セカンドロード沿いにあるパタヤアベニュー(The Avenue Pattaya)。
この地上階空きスペースに飲食屋台が集まり始めたのはいつだったろうか。
最初はぽつぽつと散発的に屋台が出ているだけ。
2017年7月の様子
この一角はどうにも落ち着きがない。
せっかくビリヤード場を取り壊したのに、特に決まったテナントが入るわけではなかった。
きっと、この屋台群もすぐに廃れていくだろうと思っていた。
が、ここ1,2ヶ月ほどで、立派な屋台村へと成長。
客足も周辺で働くタイ人を中心ににぎわっている。ファランも多い。
屋台は20店舗以上ありそう。
全部はまわりきれないが、何店舗か食べ歩きしてみたんで、暫定的なレポートをお届け。
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パタヤアベニュー屋台村
正式名称があるかどうか知らないが、パタヤアベニュー屋台村と勝手に命名させていただく。
パタヤアベニューのどちら側からでも入れる。
近いのは裏側のブッカオソイ15側。
ソイ15側から見た屋台村
セカンドロード側からは、パタヤアベニュー敷地内を少し歩く。
こちらは、セカンドロード側から見た屋台村
屋台多数で、それぞれの店舗でテーブルを用意している。でも、他の屋台から料理を運んできても大丈夫。
ドリンク屋台の水は10バーツ。屋台によっては無料の水あり。
食べ物屋台ばかりでなく、日用品売り場も少々。
あと、変わり種では、青空散髪屋もある(屋根付きだけど)。
ローカル臭が強め。
でも、食べ物屋台は英語でメニュー表記があり、タイ料理初心者でもわかりやすい。
ワンタン入りバミーナム
まずは、定番のクイティアオから。ワンタン入りの中華麺、つまりバミーナムギアムをいただく。
英語&ロシア語&中国語メニューあり。雲呑湯麺てわかりやすいなあ。
上掲メニューの一番上を指差せば、ワンタン入りバミーナムとなるはず。
ワンタンはホットプレートで保温されている。
さくっと完成。
ワンタンの他、焼豚(ムーデーン)も入っている。
スープはやや濃い目。
これといった特徴もなければ、特に問題もないバミーナムで、ごく普通。量はやや少なめ。
ワンタンと焼豚もいたって普通。
50バーツ。量からするとちょっと高いか。
でも、セカンドロード近くという好立地で、昼間からワンタン入りのオーソドックスなバミーナムを食べられる店は意外と少ないんで、バミー好きな人はどうぞ。
(追記)
このバミー屋台は、バミートムヤムがおすすめ。60バーツだが満足度は高い。
ぶっかけ飯屋のスープ
スープやカレーがメインのぶっかけ飯屋もある。
種類は少しだけ。鍋に入っているんで、自分でぱかっと開けて、中身をチェックすればいい。
冬瓜っぽい野菜と骨付き豚肉のクリアスープにしてみた。
ちゃんと火にかけて温め直してくれた。
おお、いい感じに熱々で飲みやすい。具がてんこ盛り。
見た目どおり、すっきりした味。
冬瓜っぽいウリ科の野菜は、くたくたに煮込まれている。
豚肉が骨付きでちょっと食べにくいが、味はいい。
二日酔いの昼に食べるのが最適かも。
ご飯とセットで50バーツ。
この手のスープは、パタヤカンのフードランド前カオマンガイ食堂のスープが有名。
スープの種類が違うんでなんとも言えないが、すっきり感はアベニューのぶっかけ飯屋のほうが上かも。
かなり飲みやすいです。
トムヤムクン+カオカイジアオセット
3軒目が今回のハイライト。
トムヤムクン屋台だ。
セットメニューがお得。
Omelette with rice + Tom Yam Soupのセットが60バーツ。
手書きメニューもあり。
フライドオムレツとは、カイジアオのこと。この卵料理は、ゆで卵、目玉焼きにすることもできるようだ。
また、トムヤムスープは、魚、チキン、ミックスから選択可能。残念ながら、エビ単体のトムヤムクンはセットにはできない。(単品メニューではもちろんトムヤムクンがある。)
ミックスでオーダーしてみた。
はい、こちら。カオカオジアオとトムヤムミックスです。
カオカオジアオ用のチリソースはテーブルにあり。
メインディッシュのトムヤム。
ほじくり返すと、イカや鶏肉が出てきた。
さらに、エビも2尾ほど入っている。
エビ入りなんで、いちおうトムヤムクンと名乗っても問題なし。
スープはけっこう辛め。というのも、辛さの度合いを注文時に聞かれて、辛くしていいよと答えたせい。
スープだけ飲むと汗が吹き出す。でもうまい。
口の中が辛くなったら、オムレツご飯と一緒に食べるといい。ちょうどいい塩梅に中和される。
スープの酸味は思ったより強くない。わたしは辛いのはある程度平気だが酸っぱいのが苦手なんで、これくらいがちょうどいい。
また、一人で食べるにはトムヤムの量もちょうどいい。
お一人様向けセットとしては、充分な量。腹をすかせた状態の昼ごはんとしてちょうどいい。
いや、ほんと、ちょうどええ。
カオカオジアオを屋台で食べると、30バーツないし40バーツ。
量が違うとはいえ、トムヤムクンを単品オーダーすると80バーツか100バーツくらいしそう。観光客向けレストランなら、もっと高い。
このセットで60バーツは利用価値大ですな。今のところ、アベニュー屋台村では一押しメニュー。
ちなみに、この屋台は無料の水なし。
ドリンクをオーダーすると、別の飲み物屋台から運んでくれる。水代は飲み物屋台の人に直接払う。
(追記)
トムヤムクン屋台はその後、撤退している。
トムヤム屋台の隣には、かき氷屋。日本の氷みつを使っているようだ。
辛くなった口をかき氷で甘くしてもいいかもね。
その他の屋台
他にも気になる屋台は多い。
ステーキとクイジャップ系の屋台。
イサーン料理屋台。コームーヤンが60バーツ。
マッサマンカレーとパンがセットになった屋台。
日本語を話せるおばさんがやっているサテ屋台。
などなど。
実食すれば、また記事を追加していきたい。
(追記)
コームーヤーンは実食した。
⇒【イサーン料理】コームーヤーンとゲーンヘット@パタヤアベニュー屋台村
地図とまとめ
地図(The Avenue Pattayaとの表記)
営業時間は屋台によりけりだろうけど、トムヤムクン屋台のおばさんいわく、おおよそ午前9時から午後9時くらいまで。
あまり遅くなると閉店する屋台が増える。
日中から夕方にかけて訪れるのがベター。
どこの屋台も英語でメニューが張り出してあり、注文は簡単。外国人旅行者やタイ料理初心者でも利用しやすい。
立地条件を考えると、お値段は良心的。
屋台の種類もそこそこ豊富で、短期滞在なら毎日通っても飽きずにすむかも。
わざわざ遠方から訪れる必要はないけれど、セカンドロードやソイブッカオ近辺に滞在しているなら、昼間の散歩がてら食べにいくといいでしょう。
LKメトロからも近い。ソイダイアナのアレカロッジ脇の路地を抜けて行くと、あっという間です。
アベニュー屋台村、けっこう使えます。
(追記)
2018年8月から、屋台村は丸ごと2階へ移転している。
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