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2025年香港トランジット旅

はじめてのグレーターベイ航空 バンコク発香港行き搭乗レポート

投稿日:2025年3月7日 更新日:

タイから日本へ帰国する。
今回はグレーターベイ航空を使って、香港経由で関空まで行くことにした。理由は一番安かったことと、ひさしぶりに香港に立ち寄ってみたかったからだ。
グレーターベイ航空は2022年に運航を開始した香港の航空会社。
バンコク路線は2022年7月就航、関空路線は2023年4月就航。まだ新しい航空会社となる。
これまで一度も利用したことがない。香港に行くのも7年ぶりくらいなので当然の話だ。
バンコクを出発して香港を経由して関空まで移動するのだが、香港での乗り継ぎ時間が16時間くらいあるため、一度香港市内に立ち寄る。
まずは、バンコク・スワンナプーム空港から香港空港までのフライトレビューを。
香港トランジット旅の開幕だ。

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グレーターベイ航空の予約とWEBチェックイン

はじめて利用するグレーターベイ航空。
バンコク発香港経由関空行きの通しチケットが2万円で販売されていた。
タイ・エアアジアやPeachといったLCCの直行便は余裕の3万円超え。中国系航空会社でも2万円以上した。
でもたまたまグレーターベイ航空が最安値で出ていた。
しかも受託手荷物も無料でついてくる。

これはお得。
グレーターベイ航空はLCCとは言えないが、フルサービスキャリアとも言えない立ち位置のようだ。MCCとなるのかな。

予約は、航空会社のホームページではなく、トリップドットコムで行った。
予約を入れて、数時間後には発券された。

HB282 スワンナプーム発12:00 香港着15:50
HB340 香港発08:25 関空着13:05

香港での乗り継ぎ時間は、16時間35分もある。
他にもグレーターベイ航空で乗り継ぎ時間の短いフライトがあったのだが、長い乗り継ぎ時間を利用して香港市内観光しようとわざとこのスケジュールを選択した。

グレーターベイ航空では、出発24時間前から90分前までWEBチェックインが可能。

トリップドットコムで発行された予約番号でWEBチェックインできる。
トリップドットコムのアプリからグレーターベイ航空のWEBチェックインにアクセスできるのだが、それだと最後まで進めることができなかった。PC版WEBページにアクセスするか、スマホを使う場合はブラウザ上でアクセスすること。

WEBチェックイン自体はすごく簡単だ。

座席指定もできる。

最後には、ボーディングパスをダウンロードもしくはプリントできるようになる。
これでオンラインチェックインは完了。
紙に印刷するか、スマホにPDFで保存しておけばいい。

ただし、今回のように乗り継ぎフライトだと、1つ目と2つ目のフライトの出発時間のタイムラグが大きいため、WEBチェックインのタイミングが難しい。

また、預け荷物があるので、結局は空港のチェックインカウンターで手続きをする必要もある。
というわけで、事前のWEBチェックインはそこまで大きな意味はない。今回でいえば、バンコクから香港へのフライトで座席指定ができたことくらいだろうか。

スワンナプーム空港でのチェックイン

さて、出発当日。
正午12時ちょうどの出発予定だが、スワンナプーム空港には午前8時45分に到着。

グレーターベイ航空のチェックインカウンターはRow Pだった。

すでにカウンターはオープンしており、ほとんど人は並んでいない。

待ち時間ゼロでカウンターでチェックイン開始。

特に何も必要ない。ただパスポートを渡すだけ。
バンコクから香港への搭乗券と、香港から関空への搭乗券も発行してもらえた。
香港行きフライトの座席は事前にWEBチェックインで指定した座席で、次の関空行きは自動的に振り当てられていた。ただ通路側の座席だったため、その場で窓側の席に変更してもらった。

今回は預け荷物あり。1個のみ20kgまでオッケー。
預け荷物は最終目的地である関空までスルーして送ってくれるとのこと。

スルーチェックインとスルーバゲージ対応となったわけだ。
これは楽でいい。
搭乗券が発行されているため、香港空港到着後に制限エリア内にとどまり、次のフライトを待っていてもいい。一度香港に入国してもいい。自分で勝手に決められる。

機内持ち込みは7kgまで。さらに別にPCなどが入った小さなカバンの持ち込みも認められる。
香港で一晩過ごすになるので、簡単な着替えとタオルくらいはカバンに入れておいた。あとはPCやガジェット類のみ。カウンターで計量されなかった。

これにてチェックイン手続きはすべて完了。
スワンナプーム空港に着いて、ものの3分で終わった。

タイ出国

スワンナプーム空港では、顔写真撮影による生体認証システムが導入されている。
グレーターベイ航空のチェックインカウンターにも生体認証用のカメラが設置されているが、今回は使用せず。

生体認証登録しておけば、保安検査場入口で顔パス通過できる。ただしすべての保安検査場入口に機械が設置されているわけではない。
また、航空会社によって搭乗ゲートも顔パス通過できるようだ。グレーターベイ航空は非対応だが。
国際線搭乗では、パスポートを提示しないといけない機会も多いし、免税店では搭乗券の提示が求められる。結局は顔パスのみでの通過は無理なので、生体認証はそこまで大きな意味はないかもしれない。国内線搭乗時はオール顔パス通過も可能なので、登録する価値はありそう。

保安検査場は数人待ち程度で簡単に通過できた。
タイ出国のイミグレーションは自動化ゲートの数がさらに増えていた。待ち時間はほぼゼロ。有人ブースでもせいぜい3人待ちくらいだった。
スワンナプーム空港の出国は本当に楽になった。

9時ちょうどには制限エリア内に入ることができた。
スワンナプーム空港に着いてからここまでの所要時間はたったの15分。

あとは、ミラクルビジネスクラスラウンジで出発まで時間を潰す。
それに、まだ時間が早かったため、グレーターベイ航空の搭乗ゲートも決まっていなかった。
ほどなくトリップドットコムのアプリから通知が来て、搭乗ゲートを知らせてくれた。トリップドットコムは親切だ。

午前中のミラクルラウンジでの食事は、ブレックファーストがメイン。
ざっとこんな感じで朝食にする。

ここは手作りのクロワッサンとデニッシュがおいしい。

厨房ではカオマンガイやワンタンスープなどを作ってくれるが、カオマンガイは午前10時からの提供。

ハラールフードのコーナーのほうが料理は充実していたかも。
チキンカレーなんかも置いてあった。

食事のあとは、ミラクルビジネスクラスの最大の売りであるテラスの喫煙スペースへ。

コーヒーを飲みながら一服する。
メインターミナル内で喫煙できるのは、唯一このスペースのみだ。

午前11時にラウンジをあとにする。

ゲート番号を再度確認しておく。

12時発の香港行きグレーターベイ航空HB282便は、C5ゲートから出発。
ディレイ表示もなく、ゲートはすでにオープンとなっている。

Cコンコースまではけっこう歩く必要あり。

途中に免税店でタバコを購入したいところだが、今回は香港に立ち寄るため、ここで購入はできない。
香港の免税範囲は、タバコ19本までとされている。要するに箱の封を開けていて、消費している最中のタバコだったら1箱まで持ち込んでいいよということだ。
念のためスワンナプーム空港免税店のスタッフに確認したら、3箱までなら大丈夫よと言われた。たしかに昔からそれは言われていることだ。でもさすがに1カートは無謀。もし香港の税関で見つかったら、えぐい額の税金を払うことになる。
香港を出発する際に香港空港内の免税店で購入すればいいだけのこと。
ちなみに、スワンナプーム空港免税店では、メビウス1カートが880バーツ。あとで調べたところ、香港空港免税店では200香港ドル。日本円になおすとどちらもほぼ4000円で、価格差はなかった。

延々と歩いて、コンコースCへ。

ゲートC5はさらに先。
免税店に立ち寄ったとはいえ、ラウンジからゲートまで15分くらいかかった。

ゲートはオープンしているが、搭乗はまだ始まっていない。

と、ちょうど機材が到着したようだ。

ボーディングブリッジに接続。

機体には、GREATER BAY AIRLINSE、大灣區と大きく書かれている。
なるほど、大湾區か。それでグレーターベイと。

搭乗

11時30分ころ、搭乗開始。

座席後方からの案内で、11時43分に機内へ。

シート配置は、3席×3席の1通路仕様。

機材は、B737-800。

シートピッチは、まずまずといったところ。LCCの短距離路線のような激狭ではなく、フルサービスキャリアのような広さもない。
前の座席の下に足がかろうじて伸ばせるくらいだ。これで充分。

シートのクッションは薄めだけど、これまた問題なし。
シートモニターは無し。コンセントやUSBポートも見当たらない。
長距離でもないし、こんなものでしょう。

搭乗率は9割くらい。ほぼ満席に近い。
隣2席も埋まっている。
乗客の大半は香港の人っぽい。次がタイ人。それとファラン少々。日本人は見かけなかったが、たぶん乗っているとは思う。

12時8分、タキシング開始。

滑走路の順番待ちがあった。

12時28分、離陸。

機内サービス

安定飛行に入ると、機内サービスが開始される。

事前に何も調べておらず、ひょっとしたら機内食が出るかも淡い期待を抱いていた。
カートで何かを配り始めるCAたち。

と、渡されたのは水1本だった。

TIBET SPRINGというミネラルウォーターだ。
まあおいしそうなこと。
無料サービスは以上。

機内食はすべて有償となる。

出前一丁を使った焼きそばのような料理が70香港ドル。約1200円。高いっすね。

カップヌードルや出前一丁カップ麺は35香港ドル。700円。
日本製ラーメンばっかりかよ。

ミネラルウォーターは別途購入すると25香港ドル。500円。
カゴメの野菜生活は30香港ドルだ。600円。

よし、無料の水で我慢しよう。

窓の外はいい天気だ。

脳天気になれる。

昨晩は一睡もしておらず、眠気に襲われる。
目が覚めると、香港が近づいていた。
バンコクから香港なんてすぐだ。

なんかの島か半島。

おお、これはトンネル入り口だ。
香港マカオ大橋の香港連結路とのこと。
そういえば、しばらく香港・マカオに来ていないうちに、大橋が完成したんだよなあ。高速道路を使って香港とマカオが行き来できるようになった。
今回はマカオは行かないけれど、そのうち、橋を渡ってマカオに行ってみたい。

到着

香港時間の15時33分、香港国際空港にランディング。

タイと香港との時差は1時間だ。香港のほうが早い。よって、タイ時間では14時33分。
実際のフライト所要時間は2時間5分だった。

香港空港は広い。
スポットに着いたのが15時46分。

15時57分、降機。

ひさびさにやって来た香港だ。
ちょっとうれしい。

香港空港のターミナルビルは巨大。
バゲージクレームとイミグレーションがあるエリアまでははるか先。

延々と進む。

エスカレータを降りた先にはシャトル乗り場がある。
おお、これも懐かしい。

メインターミナルにはシャトルで移動するんだった。

シャトルを降りてから、またエスカレータで上へ。

さらに歩いて、ようやくイミグレーションへ。

香港入国最新事情

前回の香港入国は2018年のこと。
実に7年ぶりだ。
まあ、香港入国なんて楽勝だし、何も気にしていない。事前準備の下調べもしていない。
そういえば、出入国カードが渡されなかったな。昔は書いていた気がする。
と、香港のアライバルカードは2024年10月に廃止されたのだった。
自分でブログ記事にしておきながら、すっかり忘れていた。

イミグレーションはさほど混雑しておらず。
ブースもたくさん稼働しており、順番待ちも整然しており、ストレスいらず。
3分ほどで順番になった。

パスポートを提示するだけ。
質問一切なし。
昔と一緒で、パスポートへのスタンプは押されずに、ステッカーのような小さな紙を渡されるだけだ。この紙に入国日時や滞在期限などが記載されている。
なお、あとの話になるが、香港出国時にはこのステッカー状の紙は回収されなかった。そもそも出国は自動化ゲートになっており、何のチェックもない。もし入国スタンプ代わりの紙をなくしても問題なさそうだが、念のため、香港滞在時にはなくさないようにパスポートに挟むなりしておこう。

ものの30秒でイミグレーションを通過。

次にバゲージクレーム。

預け荷物はスルーバゲージで関空まで送ってもらえるので、香港のバゲージクレームで荷物を受け取る必要はない。
預け荷物は翌朝の出発まで一晩香港空港で眠ってもらおう。

次に税関。

緑のブースが申告品無しの通路だ。
何もとめられることなく、そのまま通過。

そして出口へ。
市内行きのエアポートエクスプレスのチケット販売所なんかがあった。

オクトパスカードも販売。

出口付近には両替所もある。今回の香港滞在中はクレジットカードのタッチ決済ですべてまかなうつもり。両替はしなかった。

ついに一般エリアに出る。

いやあ、懐かしい香港だ。

天井にぶら下げる複葉機がなんとも美しく映える。

ではこれから香港市内に向かおう。

まとめ

はじめてのグレーターベイ航空はまったく問題なし。
チェックイン、搭乗、フライト、降機まで、いずれも順調に進んだ。機内サービスなんてものは水1本で充分だ。
スルーチェックインとスルーバゲージもオッケーなのは便利。
今回は長時間乗り継ぎのため、香港に一度入国しているが、短時間での乗り継ぎならば香港入国せずに、そのまま乗り換えればいいだけ。
グレーターベイ航空、けっこう使えるかも。

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