パタヤで2年以上通っているカフェを初めて紹介したい。
オールディーズコーヒーといい、これまでパタヤで飲んできたコーヒーでは一番好きかもしれない。
元々はコーヒー豆販売所のおまけでカフェ営業しているような小さな店だった。
店舗を拡大していき、つい先日移転してさらに大きなカフェとなった。
広告
OLDIES COFFEE
ソイアルノタイの小さな広場の一角にひっそりと佇むコーヒーショップを見かけたのは2021年のこと。まだパンデミック真っ只中でパタヤは観光客がおらず、それこそひっそりとしていた。
隅っこに小さな建物があるだけ。英語表記すらなかった。
ソイアルノタイ沿いの看板と店内には英語で、OLDIES COFFEEとの表記があった。
店の入り口前には、何やら機械が設置してある。
店内は狭く、まるでコーヒー豆の倉庫のようだ。
ズタ袋がそのまま置いてあるほど。
メインはコーヒー豆の販売だ。
その場でコーヒーを淹れてもらうこともできる。
当時のメニュー
アイスアメリカーノのSが40バーツ
アイスカプチーノのSが45バーツ
注文時にはコーヒーの濃さを聞かれる。ストロングにするかどうかだ。
すごく濃厚で苦味とコクのあるコーヒーを作ってくれた。
うまかった。
ただ、スモールサイズだと量はかなり少なめだ。
イートインできる店ではないので、デリバリーアプリでオーダーすることもあった。このときもコーヒーの濃さを指定できた。
カップとコーヒーが別々で運ばれてくる。クッキーもつけてくれた。
その後、しばらくすると店頭にテーブルを置いたりとカフェ化。
すぐ隣に移転する形で、大きな店に作り変えたりもした。
店内は広くなり、豆の販売がわかりやすくなった。
タイ北部の山岳地帯で作られたコーヒー豆を使用している。
イートインスペースも作られた。
表のテラス席では喫煙も可能だ。
コーヒーは相変わらずのうまさ。
アイスエスプレッソの濃厚さが好きだ。
量は少なめだが、パタヤのカフェではここのアイスエスプレッソが一番好きかも。
移転先
2023年9月下旬のこと。
いつものようにソイアルノタイの店舗へ行くと、なにやら雰囲気がおかしい。看板がなくなっているし、店内では工事をしている。
どうやら別の店に変わってしまうらしい。
と、オールディーズコーヒーの移転先を示すQRコードが掲示してあった。
スマホで読み取るとグーグルマップで確認できる。
ここから1分の場所だ。
さくっと移動してみる。
ソイアルノタイの路地へ入っていく。
すぐに見つかった。
OLDIES COFFEE ROASTERと看板が上がっている。
地図
パタヤカンとソイユメの交差点(つまりビッグCエクストラ)から歩いて行ける場所だ。
営業時間
月曜-金曜 06:30から19:00
土日 08:30から19:00
広い空き地に倉庫のような建物がオールディーズコーヒー。
9月下旬に移転してきたばかりという。
このときは本当に移転直後で、店内は殺風景だった。
コンクリート打ちっぱなしで、棚が設置されている。
奥のスペースにはテーブルを置くつもりのようだ。
コーヒー豆の展示販売スペースは広くなった。
カウンター席はすでに用意されている。
店の表側には、キャンプ用のチェアとテーブルが置いてある。
喫煙はここで可能だ。
空き地の奥では、何やら工事を進めている。
たぶん、屋台型の飲食店や雑貨屋なんかが並びそうな雰囲気だ。
広い空き地なので、これからもっと開発していくつもりらしい。
店内ではパンも売っているが、数は少ない。そのうち充実しそう。
コーヒーメニュー
オーダーはカウンターで行う。
エスプレッソホット45バーツ
オールディーズイエン(アイスエスプレッソ) スモール65バーツ/ビッグ85バーツ
アメリカーノ ホット40バーツ/50バーツ アイス65バーツ/85バーツ
カプチーノ ホット45バーツ/65バーツ アイス65バーツ/85バーツ
2年前と比較すると、アイスコーヒー系は20バーツ値上げしている。
物価上昇を考えると、仕方ないかも。
ローカルコーヒー屋では、30バーツのものが40バーツになったりしている。
コーヒーはもっと細かい指定が可能だ。
追加料金であれこれカスタマイズ可能となっている。
通常注文でも、ローストレベルと甘さレベルを聞かれる。
ダークブレンド、ミディアムダーク、ミディアム、ライトなど。
ストロングと言えば、ダークブレンドになるはずだ。
甘さは、ノーマル、ノーシュガー、25%、50%、75%から選択。
タイのローカル向けコーヒー店に比べると、元々甘さは控えめなほうだと思う。75%か50%くらいがよさそう。
今回の店員はすごく若い女性で、まだあまり慣れていない様子だった。コーヒーの価格も把握していないほど。
奥にはいつもの女性店員が待機していたが。
オーダーはアイスカプチーノだ。
スモールサイズで65バーツ。
豆のうまさは変わらず。
ストロングな風味と味わい。
ただ、新しい女性店員の腕はまだまだかなと。いつもの店員のほうが上手だ。
あと、ここのスモールサイズはかなり小さめ。
それでいて20バーツ値上げして、65バーツとなっている。
でもコーヒー豆は文句なし。
個人的な感覚では、これまで利用してきたカフェの中では一番おいしいと思う。
量と価格からすると頻繁なリピートはしんどいけれど、定期的に通うつもりだ。
新しい店舗はこれから拡充して、イートインスペースが増えていくと思う。
おいしいコーヒーを飲みたい人はソイアルノタイのオールディーズコーヒーへ。
旅行者は難しいだろうけど、豆だけ購入するのもよさそうだ。
広告