差はない。日本との時差は1時間だ。
ブリッジを渡って、イミグレーションへ。
この時間帯は他の便とかぶらないようで、イミグレーションの列は少なめ。
10分ほどで軽々通過。質問一切なし。
無事にフィリピン入国となった。
バッゲージクレイムを抜けた先には、両替所とSIM販売ブースがある。
手持ちのフィリピンペソがあまりなかったので、とりあえず1万円だけ両替しておく。
1万円=4403ペソ
この日はフィールズアベニューの両替所レートは未確認。翌日は、1万円=4500ほどだった。おおむね100ペソほど悪いレートとなるようだ。
Genesis Bus
2017年9月15日から運行が始まったばかりのGenesis社のバスの看板を発見。
Premium Point-To-Point(P2P)Bus Serviceと呼ぶようだ。
クラーク空港とNAIA3(マニラ国際空港第3ターミナル)を結んでいる。
9月22日以降、新しい時刻表に変更となっている模様。
ほぼ24時間体制で運行されている。
クラーク空港の乗り場は、到着口のジプニー乗り場の奥にバスが停まっているので、たぶんそこだろう。
マニラ空港発のバスは、アンヘレスのメインゲートで降車可能のようだ。だとすると、ものすごく便利。
クラーク発のバスでもメインゲートで乗車可能らしいけれど、はたして無事にピックアップしてくれるのか、ちょっと疑問点が残る。確実に乗車できるようならば、とてつもなく便利な路線となる。
クラーク空港からジプニーでメインゲートへ
さて、クラーク空港からアンヘレス中心部へ向かう。
これまではタクシーで移動していた。
言い寄ってくる白タク業者は一律500ペソが言い値。パウチされた料金表まで見せてくる。
他の客とシェアしたり、うまく交渉すれば、もう少し安くなるだろうけど、今回はジプニーを使ってみる。
メインゲートまでと告げると、料金は100ペソ。
他のフィリピン人の乗客も100ペソ払っていたところをみると、これが定価のようだ。
ジプニーで100ペソは高いけれど、やむをえまい。タクシーよりは安いし。
(追記)
その後、調べてみたが、どうやらメインゲートあたりまでなら50ペソが正規価格のようだ。
フィリピン人でも100ペソ払っていたが、事前にしっかり交渉することが大切みたい。次回は50ペソと言い切ってみよう。
(追記の追記)
2018年3月に再度利用したが、やはりメインゲートまでは50ペソでオッケー。ダウバスターミナルまでが100ペソ。
たまに吹っかけてくるドライバーがいるみたいなんで、きっちり50ペソと主張しましょう。
大型のジプニーでいちおうエアコン付き。それほど涼しくはないがエアコンがないよりはマシ。
12時15分、満員となったところで、出発。
客層は大きな荷物をかかえた旅行者ばかり。何かとスリが多いという噂のジプニーだが、この路線はたぶん大丈夫そう。油断は禁物だが。
12時29分、メインゲート到着。早いなあ。
降ろされたのは、ジョリビー前。
ウォーキングストリートやフィールズアベニュー沿いのホテルなら、あとは徒歩でさくっと移動可能。
わたしはプリメタ方面のホテルだったので、さらにフレンドシップ方面行きジプニーに乗り換える。8ペソ。
関連記事:【アンヘレス】フィールズ~プリメタ間のジプニーの乗り方
もちろん、こっちのジプニーはエアコンなし。天井も低い。スリの危険性も少々高まる。
12時37分、本日の宿泊予定のレッドプラネットへ到着。
クラーク空港からここまで合計108ペソ。所要時間22分。
パタヤのソンテウ移動と同じで慣れればどうってことはないが、これまたタイと同じで暑い。微妙に疲れる。
(追記:空港からのジプニーが本来50ペソなんで、合計58ペソ。)
でも、マニラ空港からアンヘレスへローカル移動手段を乗り継ぐことを思えば、はるかに楽な行程。
これが香港経由クラーク行きの最大の利点だ。
マニラ市内の渋滞をスルーできるのが何と言ってもうれしい。
マニラ直行便か香港経由クラーク行きか?
とはいえ、GenesisのNAIA3からクラークへのP2Pバスが運行開始となった今、香港経由便の価値は低くなったかもなあ。
しかもジプニーと同じくジョリビー前で降車可能となれば、なおさらだ。
多少渋滞にひっかかる可能性があるものの、エアコンのきいた大型バスなら3時間くらい乗っていても平気だし、次回のアンヘレス訪問時は、マニラ直行便も検討してみようかと。
が、関空発セブパシフィック航空便は深夜0時15分にマニラ到着で使いづらい。クラーク行きバスを利用するなら、0時30分のバスには間に合いそうもないんで、午前4時まで待つ必要あり。
もう一つのLCC、ジェットスターは到着時間(午後4時40分)はいいけれど、第1ターミナル利用。クラーク行きバスを利用するなら、第3ターミナルへ移動する必要あり。
うーん、どちらにせよ、香港乗り継ぎよりはいいか。
あとはチケット代次第。
このあたりは、次回への課題としておく。
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