先日、スワンナプーム空港ターミナルビルの外に新しい喫煙ルームがオープンしたという話はお伝えした。
今回は実際に現場の様子を見てきたので簡単にレポートにしておく。
たしかに真新しい喫煙ルームができている。
スワンナプーム空港到着後にすぐタバコを吸いたい人や、タイ出国前の最後の一服をしたい人は参考までに。
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スワンナプーム空港到着階の喫煙所
新しい喫煙ルームは全部で4箇所設置されている。
まず、到着階である2階には、1番ゲート前と10番ゲート前の2箇所だ。
日本からのフライトでスワンナプーム空港に到着し、イミグレーションとバゲージクレームと税関を抜けると、2階の到着ロビーに出る。
どの税関を抜けるかによるが、今回は6番ゲート付近に出てきた。
そこから右手へ進む。
端まで行くと1番ゲートがある。
1番ゲートを出て右手の通路端っこに新しい喫煙ルームがオープンしている。
自動ドアが2重に設置されている。煙が外に出にくいような構造にしているようだ。"
喫煙ルーム内はわりと広め。
灰皿もたくさん置いてあるが、椅子などは何もない。立って吸うだけ。
新しくできたばかりなので綺麗だ。
が、室内はタバコの煙で充満している。
最新の空調設備を導入したって話だけど、どうなっているのか。排煙機能がろくに機能していない。
しかもエアコンの効きが悪くて蒸し蒸ししている。
まあ喫煙所で長居するような旅行者は少ないだろうけど、長時間いたいような環境ではない。
実際、喫煙ルームの外で吸っている人の姿も見かける。
気持ちはわかる。
でもルール上、指定された場所以外での喫煙は違反だ。罰金2000バーツ。
2階にはもう一つ喫煙ルームがある。反対側の10番ゲート付近だ。
おそらく大半の旅行者にとって到着後に近いのは1番ゲートのほうになるはず。
国内線到着口は1番ゲート近くだ。
事前に送迎車を手配していると、待ち合わせが3番ゲート付近となる。
送迎車と落ち合う前に1番ゲートの喫煙所で一服するのがベターかと。
なお、4番や5番ゲートから外に出ると、外の通路にフェンスが設置してあり、それ以上進めなくなっている。端っこの喫煙ルームには行くには、3番か2番か1番のゲートから出るようにしましょう。
4階出発フロアの喫煙ルーム
4階の出発フロアにも新しい喫煙ルームができている。
場所は1番ゲート前と10番ゲート前だ。
1番ゲート前の喫煙ルーム。
2階の喫煙ルームと同じものだ。
こちらでは、ルームに入らずに外でタバコを吸っている人のほうがはるかに多い。もちろん違反行為だ。
喫煙ルーム内の環境が悪いため、気持ちはわかるけれど、最低限のルールは守りましょう。
反対側の10番ゲート前の喫煙ルーム。
やっぱり、違反者多数。
外で吸っている人のほうが多い。
以上、2階と4階に合計4箇所の新しい喫煙ルームができていという話。
新しい喫煙ルームだけど、環境はあまりよろしくない。
1階の喫煙所
おすすめなのは、1階の端っこにある喫煙所だ。
到着後、1階まで降りる。
8番ゲート付近には、パタヤ行きバスチケット販売所が並んでいたり、フードコートがあって、なにかと用事の多いところ。その8番ゲートから外に出る。
左手に進むと、ローカルなコンビニがある。
ここ寄り道して缶コーヒーでも買ってから、先へ進む。
敷地の端っこあたりに、昔からある喫煙所が健在だ。
新しい喫煙ルームではなく、フェンスで覆われただけの青空喫煙所である。
喫煙所に屋根はないけれど、上は道路になっていて、雨に濡れる心配はない。
個人的にはここで吸うのが一番好き。
コンビニで買った缶コーヒーとタバコで一服するのがルーティンといえるほど。
パタヤ行きのバスチケットもついでにゲットしたりする。
エアポートタクシー乗り場やGrabピックアップポイントも同じフロアにあって、わりと近い。
地下にはエアポートレイルリンクの駅と両替所がある。地下に降りる前に、1階端の喫煙所に立ち寄るといいかも。
なお、1階の反対側端っこにも喫煙所があるようだが、一度も行ったことがないため、詳細不明。反対側には用事がないよなあ。
ターミナルビル内喫煙所
スワンナプーム空港ターミナルビル内は、ながらく完全禁煙となっていた。
昨年からは、ミラクルビジネスクラスラウンジ内とサテライトターミナル内でのみ喫煙所が復活した。
そして、つい先日発せられた首相命令によりターミナルビル内に普通に喫煙所が再開することになった。
関連記事:スワンナプーム空港に喫煙所を正式設置
ただ、まだ実際には新しい喫煙ルームはオープンしていないもよう。
こちらもそのうち調査したい。
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