タイ国際航空が日本発バンコク行きの片道限定セールを実施している。
通常では、片道だけで航空券を購入しようとすると、往復購入より片道あたりの運賃が高くなるものだ。
今回のセールでは往復購入より片道のほうがお得となる。バンコクまで片道26,700円から。
日本発の片道限定で、また便名も制限される。
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タイ国際航空片道運賃セール
片道運賃セール
エコノミークラスが片道運賃26,700円より
別途燃油サーチャージ諸費用が必要
販売期間:2025年2月21日まで
出発日:2025年2月28日まで
対象便:TG673(関空発)、TG641/643(成田発)、TG647(セントレア発)、TG649(福岡発)
出発日は今月のみで、対象便も限定される。
羽田発は含まれていないし、関空発も時間帯の悪い夕方発のみが対象だ。
実際の運賃をチェックしてみた。
成田発
片道総額で41,200円。
羽田発は10万円超え。価格差がえぐい。
関空発
対象となる夕方便は41,140円。
対象外の午前便は127,440円と価格差はさらにえぐいことに。
ちなみに、関空発を往復で購入するとこうなる。
同じ夕方便が49,160円と、片道セール価格に比べると8,000円ほど高い。
復路は午前発が48,420円。
往復総合計で97,580円だ。
タイ航空の往復って高いなあ。
じゃあ、片道ずつ購入すればいいのではと、バンコク発関空行きの片道もチェックする。
安い日程でも、片道11,935バーツ。現在のレートだと55,000円ほどになる。
バンコク発の片道購入は高い。
よって、日本発バンコク行きの片道購入がベターだ。これをうまく活用すればいい。
片道購入によるメリットは、いくつか考えれる。
タイに中長期滞在する予定で、日本帰国便が決まっていない場合。日程変更可能なクラスを往復で購入すると高くなるため、まず片道チケットだけで渡航し、帰国日が決まってから改めてチケットを予約すればいい。
ただし、タイ長期滞在ビザがないと、日本発フライトに搭乗させてくれないことがある。
今回のセール運賃で購入しても、タイ航空はSFCなので預け荷物は当然無料だ。たぶん20kgまでかな。
日本から大きな荷物を運ぶ場合は役に立つ。
LCCだと預け荷物は有料となる。20kgの荷物だと5000円以上しそうだ。LCCは座席指定も機内食も有料。もろもろ考えると、タイ航空を選ぶ価値は1万円以上ある。
ただ、日本へ帰国する際には大きな荷物がなくなっているとすると、LCCで十分だ。
まず日本からタイへはタイ航空の片道セールで安い航空券にして、タイから日本への帰国は安いLCCの航空券を購入する。
こうすればなるべく安上がりで日本とタイを往復できる。
フルサービスキャリアの片道運賃セールはあまり多くないため、2月に日本を出発予定の人は検討する価値あり。まあそれでも片道4万円はけっこう高いけれど。
日程の決まっている短期旅行者でも活用方法はある。
行きはなるべく確実なタイ航空を使い、帰国は手軽なLCCにすれば、少しでも航空券代を抑えられるだろう。
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