ラオスキープの暴落が止まらない。
インフレと景気の悪さにより、キープが下がり続けている。
円安どころではないキープ安だ。
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ラオスキープ両替レート
Phongsavanh Bankによる8月23日の両替レートは、1バーツ=604.50となった。
Phongsavanh Bankは、ラオスの主要銀行だ。
ビエンチャン国際空港到着ロビーにも両替所を設置している。
8月24日のレートもチェックしてみる。
1バーツ=605.53キープ
さらに下がった。
ちなみに、1円=131.66キープ
グーグルで検索すると、1バーツ=552.88キープとなっている。
でも、現地銀行での実勢レートとは大きく食い違う。
おそらく闇両替でのレートはもっと安いだろう。
なお、今年4月下旬のビエンチャン空港のPhongsavanh Bankの両替レートは、1バーツ=513.26キープだった。
また、今年6月下旬のパクセーの市中両替屋のレートは、1バーツ=560キープ。
順調にキープが下がり続けている。
現在は、1バーツが600キープを超える事態となった。
1バーツ=605キープ
1キープ=0.00165バーツ
わかりやすいように、1万キープがいくらになるのか換算。
1万キープ=16.5バーツ
昔からのラオスに旅行経験がある人なら、この数字に驚くはず。
これはひどいキープ安だ。
円安どころの騒ぎではない。
パンデミック前は、1万キープが40バーツ、いや店によっては50バーツで換算していた。
でも今は、1万キープが16.5バーツ。
ラオスのコンビニではBeer Laoの缶が1万キープで売っている。
缶ビールが16.5バーツで買えるということだ。65円くらい。
円安時代でもあっても、ラオスに行けば豪遊可能だ。
円とバーツとキープ
1円=131.66キープ
1万円を両替すれば、131万キープなる。もうなにがなんだかわからないが、しばらくは金持ち気分を味わうことができる。
円とバーツとキープの両替について考える。
キープ両替
1バーツ=605キープ
1円=131キープ
キープ両替においては、1バーツ=4.6円の計算が成り立つ。
タイ国内での両替所では、1バーツ=4.15円ほど。1万円=2,400バーツ。
つまり、円からキープへ直接両替するよりも、円からバーツに一度両替してからキープに再両替したほうがレートはよくなる。
1万円⇒1,310,000キープ
1万円⇒2,400バーツ⇒1,452,000キープ
円も安いが、キープはもっと安い。そしてバーツは強い。
特にラオス国内ではバーツが普通に流通していて、そのままバーツ払いもできる。
ラオス国内ではバーツが求められている。
ラオス旅行する際は、バーツを用意していきましょう。
あとは、状況に応じて、キープに両替してから支払いに使うにすればいい。
キープの暴落は続く。
ただし、インフレにより、燃料代やビールなどのラオス製品は値上がりする可能性が高い。
実際、この1年あまりでラオスには3回訪問しているが、現地物価は確実に上昇している。ただしそれ以上にキープ安となっているので、以前より安く買い物ができている。
安いラオスを味わうなら今こそ狙い目。
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