タイ国内情勢

タイ首相:ロックダウンはしない、娯楽施設再開はさらに延期の可能性

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海外で広がるオミクロン株に対する懸念に関して、タイのプラユット首相が声明を発表した。
タイではまだオミクロン株は発見されていない。

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ロックダウンせず、娯楽施設再開延期

タイ政府は、全国的なロックダウンを実施しない。厳しい対策は必要ない。
到着した旅行者に対してはPCR検査を行い、検査結果が判明するまでは隔離する。
政府は、公共の安全と国の経済の両方を優先させねばならず、バランスを取るのは容易ではない。このような状況で、PCRからATKへの検査方法を変更する計画は延期した。

ただし、公衆衛生の見地に基づき、バーやパブやカラオケなどの娯楽施設の再開はさらなる延期をしなくてはいけないかもしれない。
一ヶ月様子を見て待ちたいと考えている。この問題では、医師たちや保健当局の話に耳を傾ける必要がある。
多くの人が集まって酒を飲むような屋内施設はリスクが高い。再開は保留されたままとなる。支援策はもうじき内閣に提案される。

タイではこれまでにオミクロン株はまだ検出されていない。
また、タイ政府は、アフリカ南部からの到着者を追跡している。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2225575/pm-no-national-lockdown-but-bars-probably-wont-reopen

 

プラユット首相の声明をまとめる。

・今のところロックダウンは考えていない
・12月16日実施予定だったATKへの検査方法の変更は延期する
・娯楽施設の再開はさらに延期する可能性がある
・アフリカ南部からの入国者については追跡調査している

PCRからATK検査変更計画の延期はすでに発表済み。これまでどおりのPCR検査方式を継続する。

娯楽施設については、もともとは12月1日再開を目処に進めていたが、首相を議長とするCCSA本会議にて来年1月15日まで閉鎖を継続すると発表された。再開は早くとも来年1月16日となる。
が、今回の首相の声明はこれをさらに延期すると受け取れる内容だ。一ヶ月様子を見るとのことだが、具体的な再開予定日は明かされていない。
もしも予定日からさらに一ヶ月延びることになれば、再開は2月16日となる。
娯楽施設が閉鎖されたのが今年の4月10日。現時点で8ヶ月も営業していない。さらに2ヶ月以上閉鎖が続く可能性も出てきた。

アフリカ南部8ヶ国からの入国者に対する追跡については、タイ政府がこのような発表をしている。

11月15日から27日の間にタイに入国した252人のタイ人および外国人は以下の要求に従うこと。
1.緊急にRT-PCR検査を受けること。政府病院で無料。結果はモーチャナアプリで報告すること。タイランドパスで登録したEメールアドレスをチェックし無料検査について情報を得ること。
2.感染予防措置に厳格に従うこと
もし規制に従わない場合は伝染病法に違反することになる。

タイ政府はすでに8ヶ国からの外国人の入国を禁止しているが、禁止措置を取る2週間前に入国し、まだタイに滞在中の人が252人いる。
アフリカ諸国は隔離免除入国の対象外だが、サンドボックスは利用可能で、入国者は255人。このうち3人は出国済み。

12月1日のCCSA発表では、252人中追跡できているのは11人。
その後の詳しい情報は不明だが、まだ全員の追跡は終えていないはずだ。

日本ではオミクロン株感染者の濃厚接触者への追跡が行われている。でも追跡や予防措置に協力しなくても、罰則は氏名公表程度のもの。
タイでは罰金ないし懲役あるいはその両方が科されることがある。

まとめ

今回のオミクロン株への対応を見てみると、入国制限を厳しくしたのは断然日本のほう。
タイではアフリカからの入国を制限したが、あとは厳しくしていない。ATK検査への変更は見送られたが、隔離免除措置は現状のまま継続だ。日本からは引き続き隔離無しでタイに入国できる。
日本は国内規制は特に変更無し。
タイでも国内規制は厳しくなっていない。これもむしろ緩和されている。
ただ娯楽施設の再開だけはまったく実現しそうにない。
たしかにプラユット首相の言うように、1ヶ月は様子を見る必要はあるかもしれない。
でもなにかあれば一気に国内規制も厳しくし、ロックダウンする可能性があるのがタイだ。
さて今年いっぱいでどうなるのか。
日本もタイもまだ先は見えない。

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