パタヤ千夜一夜

タイ・パタヤでの沈没日記とアジア夜遊び旅行記。パタヤグルメ情報、ホテル情報多数。

パタヤ近況

パタヤのバーに外国からの遠隔リンガベルが鳴り響く

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現在タイは実質的な鎖国状態にあり、外国人観光客の入国は禁じられている。
パタヤへも新規の外国人旅行者はやって来られない。
営業再開しているバーは多けれど、客は在住外国人のみで非常に少ない。
どこも経営には苦労している。
客が集まらないのだ。
そんな中、ネットでの収益化に活路を見出しているバーもある。
遠隔飲み会、遠隔リンガベル作戦である。

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YouTubeで生配信

YouTubeで生配信をしているバービアも目立つようになってきた。
ゴーゴーは無理でもバービアなら生配信ができる。

バービアの片隅にカメラを設置。
最初はスマホを無造作に置いたり、バービアのママさんあたりが適当に手持ちカメラで撮影するだけだったものが、きちんとしたビデオカメラを固定設置し、さらに撮影用の照明も設営するようになった。
本格的な中継基地化してきた。

カメラ前で、バービア嬢たちが飲んだり喋ったり騒いだり踊ったりする様子を生配信する。
リスナーは無料で視聴可能。チャット機能で文字での会話もできる。

日本人に有名なバーでもYouTube生配信をしている。
また、営業再開できていないゴーゴーでもチャットサイトを運用していることもある。
バンコクの日本人カラオケ店あたりも同様。遠隔での接客を行っている。相手を指名することなんかもできるようだ。画面越しに乾杯というわけだ。

バーのYouTube配信でも、レディドリンク代やリンガベル代がきちんと説明欄に記入してあり、遠隔でドリンク進呈やリンガベルまでできるようになっている。
タイで作成したアカウントでは、スーパーチャットでの投げ銭機能は利用不可。別の寄付サイトにリンクを張り、そこから支払いできるシステムを構築しているバーもある。
むろん、バーのオーナーやママさんやバービア嬢に直接送金してリンガベルすることもできる。

リンガベル1

蛇足ながら解説しておくと、リンガベルとは、バーの天井にぶら下がったベルを鳴らすと、バーにいる全員にドリンクを進呈するシステムのこと。
ドリンクの数によるが、バービアではだいたい一回のリンガベルで1000バーツから1500バーツくらいだろうか。従業員の多いゴーゴーなんかでは定額制としているところもある。

もはやパタヤ現地の長期滞在外国人によるリンガベルなど、ほとんど望めない状況。
そんなに金を持ったパタヤ沈没者はわずかだ。
たまにオーナーの知り合いの裕福なファラン客が遊ぶに来てリンガベルすることがあるかないかくらい。

今のパタヤのバービアで鐘を鳴らすのは、外国にいてタイに遊びに来られない外国人がメインだ。

金曜日土曜日は特に配信が人気。
週末の休みの夜にパタヤが恋しい外国人たちが画面前に張り付いて、バービアの様子を見る。
そして、レディドリンクを進呈して、ついにはリンガベルもする。

どうせ日本人ばかりだろと鼻白む日本人もいるかもしれないが、実際には多くのファランが平気で遠隔リンガベルしている。
はっきりいって、ファランのほうが金払いは日本人よりもいいし、気前もいい。
パタヤのバービアの現場でもそうだが、ファランは気に入ったことに関しては進んで払うもの。
たとえ遠隔だろうが、喜ばせてくれるのならば、平気でリンガベルするのだ。

むろん日本人も遠隔リンガベルしている。
こんなことに人種も国籍もない。
洋の東西を問わず、パタヤのバーが好きなことに変わりはないのだから。

バービアでの遠隔リンガベル

YouTubeやチャットを使ったシステマティックなものだけでなく、個人的な遠隔リンガベルも多い。
実際に何度か遭遇している。

バービアのリアル客は少ない。
本当に少ない。
9月に入ってさらに減ってきたような気がする。
滞在期限が迫る沈没ファランたちがぼつぼつ帰国し始めているのかもしれない。

バービア嬢たちは暇を持て余している。
暇があれば、外国にいる顧客たちにビデオ通話だ。
自称か他称かはともかく、フェーンだとかボーイフレンドだとか呼んでいる。
そんな外国人彼氏にバービアの様子を生中継。

酒がなくて、みんな楽しくない
お願いティーラック、リンガベルしてほしいの
全部で1200バーツでいいそうよ
ねえ、いいでしょ

と、泣き笑い顔で外国人彼氏におねだり。
すると、画面の向こうの外国人が情にほだされて遠隔リンガベルを許可。
飛び跳ねるようにしてバービア嬢は鐘へ向けてひとっ飛び。
バービアに鐘の音が響き渡り、黄色い嬌声が巻き起こるのだ。

むろん、最終的な支払いはその外国人。その場ではバービア嬢が払い、あとで外国人が送金する。

なんて楽しいバービア遠隔リンガベル。

ちなみに、バービアの外国人客はわたしひとり。
リンガベルだけに、客であるわたしのもとにもビールがまわってくる。というか、ママさんが勝手にビールをあてがってくれる。

遠隔リンガベルを鳴らさせたバービア嬢のボーイフレンドはファランだそうな。
どこの国かは知らないけれど、ファランさんありがとう。
おかげでただ酒が飲める。

そんなリンガベルによる売上げアップに気をよくしたママさんがリンガベル。
バービア嬢たちにドリンクを振る舞う。
さらに、そのおこぼれで、わたしにもビールがまわってくる。
またもやただ酒だ。
自分でオーダーしたビールは1,2本なのに、平気で4,5本飲めてしまう。

 

そもそも、長期滞在の外国人だけでパタヤのナイトスポットを支えるのは不可能。
おそらく、今月26日にビザが切れる多くの沈没系ファランが帰国を余儀なくされるはずだ。
そうなると、パタヤのバービアには客がますますいなくなる。

しばらくは遠隔リンガベルが続くことになりそうだ。
でも、外国にいるパタヤ好きも、このままタイが鎖国を続けて、いつまでもタイに遊びに行くことができないとなったら、さすがに嫌気がさしてくるだろう。
近々リアルに会うことできるというのが大前提にあるはずで、その前提が崩れれば、モチベーションが維持できない。
そんなの関係ない、遠隔でも楽しければそれでいい。
そういった人は是非とも遠隔ドリンク進呈や遠隔リンガベルを継続していってほしい。
今のパタヤでバーが生き残っていくのは至難の業なのだから。
ついでに、わたしにもただ酒のおこぼれに預からせてほしい。

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