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ペナン島からタイ国境の街ダンノック(サダオ)へ。タイ入国イミグレーションは意外と厳しかった。

公開日: : 最終更新日:2017/06/23 2016年7月~アジア周遊旅行 ,


アジア周遊旅行19(タイ入国編)

ペナン島で無事にタイ観光ビザを取得できた。
これで心置きなくタイへ入国できる。

ペナンには2泊でも事足りたりのだが、意外と居心地がよく3泊した。
急ぐ旅ではない。のんびりできる時はのんびりしよう。
でもそろそろ動く時。

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次の目的地は?

さて、次はどこへ向かおうか。

候補はいろいろあった。
ペナン島からフェリーでランカウイ島へ渡り、そこからさらにフェリーで国境を越えて、タイのサトゥンという港街へ上陸するルートも魅力的に思えた。
海路で国境越えなんて、ちょっと冒険心をくすぐるではないか。
とはいえ、ランカウイにはビーチ以外何もなさそうだし、サトゥンは田舎町。
ちょっと考えものだ。

とりあえずタイに入国するなら立ち寄ってみたい町があった。
国境の町、ダンノックだ。
何やらおもしろい町らしい。

マレーシアとタイの国境の町では、もう一つ、スンガイコロクも有名。でも、ペナン島から見ればマレー半島の反対街に位置するし、治安もあまり良くないらしい。爆弾テロが頻発しているとか何とか。

ダンノックならペナン島からハジャイへ向かう途中で必ず通る。
わたしも以前、ペナン島からハジャイへ移動した際に通過している。が、通過しただけで、滞在はしていない。

というわけで、次の目的地が決定した。
ダンノックだ。

ペナン島からダンノック(タイ国境)への行き方

深夜特急に憧れるようなバックパッカーならタイ国境への取るべきルートは決まっている。

ペナン島からフェリー(なんと無料)で、対岸のバタワースへ渡る。
そこから鉄道に乗って、パダンブサールまで移動すればいい。そこがタイとの国境となっている。
かなり激安で移動できるはずだが、あいにくと列車の本数が少なくて、実用的ではないそうだ。

しかも昼間は暑い。

すっかり軟弱化したわたしは、旅行会社が運行する乗り合いバスを利用することにした。
少々の出費で楽ができるならそれでいい。

ダンノック行きのバスは出ていないので、ハジャイ行きのバスに乗って、途中下車する形となる。
ペナンからハジャイまでは、35リンギット。だいたい900円くらいだろうか。途中下車しても料金は割り引きしてくれないが、まあしょうがない。

宿泊しているゲストハウスで手配した。

時刻表
ペナン島からのバス料金表 (1)
ペナン発ハジャイ行きは、1日4本。
05:00 08:30 12:00 15:00
所要時間は4時間。

迎えが来るまでゲストハウスで待っていればいいだけ。なんとも楽だ。

わたしは、正午のバスを予約して、ゲストハウスに迎えがやって来たのが、午前11時半くらいだった。
10人乗りくらいのミニバスだ。タイで言うところのロットゥーである。

ペナン島からタイ国境へのバス (5)

ジョージタウン各地で他の乗客をピックアップしつつ、まずは、コムターにある旅行会社へオフィスまで。

ペナン島からタイ国境へのバス (6)

ここで、各方面のバスに乗り換えることになった。
(ちなみに以前利用した時は、同じミニバスでそのままハジャイへ向かった。)

乗り換えた先は、内装も豪華な大型バス。

ペナン島からタイ国境へのバス (2)

しかも、乗客はわたしを含めて3人だけ。
これでハジャイまで行くそうだ。

贅沢すぎるほど快適。
同乗していたのは、バックパッカー系若い欧米人二人。
うち一人は、バンコクまで移動するという。18時間かかるんだぜと笑っていた。
(バンコクへはハジャイでバスを乗り換えとなる。)

ペナン島からタイ国境へのバス (3)

バスは海峡を渡って、快調に走る。

2時間ちょっとで、国境近くのサービスエリアに停車した。

ペナン島からタイ国境へのバス (4)

ここで運転手へパスポートと2リンギットを渡す。
タイ入国カードの代理記入の手数料みたいなものらしい。
以前利用したときは1リンギットだった。入国カードくらい自分で書けるんで、ちょっともったいないが、このルートの国境越えバスはどれも同じシステムのようだ。

マレーシアタイ国境付近のサービスエリア (1)

このサービスエリアでしばし食事休憩となる。

屋台料理は5リンギット。
マレーシアタイ国境付近のサービスエリア (2)
わたしは手持ちがあと4リンギットしかなかった。最後にカレーラーメンをもう一度食べたかったが、微妙に足りない。
よって、1個2リンギットの中華まんを二つ買う。タイ語でいうサラパオか。ちなみに、国境地帯だけあってタイ語が通じた。

マレーシアタイ国境付近のサービスエリア (3)

中身はわからないんで、上から1個ずつ指定。

マレーシアタイ国境付近のサービスエリア (5)

食べてもよくわからんかった。
まあ、あんこです。
肉まんではなくて、あんまんだな。
無駄に甘くて、量もあって、わたしは完食できなかった。

同行していた若いファランバックパッカーも、同じあんまんを食べていた。
中身がわからないよねえと笑いながらも、びっくりするほどの早さで完食していた。
ファランの胃袋も、よくわからん。

これでマレーシアリンギットはコインもすべて使いきった。完璧だ。

なお、サービスエリアにあった両替所のレートがこちら。

マレーシアタイ国境付近のサービスエリア (4)

1リンギット=8.5バーツ

タイ入国後の両替所で調べてみたが、ここのほうがレートは良かった。
リンギットがあまっているならタイバーツに両替してしまってもいいけど、実際のところ、ダンノックでもマレーシアリンギットがそのまま使えるんで、無理に両替する必要はない。ハジャイでも一部の店では、リンギットが使える。

バスに戻ると、記入済みタイ入国カードとパスポートが用意されていた。
あとはサインするだけでいいはずだ。

マレーシア出国とタイ入国

すぐにマレーシア国境イミグレーションへ到着。

マレーシアタイ国境イミグレーション (1)

ブキッカユイタムというイミグレーションポイントだ。

マレーシアタイ国境イミグレーション (2)

バスを降りて、歩いて出国検査を受ける。
ここはガラガラですぐに通過できた。

免税店は、この近くにあるようで、買い物したい人は運転手に断りを入れて、ダッシュで買いに行きましょう。

またバスに乗って少し走ると、今度はタイ入国のイミグレーションだ。

マレーシアタイ国境イミグレーション (3)

バスの中の荷物は積んだままでオッケーらしい。
ビエンチャンからノンカイのイミグレーションを通過する時は、荷物はすべて携行しないとダメだが、マレーシア国境の場合は大丈夫のようだ。似たような経済レベルということなのだろう。むしろ、タイのほうが物価は安いかも。特に酒とタバコは。
ただ、わたしは、このイミグレーションを越えたところでお別れなので、カバンを持ってバスを降りた。

タイ側のイミグレーションはかなり混んでいる。
大型トラックの往来も激しくて、なかなかの喧騒ぶり。

タイ観光ビザあり入国でも検査は厳し目

マレーシアタイ国境イミグレーション (4)

20分以上並んで、ようやくわたしの番が回ってきた。

ビザラン規制が始まってからというもの、陸路空路問わずノービザ入国では緊張することが多かった。
でも、今回はしっかりタイ観光ビザを取得している。
問題ないはずだと、余裕で窓口へパスポートを差し出す。「I use tourist visa」と一言添えた。

すぐに入国スタンプを押してくれるものだと思っていたが、係官のおばさんが何やら言っている。
が、おばさんの声が小さいうえ、トラックの音がうるさくて、ほとんど聞き取れない。かろうじて、「トゥエンティーサウザンド」がどうのこうのと言っているのがわかった。
すると、別の係官がやって来て、裏口へ回された。
そこで話を聞いてみると、すぐに合点がいった。
ビザを持っている場合は、タイでの生活に必要な2万バーツの現金を提示する必要があるとのことだ。

ああ、そういえば、そんな規則あったなあ。すっかり忘れていたよ。

これまで何度となくタイ入国しているが、実際に2万バーツの提示を求められたのは初めてだ。ちょっとびっくりした。

でもタイバーツの手持ちがない。
1万円札を10枚くらい見せて、これ1枚が3300バーツだから、全部で3万バーツ以上あるよと説明すると、係官は納得してくれた。

ふう、どうなることかと思った。

手続きに戻ると、今度は係官が入国カードの記入について説明を求めてきた。
タイの滞在先がハジャイとしか書いてないのが問題だそうな。
これは旅行会社が書いたものだった。
あわてて、ダンノックで予約してあるホテル名を記入。
すると、「ずっとダンノックに滞在するのか?」と係官。
いや、違う。ダンノックのあとはバンコクへ行って、最後はパタヤへ向かうと説明。
「じゃあ、バンコクとパタヤも記入しなさい」と指導を受ける。

いろいろあったが、無事にタイ入国スタンプを押してもらえた。
ビザもしっかり適用されているのを確認。
これで2ヶ月はタイに滞在できるようになった。

噂では、タイ南部のイミグレーションは厳しいと聞いていたが、やっぱり厳し目だったなあ。

はたしてノービザで、タイの入国回数が多いようなパスポートだったら、入国を断られる事態もありえるのか。こればっかりは、何とも言えない。
入国回数と滞在日数が少なければ大丈夫っぽいけど、やっぱりこればっかりは何とも。
何かと面倒なタイ南部である。

ちなみに、イミグレーションを抜けた先にX線検査機があったが、荷物検査はまったくなかった。

ダンノック(サダオ)へ

ともかく、無事に無事にタイ入国を果たした。
これで、このアジア周遊旅行も5カ国目へ突入。いちおう、最終目的国だ。

マレーシアタイ国境イミグレーション (5)

ここは、SADAO BOUNDARY POSTというようだ。

サダオ国境部署か。郵便局じゃないよ。

マレーシアタイ国境イミグレーション (7)
ちなみに、マレーシアでは、ダンノックと言ってもまったく通じなかった。
タイの国境のことは、サダオと言わないとダメみたい。
まあ、発音の問題もあるだろうけど、ダンノックではほとんど通じなかった。
英語のスペルが、DAN NOK。別々に発音するとダンノックだが、リンキングさせて、「ダノック」と発音したほうが通じやすいと思う。実際にはタイ語の声調もあるけどね。

バスはまだ停車していたが、もちろんバスに乗ることはない。

マレーシアタイ国境イミグレーション (6)

イミグレーションを通過したところがすでにダンノックの町になっているからだ。
乗客のファランと運転手に手を振ってバイバイ。

ウェルカムトゥタイランドの看板が待っていた。

タイ入国

はじめての町、ダンノック。
はたしてどんなところなのか。

参考地図

コムターでバスを乗り換えてから、タイ入国までにかかったトータル時間は、3時間30分だった。
宿に迎えが来た時間から計算すると、約4時間の道のりとなった。

また、ダンノックからハジャイまでは1時間あれば着くので、ペナン島のホテルからハジャイまでは計5時間ほどかかることになる。
イミグレーションの混み具合で左右されるので、スケジュールは時間の余裕を持っておきましょう。

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