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ご飯もの(カオマンガイ・カオカームーなど) グルメレポート

酷暑のタイ・パタヤ。夏バテ防止にニンニクと唐辛子入りの料理を食べよう。ムーガティアム、パックブンファイデーン、ソムタム。

投稿日:2015年6月4日 更新日:


暑季まっさかりのタイ王国。
パタヤももちろん暑い。
とにかく暑い。ひたすら暑い。
日中は拷問のような暑さと日差しの強さ。
もう出歩くのは苦行でしかない。

30分も外出すると、回復するのにエアコンの効いた部屋で1時間くらいかかる。
とにかく暑さに疲れる毎日だ。

が、現地の疲れは、現地の食事で対応すべし。
私が好きな夏バテ防止の代表的タイ料理を紹介してみたい。

タイ料理初心者向けなんで、熟練タイ料理ファンには少々物足りないかもしれませんが、どうかご勘弁を。
最後に関連地図を載せていますんで、ご参考に。

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ムーガティアム

以前から何度か取り上げているソイエキサイト脇道にある食堂
記載品目は少ないながら日本語メニューが置いてあり、混雑もしておらず、実に利用しやすい食堂で重宝している。

ソイエキサイト脇道食堂 (1)メニュー

今回は、ムーガティアム(豚肉のにんにく炒め)を注文してみた。
残念ながら、ムーガティアムは日本語版メニューには記載されていない。
(追記:その後、メニューが新しくなっているが、ムーガティアムの日本語表記は見当たらない。)

新メニュー
Soi excite Japanese menu restaurant Nuang (5)
Soi excite Japanese menu restaurant Nuang (4)

英語メニューならこちら。「Fried garlic」と書いてあるので、たぶんこれ。

ソイエキサイト脇道食堂のメニュー

タイ語なら「ムーガティアム」だけで通じる。
普通はごはんに載せて、提供してくれるはずだ。
(もちろん、単品注文も可能。)

ムー=豚肉
ガティアム=にんにく

お好みでカイダーオ(目玉焼き)をどうぞ。

で、完成品がこちら。
ソイエキサイト脇道食堂のムーガティアム (2)

角度を変えて、もう一枚。
ソイエキサイト脇道食堂のムーガティアム (1)

うん、うまそうだ。

食べてみると、やっぱりうまい。
豚肉はカリカリには炒めず、ほどよい柔らかさ。
もちろん、ニンニクはカリカリに炒めてある。
玉ねぎが入っているのも高ポイント。トマトもちょっとうれしい。
タレがうまい。
ごはんが進むなあ。

日本の食堂で出される豚焼肉定食みたいな味といえば、わかりやすいかな。

これはいける。
すっかり夏バテ気味で食欲がわかない時でも、これならがつがつ食える。

あっという間に完食できた。

カイダーオをつけると、70バーツ。
ローカル食堂の丼飯ものとしては、少々お高いかな。
まあ、ぎりぎり許せる値段。
この味とボリュームならオッケーだ。

このムーガティアム、一般的なタイ料理なんで、ほとんどのレストランや屋台で注文できるはず。

少し前に紹介したパタヤカンの食堂のムーガティアム
ムーガティアム

ここのもかなりおいしい。タレが濃厚だ。

屋台のムーガティアム
ムーガティアム

豚肉とにんにくがカリカリに炒めてある。これはこれでうまい。ちょっと単調になりがちだけど。

ブッカオ北側にあるレストランのムーガティアム(このレストランは閉店済み。)
ムートートガティアム

これは単品でオーダー。たまねぎの他に人参も加えてある。
カリカリ豚肉タイプの場合、「ムートートガティアム」と呼ぶケースもあるようだ。
ただ呼び名はかなり曖昧。何が出てくるかはお楽しみといったところか。

ぶっかけ飯屋にも置いてあるかな。
料理がたくさん並べてあり、ちょっとわかりづらい場合は、「ムーガティアムミーマイ」と聞けば教えてくれる。なければあきらめよう。

屋台や食堂が苦手な人は、フードコートでどうぞ。

セントラルフェスティバルの地下フードコートは未確認。

トゥッコム地下のフードコートのムーガティアムがこちら。(ここも閉店済み)
豚肉のガーリック炒めライス

これも豚肉カリカリタイプに近い。

店によっては、厚みのある豚バラ肉を利用しているかも。

夏バテ防止には、ムーガティアムがおすすめだ。
ニンニクの口臭防止も忘れずにね~

パックブーンファイデーン

パックブンファイデーン

おなじくニンニクがたくさん入っている料理といえば、パックブーンファイデーン。空心菜炒め。
空心菜のシャキシャキした食感が気持ちいい。
これもタレが決め手。
タレがうまい店にあたると、タレだけでもごはんが食べられる。

パックブーン=空心菜
ファイ=火
デーン=赤色

空心菜を炒める時にフライパンから赤い炎が上がるところから名付けられたらしい。

ちなみに、炒めるが「パット」
よって、空心菜炒めで「パットパックブンファイデーン」となるが、パットは省略しても通じる。

空心菜は、英語で「MORNING GLORY モーニンググローリー」と言う。
英語メニューでMORNING GLORYという文字を見かけたら、ほぼ間違いなくパックブーンファイデーンだ。

パタヤでは、「飛天空心菜炒めショー」で名高い「パックブンロイファー」が有名。
セカンドロードとパタヤカンの2店舗ある。

パックブンロイファーのパタヤカン店。英語でFlyng Vegetable Restaurant
パックブンロイファー

まあ、超メジャー料理なんで、どこのレストランや食堂にも必ず置いてある。

唐辛子も入っており、ローカル向けはかなり辛い場合があるけど、それもまたよし。

パックブンファイデーンは、あまり丼飯にはしないかな。一品料理と白飯を別々に注文することが多い。
ぶっかけ飯屋に置いてあれば、もちろんぶっかけ可能だ。

ただ、基本的に単なる野菜炒めなんで、肉っけがまったくない。
単品で食べるとなると、その点はちょっと物足りないかな。

蛇足ながら、「空芯菜」という表記は日本では登録商標らしい。
中国語では「空心菜」と書く。
日本では「ヨウサイ 蕹菜」と呼ぶのが本来の表記らしい。
まあ、wikipedia情報なんで、正しいのかどうかはわからないが。

で、MORNING GLORYをグーグル翻訳にかけると「アサガオ」と出てきて少しびっくりした。
朝顔菜とも呼ぶようで、別に間違っていないようだ。

まあ、細かいことはどうでもいい。
タイでは「パックブンファイデーン」と呼べば通じるとだけ覚えておきましょう。

ソムタム

唐辛子系の料理。
これはもうタイ料理の大得意分野。
代表はもちろんソムタムだ。

ソムタム

ソムタムにも、ニンニクが入っているぞ。
たっぷりニンニクを入れてほしければ、「サイガティアムユーユー」とでも注文してみよう。

さらに唐辛子もたっぷり入れてもらおう。
「アオペットマーク」とでも言えばオッケーだ。
唐辛子の本数を指定してもいいね。
「サイプリック ヌン、ソン、サム、シー」とお好きな数字をどうぞ。
普通の日本人なら唐辛子2本で充分辛いけど、ここは5本に挑戦。いや10本入れてみよう。
たぶん、食べられないレベルになると思うけど。

ソムタムのおすすめは、ソムタムパラーだけど、イサーンど真ん中の味付けでかなり癖がある。
パラーとは、魚を発酵させた調味料みたいなもの。ソムタム屋台では丸いプラスチック容器に毒々しい色をした液体が入っているが、まさにそれがパラー。
でも、パラーを混ぜると、ソムタムがうまくなるから不思議。

あと、イサーンの人は、沢蟹も入れる。
カニがプーなんで、「ソムタムプーパラー」となる。
これが一番うまいらしい。まあ、たしかにうまい。
が、わたしは何度か「プーパラー」で腹を壊した経験があるので、カニ入りはもう食べないようにしている。
パラーだけなら大丈夫だ。

パタヤの有名イサーン料理レストラン「チェバーン(ジェバーン)」のソムタムプーパラー
チェバーンのソムタムプーパラー

あまりハードなソムタムはきついなあという人は、無難な「ソムタムタイ」をどうぞ。
これは臭みもなくて、かなり食べやすい。
小さな干しエビとピーナッツが入っていて、口休めにもなる。
でもやっぱり辛いけどね。

ソムタムタイとカオニャオ

ソムタムタイにも当然、唐辛子とニンニクは入っている。
がっつり食べれば、夏バテも吹っ飛ぶかな。
辛さのあまり、上の口からも下の口からも火を噴くかもしれないけど、まあそれも一興。
夏バテして遊べなくなるよりマシだ。

ソムタムには肉っけがないので、単品で食べるには、ちょっと物足りない。
そんな時はガイヤーン(味付き鶏もも肉焼き)をセットでどうぞ。
カオニャオ(もち米)も一緒ならイサーン定食の出来上がり。

ガイヤーンとカオニャオ

今回登場したレストランと食堂の地図

まとめ

個人的な好みだけど、丼ものとして一皿でがっつり食べるなら、やはりムーガティアムのご飯のせが一番おすすめ。

ええい面倒だ。
いっそのこと、ムーガティアム、パックブンファイデーン、ソムタムの3品を頼んでしまえ。
食堂にソムタムが置いてなければ、そこらへんの屋台で購入して、持ち込んでしまえばよし。
ローカル食堂なら持ち込みはたいがいオッケーだ。
ごはんは別皿で注文すればいい。

ローカル食堂で一品40バーツから50バーツほど。
ビーチロードやセカンドロードにあるような観光客向けレストランやセントラルフェスティバル地下フードコートなら、一品80バーツくらいだろうか。
少々高くなるが、短期旅行者ならそれほど気にするような額ではないかと思う。
お好きなところで、お好きなようにどうぞ。

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