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ウドンタニーホテル

ウドンタニーのアドゥンヤデート通り今昔物語、新築ホテルUDハウスに泊まってみた

投稿日:2023年5月19日 更新日:

ウドンタニーのAdulyadej Road(アドゥンヤデート通り)の名前を覚えているのは、旧来のウドンタニー好きであろう。
10年ほど前までは、この通りには多くの怪しい家やホテルがあった。ソイ2、ソイ4、ソイ7といったソイの中だ。
このあたりの安アパートに部屋を取って、修行をしていた日本人もいたという話である。事情はメーサイと似ているかもしれない。
が、それも昔の話。
今や健全な通りに変貌したアドゥンヤデートには新築ホテルが建っている。
昔を懐かしみつつ、新しいホテルに泊まってみた。

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ウドンタニーのアドゥンヤデート通り

外国人向けのホテルやバーが多く立ち並ぶソイサンパンタミットを抜けて、大通りを少し西へ向かう。
次の大きな変形十字路で右折すると、アドゥンヤデート通りに入る。

ぼろぼろの標識に時代を感じる。

英語表記にはぶれがある。
Adulyadejとする事が多いが、現地のソイ標識では、Adulyadetとなっているものもある。

初めてウドンタニーに来たのは2012年で、この頃はアドゥンヤデート通りといえば怪しいアングラな街というイメージだった。
いや実際には、普通のローカルな住宅街エリアといった雰囲気で、一部のソイの中に民家やホテルに偽装した店が潜んでいるという感じだろうか。
かつてのウドン好きであれば通称イエローハウスといった家をよく覚えているはずだ。
おそらくは2014年の軍事クーデターの影響で、その後どんどんと潰されていったと思う。
今では単なる住宅街である。

いろいろ歩いて回ってみた。

ソイ2へ。

もう何もない。

なにやら面影らしきものがないわけではないが、実際には何もやっていない。

潰れた建物多し。

ここはホテルとして営業しているかも。

ソイ7入り口

懐かしい。

奥に入っても何もない。

アドゥンヤデート通り沿いには、おしゃれなカフェができた。

ジャングルのようなカフェアマゾンもできた。

もともとローカルエリアだったが、少々洗練されてきたような雰囲気だ。
そんな中に、小綺麗なホテルができている。

UD ハウス (UD House)

完成時期は2018年後半のようだ。
パンデミックの3年間があるため、実質的に本格稼働している期間はもっと短いと思う。
実際に宿泊したのは、2022年6月のことだ。
まだエンデミックは迎えておらず、ホテルはがらがらだった。

立地は、アドゥンヤデート通りの西側沿い。
向かい側は、ソイ2とソイ4の間。
少し北にはソイ7入り口がある。
昔を知る人にとっては最高の立地なのだが、今となってはちょっと不便かもしれない。
ソイサンパンタミットまでは徒歩5,6分。バスターミナルまでは15分くらいかかる。

長期滞在者向けのアパートのような作りになっている。

手前側にレセプション。

宿泊棟は奥にあって、入り口はオートロック仕様。カードキーで解錠して中に入る。

エレベーターあり。建物は5階建て。

3階の部屋へ。
廊下はぴかぴかだ。

デラックスキングサイズ

部屋はデラックスキングサイズというグレード。
たいそうな名称だが、たぶん一番普通の部屋のはず。

アゴダで前日予約して、1泊470バーツだった。
ウォークインでは550バーツとの表示あり。

部屋は広くて清潔だ。アゴダ情報では広さは27㎡。

ベッドは広くて寝心地良好。サイドテーブルとコンセントもある。

壁掛け液晶テレビに、荷物置き、冷蔵庫。無料の水が2本。

化粧台兼作業机にタンス。

セーフティボックスは無し。

広くて清潔で快適な部屋だ。
できればもうちょっといい作業用の椅子がほしいくらい。

狭いながらもバルコニー付きだ。ウドンタニーのホテルはほとんどがバルコニー付きで嬉しい。
喫煙はバルコニーで。洗濯物もよく乾く。

浴室

浴室は綺麗なものの、よくあるシャワーとトレイ一体型だ。
このあたりはいかにもタイのアパートって感じがする。

シャワーの水圧と温度は問題なし。

シャワーブースとトレイの間にはわずかに段差を設けてある。
シャワーのほか、洗濯や掃除のための蛇口がある。トイレ脇にはバケツも用意。

アメニティは固形石鹸のみ。
あとは自分で揃える必要がある。これもアパートっぽい。

館内施設は特に何もない。プールもジムもレストランもない。
ホテルはホテルだが、かなりアパートに近い。
長期滞在すると、それなりに快適に過ごせそうだ。

地図と周辺施設

地図

近所にセブンイレブンがある。
ローカル屋台も出るし、食堂も多い。

このあたりまで来ると、英語は通じにくいと思う。

ソイサンパンタミットまでは余裕で歩けるものの、夜の帰り道はちょっと遠く感じる。
セントラルプラザへは、裏側の駐車場入口から入っていくと近い。

タワンデーンなどローカル向けのパブは近所にいくつかある。

10年前までのように外国人沈没者はほぼいなくなったと思う。
ぼろい安アパートに沈没して修行する意味はない。
もともとローカルエリアだったが、今やオシャレな若者も集まるようなエリアに変わりつつある。

宿泊料金と予約先

2022年6月当時は、1泊470バーツだった。ウォークインが550バーツ。
2023年現在は、アゴダでおおよそ500バーツから600バーツのあいだ。ウォークイン価格は不明。
部屋の広さと清潔さを考えると、500バーツは利用価値高め。
ただ、立地が少々不便のため、便利さを求めるならソイサンパンタミット内か鉄道駅とバスターミナルの間のエリアにするのが無難。

UD ハウス (UD House)予約先

アゴダ

エクスペディア

ホテルズドットコム

タンブリ ホテル (Thanburi Hotel)

UDハウスの斜め向かい側には、別の新しいホテルも建っている。

タンブリングホテルという名称だ。
2017年にオープンしたようだ。
UDハウスと違い、レストランやフィットネスジムも付いている。
1泊700バーツ前後だ。

予約先
アゴダ

まとめ

時代は変わるもの。昔のままのタイの姿がなくなっていく。
ウドンタニーのアドゥンヤデート通りには、かつてのようなどろどろした夜の雰囲気はなくなった。
もはや修行目的の不良外国人が沈没する場所ではない。
ローカルかつ少しオシャレなエリアとなった。
綺麗な新築ホテルも登場してきており、健全旅行者が普通に滞在できる。

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