タイの有名な祭りといえばソンクラーンだ。外国人観光客にとっては水かけ祭りとして知られている。
ソンクラーンは毎年4月13日から15日の3日間開催されるのが常。
2020年と2021年と2022年はパンデミックのため3年連続でソンクラーンの水かけは中止となった。昨年2023年に4年ぶりに水かけが復活した。
今年2024年のソンクラーンは、5連休かつ21日間の祭り開催となりそうだ。
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タイのソンクラーンがユネスコ無形文化遺産に
タイのソンクラーンは、ユネスコの無形文化遺産に登録された。
これを記念して、タイ政府は今年2024年のソンクラーンは21日間開催する旨を発表。
題して、World Songkran Festival（世界ソンクラーン祭り）だ。
具体的な内容はまだ決まっていない。
タイ全土各県およびバンコク都内で各種イベントが催されるとのこと。
21日間も水かけをするのかと一部では反応があったようだが、実際に21日連続で毎日水かけを実施するとは思えないし、タイ政府もそのような発表はしていない。
あくまで、ソンクラーンにまつわるイベントを4月1日から21日にかけて実施するという方針を表したに過ぎない。
世界ソンクラーン祭りをそれこそ呼び水にして世界中から観光客を集めたいという狙いがあるのだろう。
今年のソンクラーンは5連休
2月13日、タイの内閣は、今年のソンクラーン休日を5日間にすると発表した。
通常ソンクラン休日は、4月13日から15日の3日間となっている。
今年は、4月12日の金曜日をソンクラーンの特別公休日に指定すると内閣。
13日が土曜日のため、16日の火曜日を振り替え休日とする。
よって、4月12日から16日の5日間がソンクラーン休日となる。
金曜日から翌週の火曜日までソンクラーンというわけだ。
これ以上の詳細な発表はないけれど、12月から16日にかけて水かけを行うところが多そうだ。
パタヤのソンクラーンと水かけ
今年のソンクラーン休日は、4月12日から16日に決まった。
では、具体的にパタヤではどのように水かけが行われるだろうか？
パタヤでのソンクラーン、特に水かけに関しては、タイの他の都市とは少々事情が異なる。
パタヤのあるチョンブリ地方にはワンライという地元特有の祭りがあり、街全体で水かけを行うというものだ。
ワンライは北から南にかけて移動していく。
ナックルアでは4月18日、パタヤでは4月19日に開催となる。ジョムティエンやバンチャン方面は4月20日だ。
ワンライ当日のパタヤは、ビーチロードが歩行者天国となり、ライブなどのイベントも実施される。それはもうすごい祭りだ。
パタヤのソンクラーンは、4月19日のワンライが最高潮となる。
で、もうひとつのパタヤのソンクラーンの特徴としては、外国人観光客向けに水かけが行われること。
一部エリアでは、4月13日の本来のソンクラーン開始日よりも早く水かけが始まってしまう。フライング水かけだ。
外国人観光客の集まるソイ7、ソイ8、ソイ6あたりではフライング水かけが多い。
通常4月13日開始のところ、12日の昼間、へたすると11日の夜から水かけをすることもある。
もうむちゃくちゃである。
以上のような状況を踏まえて、今年2024年のパタヤのソンクラーンの水かけスケジュールを予想してみる。
パタヤのソンクラーン2024水かけスケジュール予想
4月10日（水）パタヤのごく一部でフライングのフライング水かけがあるかも
4月11日（木）パタヤの一部でフライング水かけ
4月12日（金）特別休日で水かけ
4月13日（土）通常通りに水かけ
4月14日（日）通常通りに水かけ
4月15日（月）通常通りに水かけ
4月16日（火）振り替え休日で水かけ
4月17日（水）ちょっと一休みだけど、パタヤ各所で水かけ
4月18日（木）ナックルアでワンライ、パタヤでも水かけ
4月19日（金）パタヤのワンライ、街中で狂乱の水かけ
場所によっては、4月11日から水かけがフライング開始され、4月19日までみっちり続く。
9日連続の水かけだ。
へたするとフライングのフライングで4月10日から水かけをするところがあってもおかしくない。ソイ7とソイ8あたりは少々危険。そうなる10日連続だ。
まあ、パタヤ全体でいえば、4月12日から4月19日まで水かけが続くとみておけば間違いないだろう。
4月13日から15日は派手に水かけ、4月19日は最高潮に水かけ。
でも基本は毎日どこかしらで水かけ。
パタヤのソンクラーンは、もともとの伝統行事とはかけ離れた、大規模な遊びみたいなものだ。
水かけが目的でなければ、この時期のパタヤへ遊びに来ることは推奨できない。
移動中のソンテウやバイクに乗った外国人観光客相手でも容赦なくバケツに入った冷水をぶっかけられる。一張羅の服も高い旅行カバンもすべてずぶ濡れとなる。
昼間はむろん、夜でも水をかけられるおそれあり。行動は著しく制限される。
でもまあワンライはすごい祭りなので、一度訪れてみるのいいと思う。日本では決して味わえない体験だ。
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