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パタヤ近況

パタヤの新規感染者オミクロン株増加中、カウントダウン後はどうなるのか

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12月30日の発表では、昨日までのタイ国内オミクロン株感染は934例となった。昨日は194の増加だった。
このうち、194例のうち88例は海外からの到着した旅行者で、残りは市中感染となる。
オミクロン株感染はタイ全国に拡大しており、チョンブリ県パタヤでも多くの感染が報告されるようになった。

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タイ到着者の感染者

12月30日発表のタイ全国の新規感染者は3,037人。
うち、海外からの到着者は112人となっている。

これは、12月1日から29日までのタイ空路入国者のグラフ。

隔離免除措置のTest&Goで入国したのは、12月の合計が227,604人。

さらに、同期間のタイ入国者から検出された感染者統計グラフ。

赤線がTest&Go利用者で、右肩上がりに上昇しているのがわかる。

11月のTest&Go入国者の陽性率は0.08%に対して、12月は0.32%と4倍に跳ね上がった。
入国者が増えれば陽性者も増えるのは当然だが、あわせて割合も上昇しており、新規入国の感染者が増加する一方となっている。

海外からの到着者の新規感染112人の出発国リストが発表されている。

1位はイギリスで合計18人。Test&Goでは、タイ人4人、外国人12人となっている。
以下、2位がフランス14人、3位がアメリカ10人、4位がスイス7人、5位がドイツ6人となっている。
単純に旅行者が多い順になっているとも言えるが、合わせて感染者数が多い国とも合致している。
日本はリストに入っていない。

パタヤのオミクロン株感染者

本日発表のチョンブリ県の新規感染者は304人。
300人台となったのは、先月5日以来のことだ。
うちバンラムン(パタヤ)が164人となっており、ここ数日のパタヤは大きく増加傾向にある。

ムアン地区やシラチャーでは工場クラスターの感染が多いが、パタヤについては詳細な感染経路は不明。
パーティ参加者による感染が増えているようだが。

昨日チョンブリに到着した新規外国人旅行者は894人。
うちTest&Go利用者が669人。このうち3人から感染が確認された。
累計では、Test&Go利用者が22,300人で、うち85人が1回目の検査で陽性となった。6人は、2回目の検査で陽性に。

チョンブリ保健局があらためて県内のオミクロン株感染者数を発表した。

12月30日午前11時時点でのオミクロン株感染事例は28。
・Test&Go入国で20人からオミクロン株感染確認。うち、バンラムン(パタヤ)19人、シラチャー1人。
・市中感染はバンラムン(パタヤ)で8人。12月29日だけでオミクロン株6例が発見された。

チョンブリ県内のオミクロン株感染は28例中27例がパタヤということになる。
圧倒的にパタヤに集中している。

予断は禁物だが、欧米からの旅行者が持ち込んだものと見てよさそうだ。
パタヤの欧米人旅行者の多くは、ノーマスクで街中をうろうろしている。
特に夜のソイブッカオ、ツリータウン周辺で飲み歩く欧米人のマスク着用率はかぎりなく低い。
飲んでいる人のマスク着用ゼロはどこでも同じだが、ツリータウン近辺では歩いている人ですら10人中1人か2人程度。
タイ人と一緒に歩いている場合、タイ人はマスクをきちんと着用していても、欧米人はノーマスクで歩く。
ツリータウンはとてつもない密状態だが、みなノーマスクで大声で騒いでいる。
バーやレストランを見ていても、入店時に率先してアルコール手指消毒をする人も少ない。
ツリータウン近辺の欧米人旅行者の感染対策はとてつもなくゆるい。

とはいえ、これはローカルパブなどでも同様。
多くのタイ人が密状態で集まり、ノーマスクで酒を飲み、騒いでいる。
ただ、店を離れる際は、ほとんどの人がちゃんとマスクを着ける。

店内飲酒禁止はあるか?

コンケーンでは1月1日から1月7日までレストラン店内でのアルコール提供が禁止されることになった。

これはオミクロン株感染拡大を受けてのものだ。
ベルギーから帰国したカラシン在住者を起点とするクラスター感染がイサーン各地へ広がっている。
パブとレストランでクラスターが起きたことが原因とされ、この影響でコンケーンはレストラン店内飲酒の一時禁止を発表した。
ただ、すぐには禁止にせず、カウントダウン明けから禁止となる。

現時点ではパタヤの店内飲酒が禁止とする発表はなされていない。
バーはレストランという体裁で営業が許されている状態だ。
パタヤのバー関係者は、年明けのレストラン店内飲酒禁止命令を警戒している。
ロックダウンまではしなくても、店内飲酒禁止は十分ありうると見ているようだ。
むろん真っ先に標的にされるのは、レストランという体裁ながらも営業再開できているバービアとなる。
レストラン店内飲酒が禁止となれば、バービアも即閉鎖となるだろう。
元々レストランとしてずっと営業していたような店は酒無しで営業継続できるが、バービアは無理。パブも無理。

現在パタヤではカウントダウンパタヤ2022を開催中。
12月31日には盛大に花火を打ち上げる。
そして、12月31日にかぎり、午前1時までの店内飲酒あり営業が許可される。
カウントダウンが終わるまでは、チョンブリ・パタヤの規制が強化されることはないと思う。
でも、年明けのパタヤがどうなるのか予想はまったくつかない。

また、1月4日にはタイ入国制限の見直しが実施される予定。
年明けのタイならびにパタヤでは大きな動きがあるかもしれない。

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