バンコク都は、オミクロン株感染拡大への懸念から、都内すべてのエリアでカウントダウンなど年末年始の祝賀行事を中止すると発表した。
中止対象となるのは都や区などが主催する公的な行事で、民間主催のイベントにも協力を求めるとしている。
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バンコク都の年末年始イベント中止
バンコク都副知事が発表した。
WHOが世界各国に向けて年末年始の祝賀イベントを控えるべきだとアドバイスしたことをうけて、バンコク都のイベントをキャンセルしたという。
年越しイベントや元日朝の宗教行事などを計画していたが中止にする。都内すべてのエリアでも同様にすべての行事を中止する。
ただし、すでに都によって承認されている民間主催によるカウントダウンイベントはまだ許可されたままになる。
都が禁止命令を出すことはないが、キャンセルするよう協力を求めると副知事。
このまま催行する場合は、保健省が定めたガイドラインに厳格に従う必要あるとしている。
また、参加者を減らすよう求めている。
バンコク市民に対しては、感染リスクが高いエリアや混雑した場所への立ち入りを控えるよう協力を要請した。
イベントに参加する場合は、完全なワクチン接種を受けた人のみで、入場前にはATK検査を実施するよう呼びかけている。
12月22日時点の統計では、タイで確認されたオミクロン株感染は27人。さらに97人が確認待ちとなっている。
参照:https://www.nationthailand.com/in-focus/40010344
まとめ
12月21日にプラユット首相ならびにCCSAがタイ入国措置の強化を決定した。
が、カウントダウンイベントについては、予定通り開催可能としていた。
バンコク都では独自にイベント中止を決定したことになる。
あくまで都主催の公的行事の中止であり、民間主催のカウントダウンイベントへの中止は命じていない。協力要請にとどまっている。
現時点では、民間主催のカウントダウンイベントの中止は発表されていないが、明日以降どのような動きが出るかはまだわからない。
いよいよ今年のカウントダウン開催が危ぶまれてきた。
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