朝、起きがけにFと一発。
今日も子作りはせずにフィニュッシュ。
朝から、買い物に連れて行ってとうるさいF。
買い物はタイ語で「スーコン」。スーが買う、コンが物。そのまんま。
てきとうにはぐらかしつつ、トゥッコムへ。
ここの本屋で、英会話の本を買ってあげる。50バーツくらい。
まあ、これくらいならね。
わたしともっと会話するために、英語を覚えたいと健気な心意気。
本当かよ。
昼飯はトゥッコム地下のクーポン食堂で安くすませる。トータル120バーツ。
ついで、髪飾りなどの装飾品。150バーツ。
それと化粧品120バーツ。
まあ、これくらいならまだよい。
そしてついにやってきた、金の指輪おねだりコール。
ゴールドショップの前を通りかかるたびに、指輪(タイ語でウェン)を連呼。
とりあえず、値段をチェック。
6000バーツほどの指輪を所望。
それはすかさず却下。
じゃあということで、2900バーツの小さな指輪を希望。
まあ、これなら払えない額じゃない。
バービアで2日連続でペイバーしたら、バーファインが300にロング代が1500ずつで、トータル3600バーツかかる。
そう考えると決して割高なわけじゃない。
ゴーゴーバーなら一晩で吹っ飛ぶ額だ。
でも、根っからの貧乏性のわたしは、その場で即決できず、一度撤退。
宿に戻って、じっと考える。
部屋でもFはひたすらおねだり。
指輪の他にも小遣いが欲しいという。
最初3000バーツの要求。
もちろん却下。
2000バーツ。これも却下。
最後は交通費として1000バーツで妥結。
よし、これならトータル3900バーツで済む。
21歳の若い美人が二日間で3900バーツなら、ゴーゴーバーよりお得である。
もちろん、貧乏なわたしには結構な出費となるが、まあこれくらいは致し方あるまい。
と言うか、これくらい払ってやれよと、われながら思う。
「今から買いに行くぞ」
と宣言して、Fとブッカオ沿いにあるゴールドショップへ。
こちらは同じような指輪が2800バーツと、100バーツ安かった。
クレジットカード払い。手数料も割引きしてくれて、プラス50バーツ。
ああ、買っちまったよ、金の指輪。
正直、二度と買ってあげるものかと思っていたが、またやってしまった。
最初に買ってあげたのは、パタヤに行きだして数回目の頃。
仲良くなったバービア嬢におねだりされてプレゼントしたのが最初。
それは納得済みだったので、別に問題ない。
でも、その後に要求がエスカレート。
弟が交通事故にあったから5000バーツちょうだいとか、あまりにも定番の無心コース。
それがいやになって、高価なプレゼントには一切応じなくなった。
キリがないのだ。
でも、今回ひさびさにやってしまった。
まあ、いいか。
Fは指輪をはめて終始にこやかな笑顔で、とても嬉しそうだし。
これ以上要求がエスカレートするようなら、ばっさりと切るしかない。
が、今のところはこのまま楽しい関係を維持していこう。
だって、かわいいんだもの。