関空からタイへ飛ぶことにした。
関空から国際線に搭乗するのは、2022年7月以来のこと。
2階の食堂街がリノベーションのため、すべて閉鎖されていた。
前回：寂しい関空、エアロプラザのなか卯とラウンジNODOKA
9月末の日本帰国時は福岡空港を利用したため、関空に来るのは約3ヶ月ぶりだ。
リノベーション工事が進み、一般エリア内で営業再開する店が増えてきた。
制限エリア内でもコンビニが営業再開。
ちょっとずつだが、関空に活気が戻ってきた。
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関西国際空港
リムジンバスで関空へ向かったところ、乗車率は100％近かった。
バスの本数が減らされていることもあるだろうけど、関空利用者が増えつつあるのも確か。乗客の半分くらいは外国人だった。ベトナム人が多かったように思う。
関空に到着したのが、午前7時半。
出発フロアに人影はまばら。
国際線出発予定はこんな感じ。
この時間帯は、エアアジアのバンコク行き、ベトジェットエアのハノイ・ホーチミン行きの搭乗手続きをする人がちらほらいる程度だろうか。
全体的に暗いまま。
関空の国際線復活にはまだまだ時間がかかりそう。
到着口
1階の到着口を見下ろす。
日本は開国したばかり。
開国初日はテレビが関空到着口で取材していて、けっこう盛り上がっていた様子だった。
この時間帯は到着便が少ないようで、それほど人は多くない。
それでも以前に比べると、かなりましな状況だ。
数ヶ月までは本当に誰もいなかったんで。
国内線フロアとTasty Street
関空第1ターミナルは大規模なリノベーション工事が進行中だ。
3階レストラン・ショップフロアは、リニューアル工事のため全面閉鎖中。
2階の国内線フロアには、かつて、すき家などの食堂街があったが、閉鎖となっていた。
が、リニューアル工事を終えて、食堂街が復活しているではないか。
その名も、Tasty Street。
すごく開放的で綺麗になった。
イメージ激変だ。
10月1日にオープンしたばかりだという。
各店でオーダーと支払いをして、席は自由。
水も自分で汲む。
店舗は少なめ。
カレーハウス サンマルコ
自家製麺 杵屋麦丸
たこ焼割烹 たこ昌
まいどおおきに食堂 関空食堂
どうとんぼり神座
いずれも営業時間は午前7時から午後10時まで。
残念ながら、すき家はテナント入りせず。
関空食堂でいただくことに。
日本最後の食事につき、なるべく和風なものをチョイス。
卵焼き、きんぴらごぼう、アジフライ、ご飯、味噌汁。
ちょっと欲張ったかも。会計は800円超え。
KIX-ITMカード提示で5％割引が受けられ、700円台でおさまった。
まだまだ店は少ないが、とりあえず第1ターミナル内で食事ができるようになった。
前回はエアロプラザでかろうじて営業していたなか卯を利用した。
Tasty Streetの開始で、わざわざ橋を渡ってエアロプラザまで行く必要がなくなった。
まあ、価格的にはなか卯のほうがお得だけど。
2階では、他にもマクドナルド、ローソンが営業。
さらに、以前は本屋があった場所にココカラファインが営業を開始。
関空内から本屋がなくなってしまった。
なお、国内線の出発口と到着口は10月26日より変更になるとのこと。
10月26日に新国内線フロアが全面オープンする。
制限エリアでの店舗再開
出国手続きを終えて、制限エリア内へ。
免税店は営業している。
北ウィングの免税店はクローズのままなので、買い物はシャトルに乗る前にどうぞ。
シャトルは先端駅行きのみ運行。
以前とは違って、中間駅行きのレールを使っていた。
北ウィングでは、営業再開店舗がわずかに増えた。
・ESPRESSO BAKERY
・AAS HOBBY SHOP
・ファミリーマート
ついにファミマが営業再開した。
営業時間は9時から18時。
タイに持ち込み可能な1リットル以内の焼酎なんかも売っている。
思わず、黒霧島を買ってしまった。
タイで買うと高いんだよねえ。
ラウンジは1店舗のみ
カードメンバーズラウンジ六甲アネックスのみが営業。
場所は中間駅真下にある。
先端駅からけっこう歩く。
他のカードラウンジはまだ営業再開しておらず、おかげで人が集まってきて、座る場所が少ない。
クレジットカード会社次第だが、基本的にゴールドカード以上であれば誰でも無料利用可能。
ソフトドリンク飲み放題、ビールは有料。
お菓子も食べ放題。
ちなみに、航空会社のラウンジはすべてクローズのまま。
ビジネスクラスの航空券買ってもラウンジが使えないとは。
もちろん、プライオリティパスを持っていても、使えるラウンジはない。
ラウンジが続々再開しているスワンナプーム空港とは大差がある。
日本が開国したので、これからの復活に期待しよう。
そういえば、制限エリア内に喫煙所が1箇所だけやっていた。
前回の関空利用時には喫煙所がないと思っていたが、実は1箇所あり。
中間駅のそばの14番ゲート近くで、アネックス六甲からも近い。
アネックス六甲は出入りできるので、喫煙派はラウンジと喫煙所を行き来することもできる。
まとめ
徐々にではあるが関空に人と店が増えてきた。
一般エリア内で食事できるようになったし、制限エリア内にコンビニが復活した。
いや、そんなの当たり前だろと思うが、ちょっと前までの関空ではそんな当たり前のことすら閉ざされていた。
10月11日に日本が観光開国し、外国人観光客が増え、日本人もさらに海外に行くようになり、航空各社が増便していけば、関空は活気を取り戻していくだろう。でも正直なところ、まだまだ道のりは険しいように感じた。
それでも前進している。
関空発バンコク行きのエアアジア便搭乗レポートは次回の記事で。
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