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フライト情報

タイ・ベトジェットVZ567 関空発台北経由バンコク行き搭乗レポート

投稿日:

今回大阪からタイへのフライトにはタイ・ベトジェットを使うことにした。
関空からスワンナプーム空港への直行便ではなく、関空から台北を経由してバンコクまで行くルートだ。台北経由だが、台北で機材の乗り換えはなく、同じ飛行機でそのままバンコクへ向かう。
タイ・ベトジェット、タイ・ライオンエア、タイ・エアアジアなど、最近はこういった経由便で日本とタイを結ぶ路線が増えてきた。
経由便だけど直行便、直行便だけど経由便といった感じで、少々面倒な面もある。
関空でのチェックインから台北での乗り継ぎなど紹介。

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タイ・ベトジェットVZ567便

チケットはトリップドットコムで購入した。
価格は21,530円。ベトジェットのホームページで直接購入するより安かった。
関空発バンコク行きの最安値はPeachだったけれど、時間帯が悪い。バンコク到着が深夜0時になってしまう。
次に安かったのが中国系航空会社の乗り継ぎ便だが、乗り継ぎ時間が長かったりと、今回のスケジュール的に合わなかった。
そこで次善の策としてタイ・ベトジェットの台北経由便にした。

VZ567便
関空発12:25
台北経由 1時間0分
手荷物受取&再預け不要
スワンナプーム空港着18:15
所要時間7時間50分

乗り継ぎ時間が1時間だが、同じ機材を使うため、乗り遅れる心配はゼロだ。
総所要時間が7時間50分なので、直行便の6時間に比べると、少々時間がかかるけれど、中国乗り継ぎよりは早いし安全安心。

なお、タイ・ベトジェットのWEBチェックインは不可。これはベトジェットホームページで直接購入した場合でも同じこと。

WEBチェックインしようとしても、Flight is not supportedと表示される。

ただし、トリップドットコムでチケット購入した場合でも、ベトジェットホームページで追加オプションの購入は可能だ。座席指定や預け荷物追加ができる。

今回は座席指定も預け荷物もなしで行く。

なお、関空からベトナム行きのベトジェット便だとWEBチェックイン可能とのこと。
タイ・ベトジェットはWEBチェックイン不可となっていると、関空のベトジェットカウンターで確認した。

関空でチェックイン

出発当日。
午前9時20分に関空に到着した。

チェックイン開始は、出発3時間前の午前9時25分から。

ベトジェットのカウンターはB。

入口には、VZ567 台北/バンコクと書いてある。

ちょうどチェックイン開始となった。
さすがにほとんど誰も並んでおらず、待ち時間がゼロだ。

チェックインは、パスポートを提示するだけでオッケー。Eチケットや予約確認書の類は不要だ。

預け荷物は無しで、機内持ち込み荷物の重量チェックはされた。
事前の座席指定はしていない。その場で窓際席をお願いすると、すぐに対応してくれた。関空から台北、台北からバンコクまでも同じ座席に座ることになる。
エアアジアなどのLCCではチェックイン時の座席希望は有料となるが、ベトジェットは空席があれば無料で応じてくれることが多い。この点はベトジェットのほうが好き。

搭乗券は一枚のみ渡された。
台北乗り継ぎという形だが、この一枚で関空からバンコクまで搭乗できる。
台北での乗り継ぎ時には、トランジットステッカーを胸に貼ってくれと渡された。

なお、タイ入国には5月1日よりTDAC(タイデジタル到着カード)の登録が必須となっているが、ベトジェットのカウンターでは何も確認されなかった。
また、タイから日本へ帰国するフライトの有無についても聞かれなかったし、タイ滞在日数やタイのビザの有無についても聞かれず。
つまり、何も確認されなかった。
ベトジェット、ゆるゆる。

チェックインがあっさりと終わったので、時間があまってしょうがない。
エアロプラザに渡り、いつものなか卯で食事を。

カツ丼が750円だったかな。
高くなったなあ。でもおいしい。なか卯の丼ものは割り下がうまい。

午前10時10分、国際線出発口へ。

保安検査場入口は自動改札機のように搭乗券をかざすと通過できる。
中に入ると列ができているが、進みは早い。
7分で検査終了。

出国は自動化ゲートが使えるが、外国人も利用するため、それなりに並んでいる。
といっても3分もかからない。

午前10時20分には、出国審査場を通過。
所要時間は10分だった。

関空国際線制限エリア内の大規模リニューアルがほぼ終了。

前回はまだオープンしていなかった新しい共用ラウンジもできている。

プライオリティパスでは利用できないと注意書きあり。

共用ラウンジのオープンにともない、ANAラウンジは5月いっぱいで閉鎖になっていた。

クレジットカードラウンジは健在だ。
ゴールドカード以上で入店可能。また、プライオリティパスでも入ることができる。
プライオリティパス利用だと、無料のアルコールとおつまみのセットがもらえる。
ゴールドカードだと通常のソフトドリンク飲み放題とおかしのみ。

関空から台北へ

ラウンジで時間を潰してから、11時40分頃に搭乗口へ向かう。
搭乗は16番ゲート。

すでに機材は到着済みだ。

ただ機内最終チェックが遅れているようで、搭乗予定時刻もディレイして、11時45分のところが12時10分に。

搭乗案内は、台北行きではなく、バンコク行きとなっている。経由台北と併記してある。
台北止まりの人はちょっと混乱しそう。

待合スペースで待機している人は、圧倒的に台湾の人が多そうな雰囲気だ。
日本人は少ない。

12時17分に搭乗。

機材は、AirbusのA321。LCCでおなじみのやつ。
シングルアイル(単通路)の3-3シート配列。これまたお約束。

シートピッチはわりと広めで、足元ゆったりだ。なんとか足を伸ばせるほど。
もちろんシートモニターなんかはないけれど、これで充分だ。

前の座席の下にはコンセントとUSBポートが設置してある。

ちゃんと使えた。これは便利でありがたい。

搭乗率は9割近くありそう。ほぼ埋まっている。隣の2席には台湾人らしき男性客二人が座っていた。

機内アナウンスは、中国語と英語だ。キャビンクルーに日本人はいないみたい。まあ気にしない。

あいにくと外は雨模様。
窓に付着した雨粒のせいでピントが合わず、外の様子はうまく撮影できない。

12時58分、無事に離陸。

空に出ると、窓の雨粒は消し飛んでいった。

機内サービスはすべて有料だ。
タイ・ベトジェットはタイの航空会社なので、機内での支払いはタイバーツが基本。

ビリヤニと水のセットが180バーツ。

アイスアメリカーノが90バーツ。

バーツ以外でも、台湾ドルや円でも支払い可能みたい。

何もオーダーせずに、機内ではひたすら眠る。

気づけばもう台湾だ。
眼下に島が見える。

市街地上空に入っていき、あっさりと桃園空港へ。

14時22分に着陸。
日本時間では15時22分なので、フライト所要時間は2時間24分だった。
台湾ってけっこう近い。

日本と台湾の時差は1時間、タイと台湾の時差は1時間、日本とタイの時差は2時間だ。

桃園空港に降り立つのは久しぶりだ。2008年以来のこと。
前回の記憶はほとんど残っていない。

台北桃園空港でトランジット1時間

14時25分頃、降機開始。
トランジットの人はどうのこうのというアナウンスは特に流れない。
とりあえず、全員が降機する必要がありそうだ。
いちおう手荷物をすべて持って降機した。あとで確かめたところ、トランジット客は機内に荷物は置いたままでも大丈夫そうだった。

ボーディングブリッジを渡ってターミナルビル内に入ったところで、トランジット客を出迎えるスタッフが待機していた。

バンコク行きのTRANSIT CARDを渡されて、しばらく待つ。

トランジット客のリストがあって、全部で6人ほどがこのままバンコクへ向かうようだ。
なかなか最後の客が姿を見せない。どうやら勝手がわからずに、そのまま機内で座っていたようだ。まあ案内アナウンスもないし、わからないのはしょうがないよなあ。
ようやく全員揃ったところで、スタッフに先導されて、ぞろぞろと歩き出す。

ターミナルビルのコンコースを歩いて、トランスファー用の保安検査場へ。

荷物検査を受ける必要あり。でも、かなり簡易的なもので、ペットボトルに水を入れていたが、何も言われずに通過できた。

保安検査場を抜けると、出発エリアへ出る。

免税店などが並ぶが、立ち寄ることもなく、スタッフに先導されて、搭乗口へ一直線だ。
なんだか忙しない。

で、搭乗口へ。
さっき飛行機から降りてきたばかりのゲートに戻ってきた。ぐるっと回って元の位置へ。
荷物検査を受ける必要があるのでこんな手順を踏んでいるもよう。面倒くさいなあ。

搭乗口付近で待機していてねと言われて、スタッフはいなくなった。

搭乗開始まであと10分くらいありそう。

近くに喫煙所があったので、慌てて一服だけしておく。

屋外デッキのような喫煙所だ。ちょっと暑い。

一服後にまた搭乗口へ戻り、トイレに立ち寄っておく。

15時1分。
トイレから出ると、ちょうど搭乗開始になっていた。

トランジット客は最優先搭乗のようで、最初に乗ることができた。
なんだか本当に忙しない。
もうちょっと時間があれば、免税店で買い物したり、コーヒーを買ったりもできただろうけど、このタイトなスケジュールではゆっくりはできない。
ひさしぶりの桃園空港だったので、もうちょっとあれこれ見て回りたかった。ちょっと残念。

台北からバンコクへ

ボーディングブリッジを渡って機内へ。

当たり前だけど、さっき降りてきたばかりの同じ機材だ。

席も同じ。

何も変わらず。

変わったのは他の乗客だ。
ほとんどが入れ替えで、タイ人客が増えた。
キャビンクルーも入れ替えのようで、タイ人スタッフが増えた。
機内アナウンスは、中国語がタイ語に変わった。英語はもちろんあるが、日本語はない。

雨は降っておらず、外の様子がよく見える。

あれはチャイナエアラインの機体だ。以前台北に来た時はチャイナエアラインを使ったっけ。
台湾はまた来てみたい。

搭乗には時間がけっこうかかった。
搭乗率は8割くらいかな。
台湾人とタイ人が半々で、ファランと日本人少々といった感じ。

15時55分、離陸。

実に忙しない滞在だったけれど、さらば桃園空港、さらば台北。

機内ではまたひたすら眠るだけ。

気づけばバンコク上空へ。

18時13分、無事にスワンナプーム空港に着陸した。
日本時間では20時13分、台湾時間では19時13分だ。

フライト所要時間は、3時間18分だった。
関空から台湾より、台湾からバンコクのほうが時間がかかる。

駐機スポットはコンコースA。
すぐ近くにはベトジェットの機体がとまっている。

18時25分に降機したが、バス移動となる。

ベトジェットのバスでイミグレーション近くまで移動する。

タイ入国

18時34分、国際線到着口最寄りのターミナルビル入口にてバスを下車。

エスカレーターを上がると、イミグレーションはすぐ近くだ。
コンコースをひたすら歩くよりはバス移動のほうが楽ではある。

18時36分、パスポートコントロールにはそこそこ列ができていた。

18時51分、無事にタイ入国。
TDACのチェックはなかった。
(このあたりのタイ入国事情については次回以降の記事で詳しく説明)

機内預け荷物はないため、そのまま税関へ。

何もチェックされずに、到着ロビーに出る。

18時54分、これにてタイ入国はすべて完了。
この時間帯ならば、バスでパタヤへ向かうこともできるし、エアポートレイルリンクで簡単にバンコク市内へ移動することもできる。夜の時間をしっかり楽しめる。

まとめ

はじめてのタイ・ベトジェットによる台北乗継バンコク行きであったが、まあ簡単といえばすごく簡単。
乗り継ぎ便ではなく、実際には直行便といえる。同じ機材に再度乗り込むだけなので楽。でも、桃園空港での荷物検査が余計だ。
トランジットにもう少し余裕があれば、桃園空港で買い物したり、ゆっくりする時間が取れていいかもしれない。今回はぎりぎり喫煙所で一服するいことができたのは喫煙者としてはありがたかった。
長時間フライトが苦手な人は、あえて乗り継ぎ便を利用するのもいいかもしれない。
個人的には、二度目はないかなあというのが素直な感想。
ただ、関空を正午過ぎに出発して、バンコクに夕方に到着するというスケジュールはありがたい。
関空出発が朝早すぎず、バンコク到着が遅すぎずという時間帯はなかなかいい。
あとは、もっと安ければいい。せめて片道2万円は切ってほしい。

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