ウドンタニーのホテル予約サイトを眺めていると、見知らぬホテル名を見つけた。
ザ ワン レジデンス (The One Residence)というホテル。
中心部にありながら聞いたことがない。
どうやらサービスアパートメントのようで、ホテルとしての貸出も始めたらしい。
さっそく泊まってみた。
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目次
ザ ワン レジデンス (The One Residence)
The One Residenceのカタカタ表記は、ホテル予約サイトによって異なる。
ザワンでも、ジワンでもどっちでもいい。
場所は、ウドンタニーの中心部であるセントラルプラザからほど近い場所。徒歩2、3分。立地はいい。
ウドンタニー空港から乗り合いバンでやってきたが、ドライバーにはちゃんとホテル名が通じた。
現地タイ人は「ザワン」と呼んでいたが、実際にはタイ人なまりで「ダワン」みたいにも聞こえる。まあなんでもいい。
たまたまだろうけど、乗り合いバンは一番最初に降ろしてもらえた。ラッキー。
ホテル外観
ホテル名が高いところにしか書いてないので最初は見落としそうになった。
隣のガソリンスタンドが目印。
また、ウドン名物のあひるちゃんも目印。ちゃんとホテル名が書いてある。
手前がレセプション。奥が宿泊棟。
ホテル予約サイトを通じて予約してあり、クレジットカードで料金は払い済み。
パスポートを提示して、書類にサインするだけでチェックイン完了。
あとはデポジットが200バーツ。
領収書はなかったが、チェックアウト時にはきちんと戻ってきた。
なお、朝一番でビエンチャンへ向かいたかったため、早朝6時台にチェックアウトしたがまったく問題なかった。(この手のサービスアパートメントでは深夜と早朝は無人となるケースあり。)
部屋の鍵とオートローク解除用のキーカードを渡されて、自力で部屋へ。
客室へは、横のエントランスから中に入る。ここでカードをかざして解錠する。
エレベーターなし。階段のみ。
廊下
ほぼホテルと変わらないような作りだ。
ドアは木製、錠前は普通のシリンダータイプ。
部屋内の電気はキーカードを挿すと通電可能となる。
スーペリアダブルルーム
予約したのはスーペリアダブルルームというグレード。
現地での呼び名は、単なるシングルベッドルームと呼ぶようだ。
シングルベッドとの名称だが、実際には大きなダブルベッドが1台ある、宿泊人数は二人で可能だ。
ドアを開けたところ
てっきり新築のサービスアパートメントだと思っていたが、築5年くらいは経っていそうなヘタリ具合。
が、決して古くはないし、汚くもない。
部分的に痛みが出始めているかなあといった程度。
きちんとメンテナンスはされている。
ほどほどに綺麗だ。
広さは充分あり。
アパートとして考えれば、むしろ広すぎるくらい。
ダブルベッドの両脇にサイドテーブル。コンセントもある。ベッドのマットレスは少しかため。
ベッド脇に窓もある。
採光はしっかり。
テーブルと椅子。
椅子は背もたれがなくて、長時間座るには適さない。
テーブルの上には電子ケトルと水とインスタントコーヒー類。全部無料。
ティッシュもあるし、さらにアメニティの石鹸とシャンプーがここに置いてある。
冷蔵庫の中には無料の水が一本。あとは空っぽ。
上には、トイレットペーパーとテレビのリモコン、それに内線電話機も設置。
クローゼットは大きい。ちゃんと照明も付いている。
が、セーフティボックスはない。
ウドンの小さなホテルやサービスアパートメントではあまりセーフティボックスを見かけない。
バルコニー
狭いながらもバルコニー付き。
灰皿が設置してあり、喫煙可能。室内は禁煙だ。
この部屋は隣のガソリンスタンドに面している。
窓のすぐ下がセブンイレブンになっている。
夜の騒音は特になかった。改造マフラーのバイクの音がたまに聞こえるくらい。こんなもの、日本で住んでいても同じこと。
浴室
タイでは一般的な一体型。普通に綺麗に保たれている。
簡易シャワーカーテンが取り付けてあり、シャワーブースに微妙な段差があるが、それでもシャワーを浴びると、トイレの床が濡れてしまう。
シャワーの水圧と温度は問題なし。
ややノズルがばかになっているが、まあ、タイのホテルではありがち。
Wi-Fi無料
部屋の壁にパスワードらしきものが書いてあり、打ち込んでみたら接続できた。
速度をはかってみると、4.5Mbpsとさほど早くはないが、特に遅すぎることもない。
ジョイナーフィー無料
フロントを通らずに直接部屋へ向かうため、当然のようにIDカードのチェックもなければ、JFもかかりようがない。
そもそもウドンのホテルでジョイナーフィーなんて聞いたこともない。
すべて自己責任の世界。
なお、館内設備は何もない。
隣がコンビニなんで必要なものはすぐに手に入る。
地図と周辺施設
地図
セントラルプラザまでは徒歩2,3分。近い。
バスターミナルまでも徒歩5分以内。これまた近い。
ナイトマーケットやUDタウン、鉄道駅へも歩いていける。
立地的には便利。
周囲にローカルな食堂もあるし、セブンイレブンはすぐとなりにある。
日常生活に不便なし。
また、翌日にビエンチャンへ移動しようと計画しているなら、すごく便利な立地だ。
ただ、ウドン随一のバービア群であるDAY&NIGHTまで行くにはちょっと遠く感じた。
大した距離ではないが、少ししんどいかなあと。
バービア目当てにウドンに宿泊するなら、ソイサンパンタミット内やナイトマーケット近くのホテルがベターだと思う。
宿泊料金と予約先
今回はホテルズドットコムで予約した。税抜きで1,778円。
税込みで、2,093円だった。
アゴダでは、バーツ建てで600バーツ。
ただし、クレジットカードでの先払いではなく、現地で直接払う必要あり。
ホテルズドットコムでは事前のクレジットカード決済が可能だ。
ウォークインでの価格表
1泊600バーツとアゴダ価格と変わらず。
ツインルームは650バーツ。
どうせ泊まるつもりなら、予約していったほうが確実。
直接払いにするにしても、アゴダを通すとリワードがもらえる分だけお得になる。
まとめ
部屋は広いと思う。ほどほどに綺麗だ。
立地条件もいい。
普通に考えたら、1泊600バーツはそんなに高いわけでもない。
が、なんだかちょっと物足りなさも感じる。
同じようなサービスアパートメント型ホテルとしては、UDレジデンスがある。
関連記事:ウドンタニーの格安ホテル、UDレジデンス (UD Residence)宿泊レポート
部屋は似たようなもので、ワンレジデンスのほうが少しだけ広いかも。
立地条件はUDレジデンスのほうがいい。また、UDレジデンスはエレベーター付き。
宿泊料金が変わらないなら、UDレジデンスのほうがいいと思う。
なお、ウドンタニーでは新築ホテルの開業ラッシュが続く。
関連記事:【ウドンタニー新築ホテル】オールドインとV1ルーム宿泊レポート
中心部にある新しいホテルは料金高めの設定。
ウドンタニーでホテルを探す場合、こういったサービスアパートメント型ホテルも視野に入れておくと、安く泊まれることが多い。
直前予約だと高くなりがちなんで事前に料金比較しておくこと。
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