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プチ情報・便利帳

スワンナプーム空港ターミナル内の喫煙所が正式再開へ、ドンムアン空港などでも復活へ

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2018年にタイの主要6空港は全面禁煙となった。
AOT(タイ空港公社)が管理運営する、スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、チェンマイ、チェンライ、ハジャイの6空港だ。
ターミナルビルの外では喫煙所が設置されたが、ターミナルビル内は完全禁煙となっていた。
一度ターミナル内制限エリアに入ってしまうと、もう一切タバコは吸えなくなった。

が、2024年後半からスワンナプーム空港内ではひっそりと喫煙所が再開された。

まずサテライトターミナル内に共用喫煙所が設置された。

関連記事:スワンナプーム空港の喫煙所が制限エリア内に復活

それから、メインターミナル内のミラクルラウンジ内のガーデンエリアに喫煙所が設けられた。

関連記事:スワンナプーム空港メインターミナル制限エリア内の喫煙所が復活

AOTからの表だった情報は一切なく、空港設備案内板にも表示されていない。
本当に内密に再開したような雰囲気だった。
よくわからない状況が続いていた。
そして、いよいよAOTがスワンナプーム空港など6空港の国際線エリアでの喫煙所再開を公にした。

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スワンナプーム空港など喫煙所再開について

空港内喫煙所の再開について、タイの報道機関が伝えている。

タイ空港公社(AOT)はスワンナプーム空港に喫煙所を設置するという提案を行う。
この提案は、2月7日のタバコ製品管理委員会(TPC)で審議される予定。
法律を改正して、空港に喫煙室を再設置させる。

https://www.nationthailand.com/news/policy/40045977

この報道は、タイの健康促進研究所が喫煙室再開について懸念を示すという内容となっている。
反対の声も多い。

こういった報道を受けて、AOTが正式に声明を発表した。

空港内の喫煙室の再開が国際旅行の改善に役立つと説明。

空港利用者、とりわけ乗り継ぎ便の乗客が、長時間待たねばならないことによるクレームが多く寄せられた結果だという。
ターミナル内は全面禁煙のため、トイレなどにおける違法喫煙が見つかったり、罰金を承知の上で喫煙する乗客もいる。
これによって、非喫煙者にも健康上の影響を及ぼすことがある。
また空港内の空気に悪影響を与えたり、タバコの煙により火災報知器が作動する場合もある。
そこで、AOTは、旅客ターミナルに喫煙所を設置することを検討する。
法令を改正して、正式に喫煙所を再開させる。
スワンナプーム空港だけでなく、ドンムアン、プーケット、チェンマイ、チェンライ、ハジャイの主要6空港の国際線ターミナルが対象となる。
これにより、海外旅行の体験が向上し、他の乗客がタバコの煙を吸い込む健康被害を軽減することができる。

AOTは、世界クラスの空港管理会社へ発展することに努めており、AOTの空港が世界最高の空港にランクインするよう推進している。利用者のニーズにあったサービスを受けられるようにしたいと考えている。
保健省が定めた規定により、空港では特定に喫煙所を設置することが許可されている。
屋外エリアのみ喫煙所を設置した場合だと空港利用者の需要を満たさない可能性がある。
世界中の主要空港、チャンギ空港、インチョン空港、成田空港、羽田空港、イスタンブール空港では空港ターミナルビル内に喫煙所が設置されている。

https://www.facebook.com/AOTofficial

以上がAOTの声明の要約。
細かいニュアンスはちょっとわからないが、だいたいこんな感じだ。

喫煙所の全面再開へ

要するに、ターミナルビル内を完全禁煙にすると、長時間ターミナル内で過ごさないといけない旅行者からのクレームが入り、無理やり喫煙する人により非喫煙者にも被害が出ることがある。苦情やトラブルの元になっているわけだ。
スワンナプーム空港の評判が下がり、これではシンガポールや日本や韓国のハブ空港に遅れを取ってしまう。
だったら、それらの空港と同じように、ターミナルビル内に喫煙ルームを設置して、限られたスペース内で喫煙してもらうほうが、全体としてメリットがある、という判断に至ったようだ。
世界のトップ空港と同じなので、特別なことじゃないよと。

実際には、すでにスワンナプーム空港ターミナルビル内には喫煙所が復活している。

かぎられたスペースのみでの、ひっそりとした喫煙所だ。
おそらくは特例措置としての再開なのだろう。

スワンナプーム空港のメインターミナルでは一般喫煙所はまだ再開していない。

法令の改正により、この先は、メインターミナル内の一般利用可能な喫煙所も再開されることになりそうだ。
スワンナプーム空港だけでなく、ドンムアン空港やプーケット空港でも、国際線ターミナルにかぎり喫煙所が再開される流れだ。


(禁煙される以前のドンムアン空港国際線喫煙所)

なお、国内線ターミナルについては、2018年以前から全面禁煙だった。これからも禁煙が続くものとを思われる。

まあ、非喫煙者には知ったことじゃない話だが、喫煙者にとってはタイの空港のターミナル内禁煙はけっこうしんどいことだった。
なるべく制限エリア内に入るのを遅らせようという人も多かったはずだ。
長時間の乗り継ぎをしないといけない喫煙者には苦行だったろう。

一番の目的は乗り継ぎ客に向けての喫煙所再開だということだが、普通にスワンナプームやドンムアンから出発する喫煙者乗客にとっても嬉しい話となる。

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