昨晩10月31日はハロウィーン。
パタヤでもハロウィーンは派手にお祝いするのが常だ。
でもこの2年はパンデミックによりまともなイベントは行われなかった。
3年ぶりとなる規制なしのハロウィーンだ。
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パタヤのハロウィーン
ソウルの梨泰院での事故を受けて、パタヤ市ではパタヤのハロウィーン・パーティの対策を整えると発表していた。
施設運営者は、混雑を回避し、非常口と消化器を常に確保すること。
ウォーキングストリートでは、消防車両と救急車などを配置し、緊急事態に対応する。
で、迎えたハロウィーン当日の夜。
パタヤのあちこちで仮装して練り歩く人たちを見かけた。特に欧米人とタイ人が多い。
日本の渋谷のように単なる仮装行列の集団お祭りではなく、おばけメイクをした人が2,3人で歩いて回るといった楽しげな雰囲気。
タイ人女性のマントを羽織った魔女メイクが目立っていた。
ハロウィーンとは無関係のコスプレをしてる外国人もちらほら見かけたが、おそらく東アジア人ばかり。たぶん、日本人か韓国人。でも意外と人気があって、写真撮影を請われていた。
LKメトロ
バーではハロウィーンイベントを開催。
各店舗で趣向を凝らした飾りつけ。
人通りは多くて、LKメトロはかなり盛り上がっている。
客のほとんどはファラン。
ビラボンは客でいっぱい。パンデミック前の勢いをすっかり取り戻した。
バーで働く女性たちはこぞっておばけメイクだ。
呼び込みもおばけ。
ちなみに、中に入ると、ステージを踊るダンサーもメイクしていることが多い。
ただでさえお化け屋敷と揶揄されるようなダンサーラインナップの店は、リアルにお化け屋敷となる。
まあ、それはそれで一興。
ハロウィーンの夜くらいは楽しまないとね。
パタヤビーチ
ビーチロードは静かなもの。
ウォーキングストリート手前は渋滞しがちだが、それ以外は交通量少なめ。
ビーチ上もおとなしい。
特にハロウィーンの雰囲気なし。
まったりした夜のビーチだ。
一般タイ人からすると、ハロウィーンは特に関係ないということらしい。まあほとんどが仏教徒だしね。日本でも騒いでいるのは一部のみ。同じことか。
ウォーキングストリート
セカンドロードからウォーキングストリートメインゲート入り口に向かう途中にあるBAMBOOバー。
全然気づいてなかったが、いつの間にか営業再開。
店内では生バンド演奏あり。
ファラン客でかなりのにぎわいだ。
ちなみに、ここはフリーランスのたまり場とも言われおり、ファラン向けの出会いの場にもなっているそうな。
ウォーキングストリート内へ。
たしかに人が多い。
月曜日だというのにこの人通りにはちょっとびっくりした。
タイ完全開国と規制解除、それにハロウィーンで人が集まった。
とはいえ、梨泰院や渋谷に比べればかわいいもの。
普通に歩くことができる。
まあちょっと混んでいるかなという程度だ。
パンデミック前のウォーキングストリートの日常よりも人は少ないかもしれない。
ハロウィーン仮装した人たちが楽しげに歩いているだけ。
いたって平和なパタヤのハロウィーンである。
パタヤ市から発表があったように、緊急車両が常駐していた。
警察やツーリストポリスも多い。
安全には最大限配慮。
各バーでハロウィーンの飾り付け。
ウォーキングストリートの新バービア群のFrog's Landはすっかりハロウィーン仕様だった。
ゴーストライダーということで、大型アメリカンバイクが展示してあった。
ここは写真撮影もスポットに。
それにしても、ウォーキングストリートにネオンサインが戻ってきたなあ。
まだ営業再開していない店も残っているものの、ウォーキングストリートはかつての勢いを取り戻しつつある。
2年ほどゴーストタウンと化したウォーキングストリートを見続けた身としては、なんとも感慨深い。
やはり、ウォーキングストリートはゴーストタウンではなく、ハロウィーンのようなゴーストメイクでハッピーになるべき通りだ。
パタヤ市や地元メディアの報道によれば、パタヤのハロウィーンは特に大きなトラブルもなく無事に終了。
LKメトロやウォーキングストリートなどはハロウィーン仕様だったけれど、あとは平常運転のパタヤだった。
現在のパタヤの最大勢力であるインド人は、ハロウィーンには関与しないのかもしれない。主にファランとファラン向けに商売しているタイ人を中心に盛り上がる程度だ。
中国人団体客は絶無。
なんというか10年ちょっと前のパタヤの雰囲気に近いかもしれない。
雨季が終わり、ハイシーズンを迎えて、外国人観光客が増えていくだろう。
今はまだ観光客がそこまで多くはない。
ひょっとして、現在のパタヤはここ10年でもっとも快適かもしれない。
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