渋滞がひどくなっているパタヤ。
パタヤ市や警察当局では、渋滞緩和のために策を打ち出している。
たとえば、ソイダイアナとソイハニーインは一方通行化とした。
パタヤタイ(サウスパタヤ通り)では、一部の時間帯で駐車禁止措置を取っている。が、思ったよりも効果が得られていないとして、より厳罰化することが決定した。
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サウスパタヤ通りの駐車禁止と駐輪禁止罰則強化
かねてより、サウスパタヤ通りは、駐車禁止の時間帯が設定されている。
東向きは、偶数日
西向きは、奇数日
それぞれ午前11時から午後11時まで駐車禁止だ。
でも、駐車違反車両はなくならず、渋滞が頻発している。
また、歩道上に駐輪するバイクが多くて、歩行者の通行を妨げている。
そこで、罰則規定を強化することになった。
2025年2月3日より施行する。
サウスパタヤ通りのワットチャイモンコン前の交差点から、サードロードとの交差点までの区間が対象。
白と赤でペイントされた区画の駐車は禁止。
サウスパタヤ通り沿いの歩道上の駐輪も禁止。
奇数日と偶数日で分けて午前11時から午後11時までの駐車禁止を強化する。
駐車違反車両には、レッカー移動や車輪止めなどの措置を取る。
罰則規定も設けられた。
駐車禁止車両への車輪止め:500バーツ
レッカー移動:車両サイズにより料金が請求
保管料:施設に保管される車両は日毎に料金が発生する
追加罰金:再違反の場合は最大1000バーツ
現在、規制強化前の周知活動が行われている。
駐車禁止自体は以前から実施されていて、たまに駐禁を取られている現場を目撃する。
でも渋滞は一向に減らない。
もはや厳罰化で挑むしかないという姿勢のようだ。
また今回特に厳しくなるのはバイクの駐輪だ。
車道沿いはもちろん、歩道上の駐輪も取り締まっていくとのこと。
車道沿いが駐車禁止の時間帯は、歩道にバイクを止める人が多い。いや普段でも多い。
本来ならば歩道上も駐輪禁止だが、野放し状態になっている。
それを是正するそうだ。
歩道上にコーンや椅子などを置いている店舗があるが、これらも現在撤去作業が行われている。
歩道はあくまで公共の道であれば、勝手にものを置いたりバイクを止めることはできないというわけだ。
当たり前といえば当たり前だけど、さてどれだけ徹底されることか。
屋台はどうなる?
このエリアといえば、ワットチャイモンコン前の屋台群が名物でもある。
ここも一悶着も二悶着もあった。一時は全面禁止とされていたが、現状では夜間の屋台営業は行われている。
道路上に屋台を置き、買い物客は歩道上から買い物する。
2月3日からこの屋台群がどうなるかは不明。
夜11時以降なら出店可能とするのか、それとも全面禁止とするのか。はたまた駐車禁止時間帯でもかまわず営業するのか。警察がそれを許すのか。
まだわからない。
とりあえず、バイクや車で移動する人は、サウスパタヤ通りでの駐車と駐輪には要注意だ。
今回ばかりは、さくさくと車輪止めやレッカー移動を実施しそうな勢いだ。
当面は様子見をしたほうがいいと思う。
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