バンコクの大洪水によってタイ航空は大きな混乱に陥った。
まず問題となったのが、スワンナプーム空港のバゲージクレームにタイ航空の預け荷物が山となって残されたことだった。
タイ航空の地上スタッフが被災のために出勤できず、荷物を裁くことができなくなったという。
フライトの遅延やキャンセルが重なり、さらなる混乱を招いた。
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スワンナプーム空港に1万個の荷物が山積み
9月26日から9月28日にかけて、累計1万個もの預け荷物がスワンナプーム空港に山積み状態で残されたという。
9月30日時点では8000個の荷物の処理が終わっていないとのことだ。
現在の処理速度は1日あたり2000個だそうで、すべてが片付くのは10月2日になる見込みのようだ。
9月29日以降は、手荷物の滞留は発生していないとのこと。
スワンナプーム空港に取り残された荷物は、旅行者が自分で受け取りに行くか、手続きをしてタイ国内の住所まで配送してもらうことができる。
ただ、運悪く短期旅行者が今回の騒動に巻き込まれてしまっていたら、帰国日までは荷物が手元に戻らないこともありうる。
タイ航空全面運航再開は10月3日より
タイ航空では通常時は1日約115便を運航している。
洪水による混乱後は、多くの欠航やディレイが発生した。
国際線では6時間以上の遅延もあった。日本路線も大きな遅延が頻発していて、影響を受けた日本人はかなりの数に上るはずだ。
混乱に対処するために、28便欠航させた。大阪行きや東京行きのフライトも欠航となった。
欠航はまだ続いており、10月1日は15便を欠航、10月2日は9便の欠航。
ただし、本日10月2日に正式発表があり、10月3日には全便運航を再開させるとのことだ。

これまで運休となっていたフライトもすべて元通りに運航させる予定だ。
預け荷物もスワンナプーム空港のバゲージクレームで通常通りに受け取れる。
なお、今回の混乱で影響を受けた旅行者に対する新たな対応策をタイ航空が発表している。

9月26日から10月11日の間にバンコク発着の旅行を予定している人は以下の対応となる。
・日程変更可。同じ区間にかぎる。予約変更手数料やノーショー手数料は無料。
・ルート変更可。手数料なしでルート変更もできる。ただし運賃差額がある場合は別途支払いが必要。
・返金可。欠航あるいは3時間を超える遅延が発生した場合は、未使用の航空券であれば手数料なしで払い戻しが可能。
スワンナプーム空港イミグレーション
10月1日、入国管理局の新しい局長が就任初日にスワンナプーム空港のイミグレーションの視察を行った。
今回の視察では、欠航や手荷物の遅延といったトラブルに巻き込まれた旅行者への対応を確認した。
また、出入国者に対する厳格な審査を行うように職員に指示した。それとともに正当な渡航者に対してはスムーズで丁寧なサービスを提供するよう求める。
Automated Border Contrl(ABC)の状況も視察した。ABCとは自動化ゲートのことで、タイ入国時にも新たに31カ国を自動化ゲートの対象とすることを移民局は承認済みだ。

(画像:タイ移民局より)
タイ人と33カ国からの外国人も自動化ゲートが利用できるようになった。日本人も対象だ。
ただし、Visa-Freeと書かれているように、ビザ免除措置での入国にかぎられる。
ビザを持っている人は従来の有人ブースでの入国手続きが必要だ。
なお、ドンムアン空港でも入国時の自動化ゲート運用が開始されている。当然、日本人も対象で、ノービザ入国であれば、自動化ゲートを使ってタイに入国できる。
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