エアアジアXによる日本(成田と関空)とバンコクを結ぶ直行便を利用。
到着はスワンナプーム空港ではなくて、ドンムアン空港となる。
バンコク市内へは立ち寄らずにパタヤへ直行したい場合、どうすればいいのか。
以前は、ドンムアン空港からスワンナプーム空港へ無料のシャトルバスを利用してから、スワンナプーム空港発パタヤ行きのエアポートバスに乗り換えるのが最安の方法だった。
が、シャトルバスの規約が変更になり、スワンナプーム空港発フライトのEチケットがないと、乗車できなくなってしまった。
ゴリ押ししたり、Eチケットを捏造(過去に使ったEチケットのPDFファイルを改ざんすれば簡単に作れる)すれば、今でも乗れないことはないだろうが、とりあえずその方法は無しで考える。
タクシーを使うとおそらく1500から2000バーツほどしそうだ。
せっかく格安LCCを使ってバンコクまでやって来たのだ。パタヤへ行くにもなるべく安く上げたい。
(追記。先日、友人がドンムアン空港からパタヤまでタクシーを実際に利用した。タクシー配車カウンターを通さずに、直接交渉でメーターを使ってもらえて、メーター料金が1300バーツちょっとだったそうな。プラス高速代は必要。なお、パタヤ市内のタクシースタンドでパタヤからドンムアン空港までのタクシー料金を交渉してみると、高速代抜きで1500バーツだった。)
そこでバスを乗り継ぐ方法を紹介。
簡単にいえば、エアポートバスでモーチット・バスターミナルへ移動して、そこからパタヤ行きのバスに乗り換える方法だ。
これで163バーツでパタヤまで行ける。
(あわせて、ベルトラベルを利用してパタヤへの行き方と、バンコク市内への行き方についてもごく簡単に触れておきます。)
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ドンムアン空港からのエアポートバス
始発が朝7時半。最終が24時。
関空からの直行便の到着時間が早朝4時半頃。3時間待ちを余儀なくされる。
運行間隔は掲載されていない。たぶん、30分か1時間に1本程度。
乗り場は1階6番出口付近。
このあたりで待っていれば、係員が誘導してくれる。
実際のA1エアポートバス。おそらく他の種類もありそう。
切符購入は車内で。車掌が巡回してくれる。
バンコク市内のローカルバスと同様のシステム。
30バーツ。
こんな紙切れのような切符をくれる。
途中、BTS駅などでいくつか停車。
カオサン通りを目指すバックパッカーが多いので、その案内もばっちりしてくれる。
単純にバンコク市内のスクンビットあたりが目的なら、BTS駅で降りて乗り換えればよい。
BTSまでが15分から20分くらい。
終点が、モーチット・バスターミナル。ドンムアン空港からここまで来るのに20分ちょっとくらいだった。
タイ語で「ボーコーソー」、英語なら「バスステーション」というのが一般的。「バスターミナル」は通じにくい。
降りたところがこんな感じ。
すぐ正面にバスターミナルが見える。
まっすぐ進む。
これが真正面の入口。そのまま中に入ってしまおう。
モーチット・バスターミナルからパタヤ行きのバス
バスを降りてからまっすぐ歩いて中へ入る。それから右手へ。
48番がパタヤ行きのチケット売り場だ。
たまに売り場が変更になることもあるので、よくわからなければ、そのへんにいる係員に聞いてみること。
料金は133バーツ。
(追記:2016年3月現在、値下がりしている。時間帯によって違うが、117バーツか108バーツ。)
画面上で座席指定も可能だけど、まあ、何も言わなければテキトウに振り当てられる。
78番プラットフォームがパタヤ行きバスの乗り場。
チケット売り場と同じく1階にある。
売り場の反対側がバス乗り場への入り口となっている。
自動ドアを抜けて、バス乗り場へ。
目の前にバスが大量に並んでいる。
これらのバスをかき分けて、プラットフォームへ行く。
78番は、入り口から見て一番右端だ。
入り口から右をみたところ。このさらに一番奥の左側が78番乗り場
意外と距離があるし、初めてだとちょっとわかりづらい。
なるべく早めに場所をさがしておこう。
実際の78番乗り場
78番から手前を見るとこんな感じ。ずらっと番号が続いているのがわかる。
パタヤ行きのバス
あとは乗りこむだけ。
ノースパタヤのバスターミナルまでほぼノンストップ。
所要時間は2時間から2時間半程度。渋滞によりけりだ。
ちなみに、モーチット発パタヤ行きバスの始発は、おそらく早朝5時前後。
エアポートバスの始発を待たずに、ドンムアン空港からモーチットへタクシーで移動してしまえば、より早くパタヤへ行ける。
ドンムアン空港のタクシー乗り場は一階の端にある。
空港利用料が50バーツ。
カウンターが並んでいるので、そこで申し込む。
ドンムアン空港タクシーカウンター
パタヤ到着後、ホテルへ
ノースパタヤのバスターミナル到着。
ここから、ソンテウなりバイクタクシーでホテルまで移動することになる。
最近、ここのソンテウとバイタクがぼったくり気味になってきた。
ソンテウでもホテルまで行くなら50バーツと言われるし、バイタクも80バーツか100バーツが言い値だ。
しかもソンテウは乗り合いなので、まわる順番が悪ければかなり時間をくう。
わたしは、バスターミナルを出て、ノースロードを渡ったところでルート運行しているソンテウを利用。
このソンテウは、ほとんどの場合、ノースロードをビーチに向かい、そのままビーチロードをウォーキングストリート方面へ走ってくれる。
あとは自分の好きなところでブザーを押して降りればいい。
ビーチロードかセカンドロードにホテルを取っている人なら、たった10バーツでオッケーだ。
ブッカオ方面へは少々面倒。
ソンテウを乗り継ぐなら、セカンドロードとサウスロードの交差点で降りて、サウスロードのソンテウ乗り場へ。ブッカオ入り口で下車して、さらに乗り継ぐ必要がある。合計30バーツ。
ビーチロードからブッカオまで歩けばいいけど、荷物が多い人はちょとしんどいかな。
そういう人は、バスターミナルから乗り合いソンテウに乗るのがベター。
以上、ドンムアン空港からパタヤへ行くには、おそらくこれが最安の方法。
(本当は、ドンムアン空港を出てローカルバスをつかまえてモーチットへ向かうのが最安だろうけど、ちょっと敷居が高いので割愛。)
わたしは、合計173バーツでパタヤの宿まで移動できた。
ただし、ドンムアン空港にフライトが到着してからパタヤへ来るまで要した時間は、約6時間半。
ドンムアン空港での待ち時間が長かった。実に3時間。
その待ち時間をのぞけば3時間半ほどだ。
成田発のエアアジア直行便が午後2時ドンムアン着。
これだとバスの待ち時間はあまり考えなくてすみそうだ。
順調に行けば、夕方6時にはパタヤへホテルへ到着できるだろう。
2015年5月21日追記
ドンムアン空港からローカルバスを利用して、スワンナプーム空港行きのバスに乗ってみた。
意外と簡単だったので、以下の記事を参照にしてほしい。
この方法ならドンムアン空港からパタヤまで165バーツ。あとはパタヤ市内のソンテウ代。
関連記事:ドンムアン空港からローカルバスでスワンナプーム空港やモーチットへ行く方法。バスを乗り換えてパタヤへ。
ベルトラベル
BELL TRAVELが停止していたドンムアン・パタヤ間のシャトルバス運行を再開した。
料金は400バーツ。
ドンムアンからノースパタヤのバスターミナルまで。
スワンナプーム空港からのベルトラベルバスのようなホテルまでの送迎サービスは行っていないようだ。
ドンムアン発が一日2便。12:00 17:00
パタヤ発が一日2便。06:30 13:30
https://www.belltravelservice.com/pages/PageHome.aspx
関空発のフライトが早朝4時着。ベルトラベルの始発までは8時間待ち。
成田発のフライトが午後2時着。こちらは約5時間待ち。
どちらも使い勝手が悪い。
日本からのエアアジア直行便に関してはベルトラベルの利用価値は低い。
その他の都市間での乗り継ぎには使えるかな。
これから先、本数を増やしてくれることを願う。
(2015年3月20日追記。少し値下げして368バーツになったようだ。出発時間と本数は従来通り。)
ドンムアン空港からバンコク市内への行き方
上記A1エアポートバスの項目で少し言及したけれど、やはりそのエアポートバスを使うのが一番楽。
BTS駅で降りて、BTSに乗り換えて、あとは好きな場所へ。
ナナ、アソーク、プロンポンといったスクンビット方面ならBTSで一本だ。
カオサンへは、エアポートバスに乗る際に乗り換え案内のメモ用紙を渡してくれる。
途中下車して、ローカルバスに乗り換えてカオサンへ。
ここ10年以上利用していないのではっきり言えないけれど、おそらく昔ながらの59番の赤バスがドンムアン前を通るはずなので、それに乗るのもありかな。
バス停は陸橋を渡った先にある。
また、鉄道を使って、ファランポーン駅へ行く方法もある。
ドンムアン駅は、陸橋を渡った先。
これが入り口。ローカルバス乗り場へも同様。ここから上へ登る。他にもエレベーターがある。
陸橋
鉄道駅
10年前はドンムアンからファランポーンまで5バーツだった。現在は不明ながら、たぶん10バーツ以下だろう。ヤワラー地区に宿泊するなら、利用価値は高い。
ファランポーンからカオサンまでは、歩くと1時間くらいかかるので、結局はバスかタクシーを利用することになる。
ファランポーンには鉄道駅の他に、地下鉄(MRT)の駅もある。ファランポーンからスクンビットまでは一本で行ける。
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