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プチ情報・便利帳

タイの運転免許に点数制度導入へ

投稿日:

タイの運転免許にも日本と同じような点数制度が導入されることになりそうだ。
ざっくりいえば、違反ごとに減点されていき、持ち点がなくなれば免停。
12月中旬から暫定的に施行予定。

ソース:https://www.thaipbsworld.com/driving-license-point-deduction-system-to-be-introduced-in-mid-december/

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タイの免許証点数制度の仕組み

持ち点12ポイントからスタート。
違反ごとに罰則ポイントが決められている。

1ポイント:スピード違反、ノーヘル、シートベルト不着用、緊急車両通行妨害、歩道走行、歩行者のための一時停止無視
2ポイント:赤信号無視、逆走、不注意運転
3ポイント:許可なく公道でレース、薬物の影響下での運転、150mg/mlを越えるアルコール影響下での運転
4ポイント:200mg/mlを越えるアルコール影響下での運転、他社へ重大な危険を及ぼす運転

違反するたびに減点されていき、持ち点ゼロになったら90日間の免停。
その後、講習を受けると、持ち点12ポイントが再付与される。
講習に出なければ8点だけの再付与。

飲酒運転はアルコール検知量によってポイントが異なる。
3点マイナスは、150mg/mlとのこと。
ちょっとわかりづらいので、リットルに換算。1リットルあたり0.15mgとなる。
ということは日本と同じ基準のようだ。ビール小瓶1本か2本でひっかりそうな数値。
タイではもっとゆるい印象だったが、思っていたよりも厳しい。
飲んだら乗るな。日本もタイも同じ。

この制度の導入によって、年間2000から4000の交通事故死傷者の減少が期待されるとのこと。

とはいえ、実際にうまく機能するかは、かなり微妙なところだとは思う。
現実的には、免許証を持っていないローカルタイ人はまだまだ多い。
無免許運転が見つかっても、罰金を払っておしまい。しかもその罰金は免許証新規取得にかかる費用より安い。
わざわざ時間と費用をかけて運転免許証を取得しようとは考えない。
行政的には徐々に厳しくしていくしかないだろうけど。

現在のところ、パタヤでは外国人でもタイの運転免許証の取得はできる。
国際免許証からの切り替えなら半日で取得可能だ。ノービザ滞在でも問題ない。費用的にも安い。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (2)

関連記事:パタヤならビザなしでも取れる。国際免許から切り替えてタイの運転免許証を取得する全手順

このさき、免許証制度がどんどん厳しくなっていけば、外国人による免許証取得も厳しくなっていくものと予想される。

何事にもいいかげんでゆるいのがタイの魅力ではあったけれど、これも時代の流れだろう。

タイで車やバイクを運転するのなら、必ず国際免許証かタイの免許証を所持しておきましょう。
ローカルタイ人が無免許だからって、それに倣う必要はない。
きっちりルールを守って運転すればいいだけのこと。

あと、国際免許証での運転で違反が見つかった場合、どうなるかはわからない。
従来どおり、警察署で罰金を払っておしまいとなるかも。

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