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2015年12月~2016年パタヤ沈没日記

カラオケ嬢と再会。ブンブンしながら長期契約完了。1ヶ月のお手当はいくらか?

投稿日:

パタヤ初日の午後。
軽く仮眠するつもりが、すぐに深い眠りについてしまった。
2時間ほど眠っただろうか、枕元に置いたスマフォがけたたまく鳴った。
カラオケ嬢からの着信である。

「ユーナイ(どこにいるの?)」

「ユーホーン(部屋にいるよ)」

「ホーンティーナイ(どこの部屋?)」

「ロングレーム パタヤー(パタヤのホテルだよ)」

「オー トゥンレオロー(もう着いたの?)」

いや、だから前からずっと言ってただろうに、今日の昼過ぎにはパタヤに着くって。

心身とも調子は今ひとつ上がらないが、カラオケ嬢のアパートへ迎えに行くことにした。

T.Tカレンシーで両替をすませておく。
1万円=2950バーツ

TTカレンシー両替201512

うーん、まずまずか。

カラオケ嬢と再会

で、彼女のアパートへ到着。
カラオケ嬢は、アパート下の食堂に座っていた。

感動の再会で飛び上がって抱きついてくるかと思いきや、ソムタムをつまみにビールを飲みながら、「オー」と声を上げるだけのカラオケ嬢なのであった。
もうちょっと風情というものがないのかね。いや、ウソでも演技でもいいからさ。

再会の余韻もなく、さっそくコンファーク(お土産)の督促。
いや、ないよ。
面倒だから、結局、何も買わなかったのだ。

「ふーん、じゃあ、お金ちょうだい」
これまた、風情もへったくりもない催促である。

まあ、お金を渡すことはあらかじめ約束していた。

・アパートの部屋代
・借金

この二つである。

もろもろをトータルすると、5500バーツだった。どんだけ借金してんだよ、まったく。
わたしがアパートのオーナーと借金相手に直接現金を渡した。
これにて、カラオケ嬢の借金はチャラとなったようだ。
「コップンカー」とこの時だけは、妙にしおらしいカラオケ嬢であった。

やはり、最強のお土産は現金である。
彼女もすっかり気を許して、べたべたしてきた。
まったくゲンキンなものだ。

そのままアパートの住人たちと宴会が始まる。
ヤードーン(タイの薬膳酒)を一瓶購入。
つまみは、ソムタムや、葉っぱにくるまれた謎の肉とか。

ソムタムとバナナ葉っぱ包み

わたしはガイトート(鶏肉の唐揚げ)とカオニャオを夕食にした。

ガイトートとカオニャオ

ヤードーンが次から次へとまわされてくる。
ショットグラスに入れて、ストレートで一気に飲む。
うへえ、強烈だ。

「これで今夜はパワーがつくよ。うふふ」とアパート住人のお姉さんが不敵な笑みを浮かべている。

たしかに、体の奥が熱くなっているのがわかる。
少々悪かった体調もかなり回復。

ふふふ、今晩が楽しみだ。
いや、本心では、今すぐにでもカラオケ嬢を部屋に連れて帰ってブンブンしたかった。
が、カラオケ嬢はまだまだ宴会を続けたい様子。
しょうがないなあ。

まだ時間がかかりそうなので、少しだけ時間をもらって、なじみのバービアへ挨拶に行くことにした。

バービアのメンツと再会。
カラオケ嬢よりもよほど熱烈な歓迎ぶりだった。
バービア嬢が次々に抱きついてくる。まあ、おばちゃんばっかりだけど。

ハイシーズンだけあって、客入りも上々。なかなか賑わっている。
クリスマスの飾り付けもしてあって、雰囲気はいい。
24日と31日はパーティを開くから、必ず来てねと言われる。

「アップトゥプーサオ(女次第だよ)」と英語とイサーン語混じりで返事しておく。

up to ○○=○○次第、○○まかせ
プーサオ=イサーン語で女のこと。サオだけでも通じる。

わたしに行動の自由はあまりない。カラオケ嬢次第だ。

1時間ほど楽しく談笑してから、わたしの行動を縛るプーサオの元に戻る。
カラオケ嬢はちょうど着替え終わったところで、部屋へ連れて帰ることにする。
宴会の支払いは250バーツだった。ヤードンが120バーツらしいんで、ローカルスタイルの宴会は安上がりでけっこうだ。

ブンブンしながら交渉

部屋へ帰るなり、さっそくシャワー。
もう待てない。
ひさしぶりのブンブンである。

やっぱり気持ちいいねえ。

気分が高まる。
腰を振りながら、カラオケ嬢へダメ押しをしておく。

「ハイメー ドゥアンラ タオライ(お母さんへの送金は月いくら?)」

ハイ=あげる
メー=母
ドゥアンラ=一月あたり
タオライ=いくら

返事は、「シーパン(4000)」

4000バーツなら、さっき払った借金の5500バーツと合わせると、9500バーツとなる。
よし、ぎりぎり予算内だ。
カラオケ嬢への一ヶ月のお手当は1万バーツと決めていた。
ちょうどいい額だ。

その4000バーツもわたしが受け持つことをカラオケ嬢に伝える。もちろん腰を振りながらである。
大喜びで抱きついているカラオケ嬢。
さらに、自分から上に乗ってきて、がんがん腰を振っている。これまで受け身だったのがウソのような積極さ。
なんという効果か。
家族をとにかく大事にするイサーン人である。実家への送金を肩代わりする約束はとてつもない効果を発揮する。

「トゥックワン ノーンドゥワイ トゥックワン ブンブンナ(毎日いっしょに寝て、毎日ブンブンね)」と腰を突き上げながら、念を押す。

「わかった。1日ブンブン3回ね」とカラオケ嬢が冗談半分で返したきた。

いや、さすがに3回は無理っす。1回でいいです。

大満足でフィニッシュ。
いやあ、気持よかった。

 

というわけで、今日一日であっさりと1万バーツの出費となってしまった。
とほほ。

しかし、カラオケ嬢への現金支給はこれでおしまい。
一ヶ月で1万バーツ。

バービア嬢にせよゴーゴー嬢にせよ、一ヶ月囲うには、概ね2万バーツから3万バーツが必要。
人気のゴーゴー嬢やコヨーテ嬢なら、もちろんそれ以上で、詳しくはわからないが5万バーツから10万バーツほどだろうか。

関連記事:バービア嬢、ゴーゴー嬢を囲うには一ヶ月いくら必要か?超ロングペイバー。

1万バーツなら、かなり安いほうだろう。
バカラならロング2回分にしかならない。

1万バーツときくと、大きな額面に思えてくるが、1日あたりに直すと330バーツ。しかもバーファインなし。
ロング代がたったの330バーツなのである。
これで毎日ブンブンオッケー。

完全に仕事をやめさせて、囲うわけではない。彼女には本来の仕事であるカラオケ店勤務は続けてもらう。
借金の肩代わりと一緒にいる間の生活の面倒はみるけど、遊びに行きたかったり贅沢品がほしいなら、自分で働いたカネで買うべし。
「ちゃんと働いて、その分は貯金するんだよ」とカラオケ嬢に伝えると、「わかってるよ」との返事。
ほんとかなあ。

わたしはタイの夜遊びでそれなりの経験は積んできたつもりだけど、今回のように一括前払いにしたのは初めてのことだ。囲った経験もないし、一週間以上の長期契約もしたことがないし、日本からまとまった額を送金したこともない。
今回の場合、早々に喧嘩別れしたら、ほとんど無駄金になってしまう。
ちょっとした実験みたいなものだと割り切っている。
本当にカラオケ嬢は一ヶ月毎日泊まりに来てブンブンするのか。途中で愛想を尽かしていなくなるのか、はたまたカネだけ持ち逃げしてしまうのか。
そもそも、わたしが飽きてしまう可能性だってある。

さてさてどうなることやら。
おもしろくなってきた。

清濁併せて楽しむ気持ちがあれば、パタヤは最高に楽しい。

深夜、抱き合って眠る。
これにてパタヤ初日は終了。

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