2026年4月1日より、機内持ち込み手荷物に関する新しいガイドラインの適用が開始される。
国土交通省より要請された機内持ち込み手荷物に関する業界統一ガイドラインを定期運航協会が取りまとめたものだ。
スムーズな搭乗と定時運航の実現を目指す。
対象となるのは、日本国内線および国際線。
定期運航協会は、JAL、ANA、AIRDO、Peach、ジェットスター・ジャパン、ZIPAIRなど日本の航空会社が加盟している。
つまり日本の航空会社に搭乗する際にはこのガイドラインが適用される。
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機内持ち込み手荷物ルールの案内

(定期運航協会)
ガイドラインの内容は4つ。
従来から適用されているルールが2つで、新しいルールが2つ加わった。
1 機内に持ち込める個数は、身の回り品1個と手荷物1個の合計2個まで。
これは、従来からのルール。
身の回り品とはハンドバックやショルダーバックなどを指し、大きめのカバンは手荷物となる。
また、免税店で購入したお土産類も荷物一個の扱いとなる。つまり、お土産などはもともと持っている荷物の中に入れないといけない。
2 身の回り品のサイズは、前の座席の下に収納できる大きさの範囲内とする。
これは今回新しく定められたルール。
身の回り品と称して大きな荷物を持ち込むことはできない。
3 手荷物のサイズおよび重さは、各航空会社が規定する。サイズにはキャスター・車輪等も含む。また、重量は手荷物と身の回り品を合わせた総重量とする。
これは従来からのルール。
機内持ち込み手荷物の総重量は7kgまでとしている航空会社が多い。手荷物と身の回り品を合わせて7kgまでだ。サイズについては航空会社によって微妙に異なるけれど、おおむね似たようなもの。
4 1から3の条件に加えて、機内に手荷物を持ち込む際には自身で頭上の店に収納できるサイズ・重さの手荷物にすること。
これは今回新しく加わったルールだ。
つまり、自分の荷物は自分の手で荷物棚に収納しろということ。大きくて重たい手荷物をCAに手伝わせているような乗客もいるが、これは不可。自分の力で収納できないような手荷物はそもそも機内に持ち込んではいけない。
新しいガイドラインは以上。
1と3は従来通りの内容で、2と4が新設されたもの。
新設されたもの含めて、海外の航空会社ではすでに当たり前に実施されていることだ。
特にLCCでは厳しい。
機内に持ち込める荷物は身の回り品と手荷物の2個で合計7kgまでだ。免税店のお土産の袋を別に持っていると、搭乗口で止められて、一つにまとめろと言われることが多い。
搭乗口で荷物のサイズと重量を測られて、オーバーしていると、追加料金を払い、さらに荷物を貨物室へ預けさせられる。
手荷物は自分で頭上の棚に収納するのも当たり前のこと。CAは保安要員であって、手荷物係ではないからだ。搭乗スピードを上げるために手伝ってくれるCAもいるけれど、あくまで例外。
身の回り品は、必ず前の座席の下に収納しろとも言われる。安定飛行中は隣の席が空いていれば、席の上に置いていても問題ないけれど。
今回の新ルールでは、身の回り品と称して大きなサイズの荷物を持ち込めないようにしている。
新ルールとはいえ、すでに海外航空会社に慣れている人にとっては、何も難しいことはない。
日本の航空会社でも同じ内容を徹底させていくというだけのこと。
機内持ち込み手荷物が多い人は、免税店での買い物には注意しておきましょう。あとは、特に気にすることはないように思う。
なお、4月中旬からは、モバイルバッテリーの機内持ち込みと利用についても、新しいルールが適用開始される予定だ。
モバイルバッテリーの持ち込みは2個まで。
機内でのモバイルバッテリーへの充電は不可。モバイルバッテリーから他の電子機器への充電も不可。
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