以前から少し気になっていたサードロードにある屋台。
大きな中華スタイルの寸胴が置いてある。
カオカームーだ。
屋台に貼られたメニューには、タイ語の他、英語と中国語が併記してある。
さらに写真付きで、実にわかりやすい。
詳しくメニューを見てみると、カームーのほか、クイッティオやムーデーンも置いてあるようだ。
ラーメンとカームー中心なんで、中華屋台と呼んでさしつかえないだろう。
カオマンガイもメニューの載っているが、すでに鶏肉の姿は見えない。
訪れたのが夜10時過ぎだったので、そろそろ閉店の時間なのかな。
ムーデーンもほとんど残っていなかった。
ここは、中華らしくカオカームーにしてみよう。
(追記)
その後、より見やすい写真付きメニューが屋台にぶら下がるようになった。
2017年7月現在の外観
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カオカームー
カオ=ご飯
カー=足
ムー豚
直訳すれば、豚足ご飯。
豚足といっても、沖縄料理のてびちみたいに、豚の足の先端部分がそのまま出てくるわけではない。
漢方薬やスパイスなどを混ぜたスープでトロトロになるまで煮込んだ豚足をスライスした状態で提供してくれる。
茶色い皮部分とコラーゲンたっぷりなのは豚足ならでは。
できあがりがこんな感じ。
追加で、ゆで卵(カイトム)を注文した。
スープは無料でつく。
最終的なセット内容は、こうなった。
カームーは、漢方薬を使っており、その匂いは独特だ。
苦手な人は、とことん苦手だろう。
でも、食べてみると、それほど臭みもなく、とろとろに煮こまれた豚足が実にうまい。
もちろんコラーゲンたっぷりなんで、濃厚そのもの。
豚肉をそのまま食べてもいいけど、ソースをかけたほうがより旨味が増す。
上記写真でいうと、右上の小さな壺に入ったソースだ。
辛みと甘味が混在しており、煮込み豚足の味を引き立てる。
付け合せの漬物みたいな野菜も、意外とクセがある。特に色の濃いほうの野菜。
わたしはあまり好きじゃないかな。
箸休め程度にしか食べない。
付属のスープは、あっさりめ。
濃厚な豚足には、これくらいがちょうどいい。
トータル60バーツ。
ゆで卵が10バーツとすると、カオカームーが50バーツか。
若干、高いかな。
味はそこそこ良かったんで、他のメニューも試したい店だ。
(2017年12月末追記)
最新のカオカームーがこちら。
今回は、味付き卵を追加トッピングした。オーダーは、「カイドゥアイ」と言えばいい。
肉はややあっさりめ。コラーゲン部分と肉部分がほどよくミックスされていて、食べやすい。甘辛いナムチム(タレ)をかけて食べるのがベター。
付属のスープは、白菜と肉団子入りに変わっていた。ダシは、どうせ化学調味料を大量使用しているのだろうけど、そこそこおいしい。なにより、白菜と肉団子がいい感じ。
価格は、卵追加で60バーツ。
その他のメニュー
従業員はまかない飯で「イエンターフォー」をおいしそうに食べていた。
他の客も、イエンターフォーを注文。
イエンターフォーは、紅腐乳麺とも呼ばれて、ピンク色をしたスープが特徴だ。
この店のメニューには「Yen Ta Fo Noodle」と書かれてある。中国語はちょっと漢字変換できないけど、「酉良豆腐粉」。
その後、イエンターフォーとカオムーデーンをお持ち帰りしてみた。
イエンターフォー
カオムーデーン
関連記事:サードロードソイ21屋台のイエンターフォーとカオムーデーンをお持ち帰り
イエンターフォーはうまい。でも、カオムーデーンは今ひとつ。
バミーナムも食べてみた。ワンタン入りなので、バミーナムギアオと注文した。
スープは飲みやすい。ムーデーンはやっぱりイマイチ。
長細いワンタンが特徴的。やや具が少ないけど、弾力もあって、そこそこおいしい。たしか40バーツ。
ワンタンスープにしたほうがいいかも。
メニューには、「Dumpling Pork Soup」「餃子猪湯」とか「水餃子」と書いてある。
写真で見ると巨大なワンタンが入っており、そのうち食べてみたい一品。
バミートムヤム(2018年8月追記)
その後、バミートムヤムを連続して食べてみた。
通常のバミーナムよりもおいしい。
スープはずっしりと辛いタイプ。決して激辛ではないが、あとから効いている。
ムーデーンはいたって普通のまま。
麺は多め。50バーツ。
さらにゆでたまごを追加して60バーツ。
バミートムヤムにはゆでたまごがよく合う。
ここのバミートムヤムはおすすめ。
これ一食でお腹が膨れる。
地図
サードロードのローカル屋台なのに、英語と中国語併記のメニューがあるのはありがたい。
場所は、サードロードのソイ21入り口近く。セブンイレブン前で営業している。
地図
サードロードのソイ21は、わかりやすく言うと、PPボディマッサージのあるソイですな。通称、ソイPP。
ブッカオ側のソイ入り口からサードロードの屋台までは歩いて5分くらい。
ソンテウ派でも何とか移動できる範囲内。
営業時間は不明。昼過ぎから営業しているのは確か。夕方がピーク。
夜10時過ぎには食材がなくなりかけていたので、なるべく早めにどうぞ。
パタヤのカオカームー店
カオカームーの専門店は、パタヤにはそれほど多くないかも。
中華レストランには置いてある。
匂いが独特なので、近づけばすぐにわかる。
一番手軽なのは、セントラルフェスティバル地下のフードコート(FOOD PARK)。
目印の寸胴は、ここでも健在。
実際に食べたカオカームー
が、正直、それほどおいしくない。
あまりおすすめはしないけれど、気軽に食べられるのは便利。
見本が置いてあるんで、指差しで簡単に注文できる。
パタヤタイのワットチャイモンコーン周辺にカオカームー専門の屋台がちらほらと出ている。
ここのカオカームーはけっこういける。
関連記事:ワットチャイ向かい側の屋台群でカオカームーを食べる。とろとろの豚足がうまい。
さらに、パタヤカン沿いのセカンドロード近くで食べたカオカームーもそこそこおいしかった。
関連記事:タイローカル屋台初心者におすすめ。カオカームー、カオマンガイ、クイティアオ、何でも揃ってそこそこ美味しい屋台@パタヤカン。
一度は食べたいカオカームーのご紹介でした。
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