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ゴーゴーバー

リニューアルオープンしたThe Office 訪問レポート。LKもウォーキング化が進むのか。

投稿日:

4月に一時閉店してずっと改装工事中だった、LKメトロにあるゴーゴーのThe Office。
当初は5月3日にリニューアルオープンとの告知がしてあったが、予定通り順調に工事が遅延。

the office club オフィス (2)

5月3日を過ぎても看板すらない状態だった。

が、急ピッチに工事を進めたようで、5月10日にはオープンにこぎつけていた。

The Office Club

the office club オフィス (1)

店名は、The Office Clubとなっている。

テラス席のような広い空間もできている。
夜になると壁のネオンサインが光って、なかなかおしゃれな雰囲気。
が、看板の電気はまだついてなかった。

改装前からオフィスで働く古参の顔なじみがいたので話をきくとボスは新しくなったとのこと。
その顔なじみは改装工事中の1ヶ月間仕事がなくて大変だったのよとかぼやいていたが。

さて、改装を終えた店内。

まあなんというか、綺麗になっちゃってさあ。
いもくさかった田舎の高校生が、都会へ出て化粧と表情の作りかたを覚えて、すっかり垢抜けたような感じだろうか。なんだかちょっぴりこそばゆい。

店の作り自体は変わってない。
入って左側は、一段のみのソファー席。右側は二段になっている。
入り口脇にはグループで座れるテーブル席もある。
ソファーはちょっと綺麗になっている。

大きな変化は、ステージのポールがなくなったこと。
ステージ自体の大きさはそんなに変わってないと思う。少し広くなったかもしれない程度。
でもポールが一本もないからかなり広く見える。

いや、最大の変化は、ダンサーの数が増えたことに違いない。
びっくりした。
30人以上はいるぞ。

1ステージで16人ほどが踊っている様は、ここは本当にオフィスかと我が目を疑った。
人数が多いため、ステージ上で3列になって踊っているのだ。
真ん中の列のダンサーが見にくい。

このときのステージは2交代制だったが、普段は3交代制かもしれない。
それにしても、オフィスでこのダンサー数は驚きだ。

前述のとおり、旧オフィス時代からの生え抜きダンサーたちもいる。この人たちは、まあ、いわゆるLK水準のお姉さまたちです。
そして、新規に雇用したであろうダンサーたち。中には、20代前半のスレンダーで、それなりにルックスもいいダンサーもいる。おそくは期間雇用のコヨーテだとは思われる。

人数が増えて、レベルもアップ。

ちなみに、オフィス名物のOL衣装のダンサーはいませんでしたな。かろうじて呼び込み嬢がOLスーツっぽい衣装。
ダンサーの衣装にオフィス感はなし。
コヨーテ衣装がメイン。
水着と下着系がちょろちょろ。統一感もなし。たぶん、これからだろう。

この人数増は、リニューアルオープン直後の祝儀みたいなもので、そのうち少なくなるとは思う。

店は綺麗になった。明るくなった。ちょっとおしゃれにもなった。
そして、一時的かもしれないがコヨーテ系の若いダンサーも増えた。

そのかわりに、オフィス独特のやさぐれ感がなくなってしまった。

ああ、あのぼろいソファーに座り、安っぽい照明を浴びつつ、ひどいラインナップのステージをちろちろ眺めがなら、入り口でもらったフリードリンククーポンで無料の生ビールをちろちろ舐めるのが、オフィスでの過ごし方の醍醐味ではなかったのか。
なんで自分はパタヤまで来て、こんな場末な雰囲気の中、無為に時間を過ごしているのか、人生の無駄遣いではないのかなどと、なかば哲学的な命題に思いを馳せる。
それがオフィスではなかったのか。
そんな状態でもファラン客はダンサーを席に呼んで狼藉三昧。
これがオフィスの正しい姿ではないのか。

いやまあ、そんなことだから、経営者が変わって、新しい経営方針を打ち出したんだろうけど。

ちなみに、まだメニューは用意できてないそうだ。
ドラフトビールが75バーツ。

バーファインの額を聞いてみた。

午後11時までは、1500。
午後11時以降は、1000。

時間の区切りが早いけれど、それでもバーファイン1500はびっくりだ。
そんなのオフィスじゃねえ。LKメトロのバーファインなんて600で十分だ。
そもそも時間によって区切るなよ。ウォーキングストリートじゃないんだから。

そうか。
こりゃあ、あれだ。
LKメトロのウォーキングストリート化だな。

おしゃれな店内。
コヨーテを多く揃える。
バーファインは高めに設定。

ショートとロングのチップ希望額は調査していないが、ウォーキングストリート並の言い値になっている可能性あり。
かりに言い値がショート3000だとしても、交渉すればショート2000くらいには落ち着くはずだが、それにしてもね。

店が綺麗になるのはたいへんけっこう。
ダンサーの質と数が上昇するのもむろんすばらしいこと。

が、懐古主義にとりつかれた客側の一方的なわがままなのは百も承知で、こう言いたい。
オフィスはやさぐれたままでいてほしかった。
LKメトロは垢抜けてほしくない。
いもくさいままでいいのだ。

これも時代の流れなのだろう。
経営者たちも生き残りをかけている。
昔をなつかしむだけで金払いの悪い客の言うことなどいちいち聞いてられない。

でもまあ、かつてのオフィスができたころも、OL姿のダンサーがいたりして、この界隈では、少々おしゃれな雰囲気だったように思う。
でもいつの間にか、若くていろっぽいOLダンサーが姿を消していき、やさぐれた店へと変わっていった。

新生オフィスがどうなるか。
このダンサーの数とラインナップを維持できれば、そこそこ流行るような気はする。
ファラン客にもアジア系客にも対応できる。
ひそかに注目していきたい。
なんだかんだいって、わたしはオフィスが好きなのだ。LKメトロが大好きなのだ。

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