パタヤ千夜一夜

タイ・パタヤでの沈没日記とアジア夜遊び旅行記。パタヤグルメ情報、ホテル情報多数。

エッセイ

THE SEA(ザ・シー)閉店で思うこと

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ダイアモンドアーケード内を歩いていると、電気の消えている店があった。

ザ・シー閉店

ザ・シー(THE SEA)だ。

どうやら閉店してしまったようだ。

ああ、ついに潰れてしまったか。
ちょっと感慨深いものがある。

他の繁盛店や大型店に比べれば話題に登ることが少ないゴーゴーバーだろうけど、個人的には思い出に残るゴーゴーバーだ。
それほどゴーゴーバーでのペイバー経験が豊富なわけではないが、おそらく一番ペイバー回数が多いのが、このザ・シーだった。

在籍ダンサーが多いわけでも、レベルが際立って高いわけでもないが、明るい照明とほどほどの大きさの店内が気に入っていた。
わたしは大箱が苦手なんで、これくらいがちょうどいい。
接客の雰囲気も良かった。
ついつい何度も通っていた。

たまにびっくりするような上玉もいて、何度か美味しい思いもしている。まあ、人気嬢はその後、もっと稼げるバカラあたりへ移籍してしまうのだが。

わたしがよくペイバーしていたのは、4年くらい前まで。
当時は、バーファイン600にロング2500が通常価格。
為替レートもよかったんで、特に財布を気にすることもなくペイバーできた。

それから、ザ・シーでもコヨーテを導入した。時流に乗っかってみたのだろう。
コヨーテといっても、それまで普通にトップレスで踊っていたダンサーが重装備の下着を着用して、単に名前をコヨーテに変えただけだ。
それでバーファインが600から1000バーツにアップ。
しかもチップもロング3000、そして4000へ。

これでは、常連客が離れてしまう。
少なくともペイバーはしなくなるだろう。
わたしもそうだ。まったくペイバーしなくなった。
客足は鈍る一方だったと思う。時流に乗れなかったのだ。

それでも知り合いのダンサーが何人もいて、ちょこちょこと顔は出していた。
レディドリンクを奢るかわりに、食事代40バーツ寄越せと、いつもたかられていたが、そのやりとりも楽しかった。
ソイダイヤモンドに出ているカノムジン屋台で一緒に食べたりもしたなあ。

同じダイヤモンドアーケード内にあるスーパーベイビー閉店もちょっとした事件だったが、個人的にはこのザ・シー閉店のほうが感慨深い。
やはり、うまく時流に乗れないゴーゴーバーは淘汰されていく。

ああ、でもザ・シーのようなほどよいゴーゴーバーは好きだったんだけどなあ。
LKメトロでいうなら、マッシュもよかった。

昔を懐かしむのは年寄りの証拠だというが、あの頃は確かに楽しかった。安く遊べた。
が、それはもう過去の遺物でしかない。

パタヤはまだ死んでいない。
古いゴーゴーバーがなくなり、新しいゴーゴーバーが誕生している。
昔を知らない若い世代や新規旅行者も増えている。
わたしにしたって、知っているのはたかだかここ8年か9年くらいだ。
20年前を知る大ベテランの方に比べれば、ひよっこ同然。
パタヤで知り合う老ファランには、パタヤ歴20年なんてざらにいる。

遊び方や物価はかわりつつあるが、パタヤはまだまだ楽しい。
過去のことは忘れて、未来も気にせず、今を楽しむしかない。
それがパタヤというものだろう。

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