バンコクの北バスターミナルであるモーチット。
ここは、タイ北部や東北部方面行きのバスが集結する一大バスターミナル。
パタヤなど東部方面の便もあって、利用する機会が多い。
さて、タイ各地からモーチットバスターミルへ到着して、そのままドンムアン空港へ行く場合、どうすればいいかの。
今回、いろいろと現地で調べてみた。
結論から言うと、バスターミナルを出ることなく、そのままドンムアン空港へ行く方法がわかった。料金は14バーツ。
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モーチットバスターミナルからドンムアンへ
モーチットバスターミル到着エリア
各方面からの長距離バスは、出発ターミナルから離れた到着ターミナルに停車する。
乗客はここで降りることになる。
↓パタヤからのバスが到着したところ
さて、ここからドンムアン空港までどう行けばいいのか。
タクシー
バスを降りると、すぐにタクシー乗り場がある。このタクシーに乗れば簡単にドンムアン空港へ行ける。
料金は確かめていないが、おそらく200バーツほどは請求されそうだ。
間違いなくタクシー利用が一番楽だが、少しでも節約したいなら、別の方法を取ることになる。
ロットゥー
ロットゥーとは、ワゴン車を使ったミニバンのこと。だいたい10人から12人は乗れる。
長距離バス到着エリアには、ロットゥー乗り場もある。
↓ロットゥー乗り場
ここから、ドンムアン空港方面行きのロットゥーも出ている。
場所は、無料の公衆トイレのそばにあるロットゥー乗り場。
一人50バーツと言われた。
事前に少し調べたところ、20バーツから30バーツとのことだったので、ひょっとして人数が少なくて料金が高くなったか、もしくは、単純にぼったくろうとしたのか、それはわからない。
とりあえず、50バーツは高いのでスルー。
ここでは埒があかないので、出発ターミナルへ向かうことにする。
到着エリアから出発ターミナルへの行き方
英語での案内板が少なくて、わかりにくい。
他のタイ人の流れについて行くと、何となくたどり着けるが、軽く説明。
この案内板を見つけよう。
BUSが左向きの矢印となっているので、それに従う。ロットゥー(VAN)乗り場も左。
次にTOILETと書いてある方へ。
少しわかりづらいが、この奥にトイレがある
無料トイレ
このトイレの裏側の道が出発ターミナルへと続いている。
携帯電話ショップや雑貨屋などが並ぶ道を通りぬけて、ひたすら進む。
このエリアは、ひたすら蒸し暑くて、荷物が多いと大変。すぐに汗だくとなってしまう。
セブンイレブン前を通って、どんどん進む。
途中で、右に分かれているが、そちらは食堂街。
気にせずまっすぐ進むと、横断歩道に出る。
ここを渡って、さらに進む。
ようやく出発ターミナルにたどり着いた。
到着エリアからここまで歩いて5分以上、いや10分近くかかるだろう。
けっこう面倒くさい。
出発ターミナル内からドンムアン空港へのバス
1階にあるインフォメーションセンターで情報収集してみた。
まず気になるのがA1エアポートバスの有無。ドンムアン空港とモーチットを結ぶ路線がA1エアポートバスだ。これが一番わかりやすい。
すると、A1エアポートバスは、モーチット・バスターミナルへは寄らないとの返事。
表通りにバス停はあるがバスターミナル内まではバスが来ないという意味なのか、それともバスターミナル付近は完全に素通りしてしまうのか、それは聞きそびれてしまった。
そのかわり、バスターミナル内から出発するバスでドンムアン空港へ行く方法を教えてもらった。
サラブリー(Saraburi)行きのバスに乗れば、ドンムアン空港に立ち寄るとのこと。
乗り場は、115番。
1階フロア。インフォメーションセンターから歩いてすぐのところ。
こういった感じで番号が並んでいる。
サラブリー行きのバス。車体に行き先がきちんと書いてある。
詳しいタイムスケジュールは聞いていないが、おそらく30分か1時間に1本くらいだろうか。
わたしは、12時55分に乗り場へ着いて、13時発のバスに乗れた。
乗車時に車掌と運転手にドンムアン空港へ行くのか確かめておこう。
バスは、ごくごく一般的な大型バス。エアコン付き。
大型バスなんでラゲージスペースあり。ちゃんと預かってくれる。
前売り切符を買う必要なし。
車内は自由席、チケットは乗車後に車掌へ直接払えばオッケー。ターミナルを出発してからしばらくすると料金の回収にやってくる。
料金は、14バーツ。
ドンムアンまでの所要時間はおおよそ30分。交通渋滞しだいで、夕方の帰宅ラッシュ時には1時間以上かかることもあるようだ。
ドンムアン到着時には、車掌がちゃんと声をかけてくれた。他にもローカルタイ人が何人も降りていた。
降車場所は、ドンムアン空港内ではない。
空港沿いの大通りのバス停となる。
左手にドンムアン鉄道駅、右手にドンムアン空港が見える場所が降車ポイント。
陸橋を渡って、少し歩くとターミナルビルへ行ける。
陸橋の下には、いつの間にかコンビニ(ファミリーマート)ができていた。24時間営業でとても便利。
ファミリーマートの裏手の道を進むと空港ターミナルビルの1階へたどりつく。
↓奥の左手が空港ターミナル
降車場所からターミナルビルまでは、徒歩5分弱といったところだろうか。
その他のローカルバス
モーチット・バスターミナルの到着エリアから少し離れた場所にローカルバスの溜まり場があるようだが、わたしは未確認。
またバスターミルそばの大通りまで出ても、ローカルバスはつかまえられるだろう。29番、510番など。
北方面へ向かうバスなら、ほとんどのバスがドンムアンに立ち寄ると思われる。
ただ、ローカルバスに乗り慣れていない人は、ちょっとむずかしいかも。
おそらく料金は10バーツとか15バーツ程度のはず。有料の赤バスだと6.5バーツだったような。うまくエアコンなしの赤バスが来れば、タダの可能性もある。
まとめ
よくわからない人は、ロットゥー50バーツにするか、サラブリー行き大型バス14バーツが無難。
もしロットゥーの料金が30バーツ程度で、出発までの待ち時間が短ければ利用価値は高い。出発ターミナルまでの長い通路を歩かないですむからだ。
また、サラブリー行きのバスは他にも出ていると思われる。
わたしが乗ったバスがドンムアンに到着したあとすぐに、別のサラブリ行きバスもやって来ていた。
さらにいえば、同じように中部タイ方面行き(アユタヤ)などのバスもドンムアンを経由すると思われる。
もちろん、中にはドンムアンを経由せずに素通りするようなVIPバスもあるはず。
乗車時に確認しておきましょう。
とりあえず、115番乗り場のサラブリー行きは確実にドンムアン空港を経由するようです。
かりにA1エアポートバスが走っているとしても、料金は30バーツ。
大通りまで出て、いつ来るかわからないバスを待つよりは、便利なターミナル内から出発するサラブリー行き大型バスに乗る方が楽。料金14バーツだし。
本数はそこそこ多いはずだが、ドンムアン空港から搭乗予定があるなら、時間には余裕をもってどうぞ。
なお、バスターミナルのことは、タイ語で「ボーコーソー」。タイ人に英語で伝える時は、バスターミナルではなくて、「バスステーション」と呼んだほうが通じやすい。
ドンムアン空港からパタヤへの行き方はこちらも参考にどうぞ。
⇒ドンムアン空港からバスを乗り継いでパタヤへ行く方法。バンコク市内への行き方も。
⇒ドンムアン空港からローカルバスでスワンナプーム空港やモーチットへ行く方法。バスを乗り換えてパタヤへ。
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